向山型国語教え方教室 2008年6月号
向山型ノート指導はここが違う

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向山型国語教え方教室 2008年5・6月号向山型ノート指導はここが違う

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ジャンル:
国語
刊行:
2008年4月22日
対象:
小・中
仕様:
B5判 96頁
状態:
絶版
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目次

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特集 向山型ノート指導はここが違う
「学び方」が変わるノート指導
/椿原 正和
ノート指導が左右する子どもの学力
/長谷川 博之
習得型のノート指導はここが違う
/近藤 滋子
発展型のノート指導はこうする
/東田 昌樹
探究型ノート指導は高段の技である
/松本 俊樹
漢字の力をつけるノート指導
/川原 奈津子
学年別・10倍楽しくなる向山型ノート活用の授業[5・6月]
1年
書きたいことが書けるノートを作る
/山根 歌奈子
視写でノート指導を行う
/南谷 智昭
2年
向山実践は“子どもを一人残らず”変化させる!
/西田 真衣子
2年生に対比を学ばせるノートの使い方
/矢口 純子
3年
「ありの行列」(光村図書3年上)を向山型ノート指導を駆使して授業する
/馬場 憲貴
アウトラインで自分の考えをノートに書かせる
/與賀田 忠倫
4年
言葉遊びのおもしろさを体験させる授業
/向井 知瑞子
考え抜いたあとが分かるノートにする
/河野 和正
5年
優れた授業の追試でノート密度をあげる
/田邉 ゆかり
教師が子どものノートをチェックし,ほめる
/服部 賢一
6年
ノートに考えを書くことからスタート
/藤本 貴美子
『名取ノート』にはノート活用術がぎっしり詰まっている
/��野 久昭
中学校
視点,視点の移動を問うことで自分の考えを書く
/中野 智子
苦手な子もノートに熱中し「楽しい!」と言った
/斎 久美子
ミニ特集 教室が熱中する暗唱詩文集
教室が熱中する暗唱詩文集(解説)
/伴 一孝
言語力の基礎となる名詩文暗唱
/森川 敦子
熱中!暗唱詩文集 2つの我流の修正でまだまだ熱中する!!
/小松 裕明
学級全員で取り組んだ暗唱詩文集
/水野 正司
素読の精神を復活させる『暗唱詩文集』
/吉永 順一
知的香りがして,教師と子どものコミュニケーションも増す必須指導
/櫻木 泰自
新分析批評ワーク
/大津 巌
授業での活用
/三浦 宏和
向山型国語キーワード
もし○○ならば
/伴 一孝
満員御礼!「向山型国語教え方教室」
「向山型国語」の奥義を解明する
/椿原 正和
巻頭コラム
国語の授業では,言語技術を習得させることが第一義である
/向山 洋一
巻頭論文
実物の迫力を体感せよ!
/伴 一孝
PISA型読解力を超える授業づくり
『PISA型読解力育成スキル』は最先端の知的財産だ
/伴 一孝
8つの言語活動を向山型で授業する
防衛省の報告書から「報告」の授業を作る�@
/椿原 正和
五色百人一首大会のドラマ
参加者一人ひとりにドラマがある五色百人一首大会
/今野 智恵子
学級崩壊を立て直した五色百人一首のドラマ
たかが握手,されど握手
/国友 靖夫
向山型国語に挑戦/論文審査 (第42回)
「にほひ淡し」とは?
/向山 洋一
PISA型対応ワークで学力テストB問題に対応する
1年生から6年生まで隙間時間で学力向上!
/西岡 美香
特別支援の子どもが熱中した参観日のこの授業
低学年/「初めて」を嫌がる子のは布石を打ち,抵抗をなくす
/山田 泰生
高学年/子どもの変化を授業で見せる!
/白川 秋子
翔和学園の奇跡
アスペルガーの子どもたちに「雪」の授業
/伊藤 寛晃
新・漢字文化の授業
フラッシュカードでわかる漢字の成り立ち
/奥 清二郎
漢字遊び「鈍字」の授業
/岩田 一博
子どもが熱中する江副文法の授業
江副文法の意義を授業する
/田代 勝巳
向山実践を読み解く
「冬景色」の授業�J
/向山 洋一・松藤 司・甲本 卓司
〜第3時(3) 子どもの絵を仲間分けし,討論に移る〜
副編集長が初公開する向山実践の学び方
マクロとミクロの学びの往復
/椿原 正和
PISA型読解力対応発問づくり
クライマックスの検討で,「解釈力」をつける
/新川 莊六
中学校でのダイナミックな向山型討論授業
分かるまで問い,納得し,実践する
/長谷川 博之
腹の底からの実感! 向山型国語を知る前と後
漢字文化の授業で休み時間も熱中した子どもたち
/井上 敬悟
どの子も真剣に考える向山型国語
/頓所 陽子
我流では絶対に到達できない境地
/村上 元
「腹の底から実感」を初めて体感!!
/桑原 佑樹
楽しい!『話す・聞くスキル』!
/原田 明美
自分の意見を言い合うのがたのしい〜子どもの日記から〜
/杉原 進
女教師がチャレンジする向山型討論への道
いかに「こだわり」を捨てられるかが,中学年討論の成功の秘訣
/矢野 晴美
テーマ別 向山型国語QA
百人一首を静寂の中で行うにはコツがある
/星野 裕二
読者のページ
「習得型」「探究型」「活用型」を統合する「学習モデル」が「向山型国語」である
編集後記
/椿原 正和・伴 一孝・長谷川 博之
向山型国語最新情報
/長谷川 博之
向山型国語に挑戦/指定教材 (第44回)
千曲川旅情のうた(島崎藤村)
/□□□□□

