- 特集 新指導要領・授業時数増大への“アクセス準備”
- 新学習指導要領を向山型国語で検証する
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- 時数増加を最大限に活かす向山型国語メニュー一覧
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- 言葉を駆使する子どもを育てる“最高峰”メニュー
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- 漢字を使う子どもを育てる“最高峰”メニュー
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- 古典の授業を活性化する“最高峰”メニュー
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- 読書活動を充実させる“最高峰”メニュー
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- 学年別・言語力を育成する「活用型」向山型国語の授業[7・8月]
- 1年
- 1年生1学期から「自分の考えを深める」発問を用意する
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- 遊び歌で「くっつきの『は』」の定着を図る
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- 2年
- 「活用型」に生かす「丸,点,かぎ」の指導
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- 「スイミー」で比喩を学ぼう
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- 3年
- 本のおび作り
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- 「ゆうすげ村の小さな旅館」
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- 4年
- 話し合い事例で言語力を鍛える
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- 「活用型」本のおすすめカード作り
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- 5年
- 型を与えて書かせる意見文指導
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- 「向山型要約指導」と「対比」「類比」で感想を書く
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- 6年
- 「物語」として構造を掴み,キーワードをまとめる
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- 視点の転換を図る読書発表会
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- 中学校
- 中学2年「ゼブラ」で要約指導
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- 高校
- 『たけくらべ』のルーツ〜『伊勢物語』「筒井筒」の授業〜
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- ミニ特集 初任者もすぐに追試できる向山型作文指導
- 向山型作文指導のポイント(解説)
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- 向山型「文章を長く書かせる指導」の4つのポイント
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- 一つのことを詳しく書かせる指導のポイント
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- 段落をつくらせる指導のポイント
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- 構成を整えさせる指導のポイント
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- 論証させる指導のポイント
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- 新分析批評ワーク
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- 授業での活用
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- 向山型国語キーワード
- 分析批評
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- 満員御礼!「向山型国語教え方教室」
- PISA型「学力テストB問題」に対応できる子を育てる「読ませ方」と「書かせ方」
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- 巻頭コラム
- 新学習指導要領はTOSSの実践が多く入っている
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- 巻頭論文
- すべての子どもに言語技術を保証する向山型国語
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- PISA型読解力を超える授業づくり
- 「誤解を指摘する問題」を解くスキルA
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- 8つの言語活動を向山型で授業する
- 防衛省の報告書から「報告」の授業を作るA
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- 五色百人一首大会のドラマ
- 出場してまた一歩,成長したB君
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- 学級崩壊を立て直した五色百人一首のドラマ
- 「やりたくない」にも負けない
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- 向山型国語に挑戦/論文審査 (第43回)
- 5つのパーツから授業を組み立てる
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- PISA型対応ワークで学力テストB問題に対応する
- 全体構造を把握し,多種多様な問題に対応できる
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- 特別支援の子どもが熱中した参観日のこの授業
- 低学年/ひらがな50音表を見ながら,二文字の言葉を探そう
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- 高学年/学級崩壊したクラスの授業参観でも三つの原則を踏まえる
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- 翔和学園の奇跡
- 「はい。向山先生」のすごさ
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- 新・漢字文化の授業
- 「漢字の家族」を調べるとこんなにおもしろい
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- 『略語』を授業する
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- 子どもが熱中する江副文法の授業
- 4年生の子どもたちも納得の江副文法「時数詞構成語」
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- 向山実践を読み解く
- 「冬景色」の授業K
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- 〜第3時(4) 子どもの討論から教師の語り〜
- 副編集長が初公開する向山実践の学び方
- ライブの頻度を高める
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- PISA型読解力対応発問づくり
- 話者の視点−検討の観点が二つある場合のさばき方
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- 中学校でのダイナミックな向山型討論授業
- 国語の授業「以外」も見直す
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- 腹の底からの実感! 向山型国語を知る前と後
- サークルでの学びが私を救った
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- 子どもに力がつく! 学級が安定する!
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- 生徒が熱中する授業を目指して
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- 学級経営の柱! 五色百人一首
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- こんなにも違う! 口に二画を加えて別の漢字
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- 音読のすごさは校種を越える
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- 女教師がチャレンジする向山型討論への道
- 新指導要領を具現する向山型討論
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- テーマ別 向山型国語QA
- 向山型要約指導で習得させたスキルを活用させる授業を創造せよ
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- 読者のページ
- 特別支援教育の重要キーワード「エラー・レス・ラーニング」とは何か?向山型国語に医学界も注目している!
- 編集後記
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- 向山型国語最新情報
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- 向山型国語に挑戦/指定教材 (第45回)
- 赤い帽子、Kい帽子、い帽子(北原白秋)
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巻頭コラム
新学習指導要領はTOSSの
実践が多く入っている
●本誌編集長 向山洋一
新しい学習指導要領が発表された。ぜひ,原文にマーカーをつけながら読んでほしい。
「基本文書の原文を読む」ことは,一流の仕事人になるための必須の条件である。もう一つは,「子どもの事実」を評価の基準にすることだ。
向山型国語セミナーで,大森修先生が「解説」してくれた。「TOSS及び向山が三十年も昔から実践し,主張してきたことのほとんどが入っている」という解説だ。
国語について言えば,「伝統的な言語文化」が入ってきたことが注目される。ちょろっと入ったのではない。ドーンと入ったのだ。
内容について,従来の「1.話す・聞く」「2.書く」「3.読む」があって,その次にカッコ付きで「文化と特質の事項」が,ドーンと入ったのである
3年4年では,次のようになっている。
「易しい文語調の短歌や俳句について……音読や暗唱をすること」
私たちは,『五色百人一首』と『名文・格言暗唱かるた』を持っていたが,今年,角川学芸出版と共同で出した,『五色名句百選かるた』もぴったりフィットしたのである。
この「俳句かるた」は「百人一首」より,簡単であり,子どもたちは,たちまち熱中したという。
クラスづくりの貴重なアイテムにもなっており,次々と注文が寄せられている。
「俳句の角川学芸出版」と「TOSS」との共同作品である『五色名句百選かるた』は,今後,日本の伝統文化として,五年,十年,数十年,数百年と生き続けていくと思う。
また,「いくつかのジャンルを示して,言語活動の学習をすること」を示している。
中学年は,次のようになっている
ア.物語や詩を読み……。
イ.記録や報告の文章,図鑑や事典を読んで活用する……。
ウ.記録や報告……。
エ.説明……。
オ.関連する本……。
図鑑の読み方,流用方法など,私には『わくわく図鑑シリーズ』(正進社)しか考えられない。しかも,「昆虫博士」「植物博士」という「理科好き」が,次々と誕生していて,日本の要請にも合っている。低学年のうちから,「図鑑」を使いこなせれば,中学年になって,もっと深めた学習ができることだろう。
「PISA型読解力テキスト」もTOSSは開発したが(学校ぐるみの採用が急増している),TOSSは,時代の先を行っていたのだと思う。
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- 明治図書