向山型国語教え方教室 2011年6月号
論理的思考の基礎づくり!向山型作文指導

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向山型国語教え方教室 2011年5・6月号論理的思考の基礎づくり!向山型作文指導

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ジャンル:
国語
刊行:
2011年4月19日
対象:
小・中
仕様:
B5判 96頁
状態:
絶版
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目次

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特集 論理的思考の基礎づくり!向山型作文指導
向山型作文指導はなぜ論理的思考につながるか
論理的思考を促す向山型作文指導の基本原理「1%の形式と99%の自由」
/谷 和樹
文を長く書く指導で論理的思考の基礎をつくる
文は短く、文章は長くに込められた思想
/杉山 裕之
レトリック指導で論理的思考の基礎をつくる
名詞止め指導で助詞の変化を学び、比喩の指導で対比的な思考法を獲得する
/齋藤 一子
書き出しの指導で論理的思考の基礎をつくる
作文と読書指導のリンク
/森川 敦子
文体指導で論理的思考の基礎をつくる
論理的思考は、教師の論理的な授業からでないと生まれない。モデルを示し、スモールステップでの指導が大切である。指導は、一体化してくる
/甲本 卓司
日記指導で論理的思考の基礎をつくる
やんちゃな子の日記が、続けることで激変してきた
/平松 孝治郎
私は教室の窓から外をながめていましたで論理的思考の基礎をつくる
文を作って遊ぶ
/手塚 美和
赤ペン指導で論理的思考の基礎をつくる
向山学級の子どもに作文を書かせるための赤ペン指導七つのポイント
/桑原 和彦
ことばにこだわる指導で論理的思考の基礎をつくる
「国語辞典を作る人になったつもりで」の学習を作文にさせる
/村野 聡
国語授業作文で論理的思考の基礎をつくる
向山型授業作文はスモールステップと局面の限定で論理的思考を鍛える
/奥 清二郎
他教科の授業作文で論理的思考の基礎をつくる
論理的思考には、情報の蓄積と論理的に考えるための型が必要である
/田代 勝巳
ミニ特集 デジタル教科書―上手な活用ヒント
デジタル化されている情報を最大限利用する
/堀 美奈子
慣用句の授業を向山型にすれば、知的に盛り上がる
/溝端 達也
4年「メモの取り方をくふうして聞こう」でメモをとる体験を楽しくさせる
/井戸 砂織
三つの機能で子どもの興味をひきつけ、授業内容の理解を支援する!〜1・教材文提示 2・不要な部分を隠す 3・知識・教養を身に付ける
/荻野 珠美
発達障がいの子を救える可能性が広がる
/太田 政男
言葉を削り、視覚情報を有効に使う 2年上「ともこさんはどこかな」
/高野 宏子
向山型国語初心者の挑戦―手ごたえを得たあの瞬間―
騒がしかった教室でも、子どもがシーンとなって取り組んだ「うつしまるくん」
/鈴木 正和
「うつしまるくん」で書くことが好きになった
/地川 雅望
自薦他薦子どものノートづくり
ノートづくりの極意 第4条「そっくりそのまま写すこと」
/小田原 誠一
満員御礼!「向山型国語教え方教室」
「この言語技術」で思考力・表現力が高まる
/杉山 裕之
巻頭コラム
新しい国語教科書に百人一首,俳句,かるたが登場した
/向山 洋一
巻頭論文
文章作成スキル指導のみならず,論理的思考をも生み出す 指導となっているのが向山型作文スキルである
/雨宮 久
学年別・保護者の信頼を勝ち取る知的な授業の展開[5・6月]
1年/1年生は「できる」姿を見せることが大切だ!
/眞山 和加子
2年/子どもを活躍させながら叙述を読み取らせる
/桑原 泰樹
3年/参観日の知的で楽しい「きせつの言葉」の授業
/大関 貴之
4年/一人一人活動する場面が見せられるような授業参観を組み立てる
/中濱 麻美
5年/敬語を楽しく知的に学ぶ
/山口 浩彦
6年/向山実践を構想追試する
/森下 人志
中学校/全員が活動し、できるようになる授業
/渡辺 大祐
高校/「対比」「話者」で主題に迫る
/加納 敏
向山洋一国語著作の「読み方」
向山氏の暗唱指導から大切なポイントを読み取る
/谷 和樹
授業論から見た向山型要約指導のポイント二つ
/椿原 正和
向山型で言語力育成授業を行うとこうなる
ノートを使った交流から指名なし発表へ
/山本 雅博
一目でわかる! 実録向山型国語指導案集
第5学年国語科学習指導案
/椿原 正和
〜基礎学力(音読)を保証する授業のあり方〜
向山実践から学ぶ「発問づくり」の型
「作業指示」で「本質」をくっきりさせる
/伴 一孝
百人一首・名句百選指導の「奥の手」
毎日続けることでシステムは維持される。朝の暗唱システムで、聴覚入力を行っておくことで特別支援を要する児童も、文字(視覚)情報とスムーズに合わせられ不安が取り除かれるのだ
/近江 利江
「例示」と「目標」で全校での取り組みを活性化する
/三輪 仁志
向山型国語に挑戦/論文審査 (第60回)
一字の違いをしつこく考え整理する
/向山 洋一
新卒教師が追試できる!おすすめ向山型国語実践
言葉を正しく読み,そこから正しく情報を得ること,それが音読であり,音読指導は国語の授業の大前提だ
/前田 利憲
この「授業システム」でできない子ができるようになった!
低学年/1年生 カタカナ長音の指導 変化のある繰り返しで、わざと間違えてみせる
/三浦 宏和
高学年/苦手意識を変えた「討論」! 自信がつき、将来の夢にも結び付いた!
/阿部 梢
発達障害の子どもの自己肯定感を高める向山型国語
力のある教材と「激励」により子どもに自信を持たせる
/伊藤 寛晃
新分析批評の授業が読解力をあげる
新教材・漢文を分析批評で授業する
/松藤 司
〜五言絶句の展開モデルの提案〜
江副文法の授業のススメ
「中立・うち・よそ」を教え、「謙譲語を相手に使う誤用」を授業する
/遠藤 信春
向山実践を読み解く
すべての子どもの意見を大切にする
/向山 洋一・地蔵原 満・東田 昌樹・甲本 卓司
〜教材文『某は案山子にて候 雀殿』�C 1989年11月29日 大田区立雪谷小学校4年2組〜
教材分析から発問・指示づくりへのステップ
教材分析の手はじめの一歩をはじめよう(2)
/大森 修
女教師がすすめる向山型国語
「1600年の時の流れを伝えるメッセージを向山型で解釈させる」
/神谷 祐子
授業開始5分間の声だしスキル・「できごと」を見つける
/師尾 喜代子
向山型国語で生み出す「中学生の事実」
定義の曖昧さから生じる混乱
/長谷川 博之
国語デジタル教科書への対応
基本原理は「子どもが持つ」「子どもが使う」ということだ
/許 鍾萬
そのまま使える,ちょっとした隙間時間にできる教材
教室熱狂! 「国語辞典の授業」
/河田 孝文
「伝統的な言語文化」の授業づくり
隙間時間を活用して「ことわざ」の授業をする
/遠藤 真理子
「むかしばなし・しんわよみとりスキル」で昔話を楽しく授業する
/小松 裕明
学力テストB問題対応授業を創る
自分で問題を解いて、子どもたちに必要な能力を決定する
/松崎 力
テーマ別 向山型国語QA
向山式要約指導、盛り上げ方のコツ
/小田 哲也
読者のページ
「早速追試した」「読めていたと思っていたことが揺さぶられる」「待望の特集」「自分でもやってみたくなる」向国誌ならではの感想が寄せられています
編集後記
/谷 和樹・雨宮 久・杉山 裕之・長谷川 博之
向山型国語最新情報
/雨宮 久
向山型国語に挑戦/指定教材 (第62回)
/杉山 裕之