巻頭コラム

国語の授業では,言語技術を習得させることが第一義である

●本誌編集長 向山洋一


 国語は,言語技術を学ぶ教科である。

 文字言語,音声言語などを正しく理解し,批判し,自分の考えることを正しく伝える能力を育成するのである。

 その中で,「文字言語」を正確に理解することが中心となる。

 どの国でも,「テキスト」を使い,「厳密」な「理解」の学習がされている。

 遊びみたいな,「紙芝居作り」や「劇作り」にうつつをぬかしているのは,日本ぐらいだ。

 例えば,次の言い方はおかしい。

「2月11日は,建国記念日で,学校は休みです」

 この文には,重大な間違いがある。

 それが一目で分かり,理由を言えるのでなければ,「教師の学力」としては,かなりレベルが低い。

 全員が分かって当然のことなのだ。

 次の言葉が間違いなのだ。


建国記念日

 正しくは,「建国記念の日」である。

 「の」が入るのだ。

 「の」が入るか,入らないかで意味が違ってくる。

 「の」が入る祝日を考えてみよう。

 「こどもの日」「体育の日」などがある。

 「こどもの日」は5月5日だ。しかし,3月3日でもよかったはずである。

 「の」が入る日は,「その日でない可能性もあった」祝日なのである。

 一方,「の」が入らない祝日もある。

 「天皇誕生日」これは,その日でなければならない。「元日」,これは1月1日でなければならない。

 このように,「の」の入る祝日と入らない祝日では,意味あいが違う。

 教師なら,当然このことを,授業で教えるべきなのだ。

 このように「文字言語」を正確に理解する学力をつけるのが国語なのである。

 これは,紙芝居や劇を作っていても,身につけられることではないのだ。

 「テキストを正しく読む」ことが,絶対に必要になる。アメリカでもイギリスでもドイツでも,当然,「テキストを正確に読む」授業が中心となっている。

 問題は,その「テキスト」の質である。

 TOSSでは,総力をあげて,「PISA型読解力育成テキスト」シリーズを開発した。東京教育技術研究所で扱っている。

 今後,各方面で,このようなテキストの開発がされていくと思う。言語技術の学習にはどうしてもすぐれたテキストが必要なのだ。

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