巻頭コラム

新しい国語教科書に百人一首,俳句,かるたが登場した

本誌編集長 向山洋一


新しい教科書による国語の授業が始まった。これまでの教科書と大きく変化した。何よりも,ページ数がふえた。学習問題が具体的になった。

ひときわ目立つのは,伝統的文化の教材が大量に登場したことである。

光村図書の国語教科書のシェアは,六割を越える。六割は,いずれの分野であれ,断トツのトップシェアである。

その光村では,小学校三年生に,百人一首の和歌が紹介されている。それも,一首や二首ではない。何と二十八首である。

国語の教科書にこれだけ登場すれば,百人一首を扱わざるをえない。もちろん光村以外の他の教科書にも登場している

五色百人一首をやっていた子供たちは大喜びであろう。これまでは「遊び」的な感じであったのが,堂々たる国語の学習となったからである。保護者の方々の支援も,これまで以上に大きなものとなるだろう。

クラスの中だけでやっていた「五色百人一首」が,「学年大会」「全校大会」となる学校も生れてこよう。

都道府県大会も注目されることになるだろう。都道府県大会の後援を,地方新聞社,地方テレビ局にお願いすれば,かなりの確率で実現するだろう。

新しい国語の教科書に登場したのは,百人一首だけではない。

俳句も大きく登場している。俳句の総本山は角川書店である。日本中の俳句結社を集めている。その角川とTOSSとの共同で作った,「五色百人一首名句百選」も,これから全国で活用されるだろう。

「名句百選かるた」には絵がついている。NHKテレビの絵を担当していたデザイナーと角川の編集者が,一句一句,吟味して調査した極上のイラストである。

発達障害の子,低学年の子は,「名句百選かるた」に,すぐに熱中する。イラストがいいのである。

新しい国語・教科書には,名文,名詩,漢詩も入っている。TOSSでは,「五色百人一首名文,名詩かるた」も,開発してきた。

更に今,「五色ソーシャルスキルかるた」を作成中である。やんちゃ坊主に最適である。

光村の三年の教科書には「かるた」という名の教材が登場した。日本の伝統文化の中でも「かるた」は重要な意味を持つ。

負けを認めない発達障害の子が,「五色百人一首」など「五色かるた」で,初めて負けを認めたという実践が次々生れている。すべての教材実践の中で,初めてのことだった。

負けを認めれば,ルールを受け入れる。

日本の伝統文化としての百人一首,俳句,名文,名詩等,それを教具とした日本のかるた,それが新しい教科書に大きく登場した。

これから大きく展開していくことと思う。


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      明治図書

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