- 特集 子どもの集中力を持続させる!授業で使えるワザ大全
- 1 子どもの集中力を持続させる!授業で使えるワザ
- 誰一人取り残さないために全員集中のワザを
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- 2 脳科学が子どもを伸ばす!子どもが集中するワザ大全
- みるみる集中する集中7大原則!!
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- 3 子どもの集中力を持続させる!授業づくりのポイント
- @興味をひきつける教材研究・課題づくり
- 〜のはずなのに,なぜ?を教材化する
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- A集中を生むリズムとテンポのつくり方
- 教師が意識するとよい3つのポイント
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- B苦手な子も振り向かせる話術
- つぶやきを引き出すやりとりを
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- C教室環境からのアプローチ
- 2つの学習課題明示の意義 再考
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- 4 こんな時どうする?困った時の私の一工夫
- @運動疲れや昼食あけで,眠そうな子どもたちに
- 局面指導と事前準備の両面から
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- A授業に集中できず,ぼーっとしている子どもがいる時に
- この3つ!ゴールと発話と体の向き
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- Bグループ学習が上手くいっていない,やる気が少ないグループがある時に
- うまくいくようにしよう,やる気を出させようとしない
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- 5 社会科授業をモジュール型で考える!5分・10分・30分の工夫
- 毎回同じモジュール型を繰り返すことで,授業への安心感が増し,集中力が高まる
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- 6 子ども熱中間違いなし!一度はやってみたい「社会科ソング」授業
- 日本の伝統文化を感じる替え歌をつくろう
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- 7 集中力に効果抜群!社会科お役立ちグッズ
- 追究の視点を絞って,実物教材を活用しよう
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- 8 【授業最前線】子どもの集中力を持続させる!私のおすすめ授業プラン 小学校
- 3年【市のうつりかわり】既有知識を更新する「比較・見直し型」授業〜学校から,まち・社会を読み解く〜
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- 4年【自然災害からくらしを守る】ARCSモデルとクラウドによる共有を軸にした授業づくり
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- 5年【我が国の国土の様子と国民生活】明確な見通しと個別最適な学習で集中力持続〜特色ある気候の土地での人々のくらし〜
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- 5年【我が国の工業生産(わたしたちのくらしを支える食料品工業)】集中力を持続させるタイミングに合わせた手立てはコレだ!
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- 6年【我が国の政治の働き・災害から私たちを守る政治】学習内容を「自分事」にする仕掛けを入れた授業づくり
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- 6年【我が国の歴史上の主な事象(平和で豊な暮らしをめざして)】単元を貫く新聞作成で子どもの集中力を持続させる!歴史学習の授業プラン
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- 9 【授業最前線】子どもの集中力を持続させる!私のおすすめ授業プラン 中学校
- 地理的分野【世界の様々な地域(ヨーロッパ州)】子どもたちの学習ニーズと学びのリズムを意識する
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- 地理的分野【日本の諸地域(中国・四国地方)】エージェンシーの育成を目指す授業デザイン〜生徒から主体的に創出される問いに注目して〜
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- 歴史的分野【近世までの日本(中世の日本)】自ら資料を選択し,発表につなげることで集中力を持続させる
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- 歴史的分野【近現代の日本と世界(明治維新と近代国家の形成)】人物の立場や変化を,議論を重ねてグラフにまとめる〜「幕末の人物の政治構想」〜
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- 公民的分野【私たちのくらしと経済】企業の生産活動を模擬的に体験する学習
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- 10 【授業最前線】子どもの集中力を持続させる!私のおすすめ授業プラン 高等学校
- 地理【熱帯の自然環境と生活】「問い」からはじめる「地理総合」の授業〜ヌーの群れは,なぜ命がけで移動するの?〜
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- 歴史【(1年 歴史総合)近代化と私たち(欧米諸国における近代化)】「気付き」のスモール・ステップこそ生徒の集中力持続のカギ
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- 公民【(公共)倫理分野】「思考実験」を有効活用して,生徒の関心・意欲を喚起する〜必修科目「公共」で生徒の集中力を切らさないためには〜
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- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第57回)
- 「単元で考える」授業づくりS
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- 1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第57回)
- 生成AIにも聞いてみよう!日本の復興
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- 〜6年生「新しい日本,平和な日本へ」〜
- 「個」の学びを豊かにする!社会科「個別最適な学び」への挑戦 (第21回)
- 学級の「文脈」を大切にする
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- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第45回)
- 京都圓光寺と地域の外国人被爆者〜「対立」を越え「包摂」へ〜
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- 〜歴史・公民〜
- 最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第51回)
- フィールドワークを伴った地域史のレポート学習(3)
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- 〜地域の歴史から何をどのように学ぶのか〜
- リアルな世界と日本がわかる!地理授業デザイン (第9回)
- 果樹栽培のリアルと地理授業デザイン
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- 多様性と向き合う公民教育 (第9回)
- 公民授業で情報端末をどう活用するか
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- 見方を変えると世界が変わる!「考えたくなる」社会科授業 (第9回)
- 社会科授業の指導技術D
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- 〜教材研究の方法 その1 広げる教材研究〜
- みんながゴールに到達できる!課題設定&授業展開スキル (第9回)
- 安易な予想と振り返りを避ける
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- 生徒も教師も楽しくなる中学校社会科ゲーム&アクティビティ (第9回)
- [公民/国会]法案審議シミュレーション
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- 明日の授業づくりに役立つ!学習指導案の理論と実践モデル (第9回)
- 板書の理論を考える
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- 〈全国社会科教育学会の広場〉社会科教育は子どもや教師,社会のために何ができるか (第9回)
- [社会科教育は社会のために何ができるか]【若手教員に対して】経験の浅い社会科教師のために
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- 〜セルフスタディを通して社会科観と向き合う〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第309回)
- 静岡県の巻
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- 編集後記
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編集後記
二〇二一年刊行の『脳科学が子どもを伸ばす!子どもが集中するワザ大全』で著者の山田将由先生は,脳科学的な視点から,子どもが集中する原則として,「体を動かすと脳が動き出す」「とにかく簡単なことから始めよう」「好き嫌いが集中力を高める」などを挙げていらっしゃいます。
先生方が授業づくりをされる際には,教材研究や課題づくりなどにおいて「子どもたちが興味をもつもの」「授業にひきつける」ことを意識して様々な工夫をされていらっしゃいますが,「社会科がどうも苦手」「体験活動ではなぜか集中できない」「夏休み明けまたは三学期後半など,どうしても子どもたちの集中力が続かない,切れている」など,授業においては様々な場面で,子どもの集中力を持続させるさらなる工夫が求められることがあります。
授業の面白さ云々以前に,一般によく言われる,昼食を終えたお昼休み後や激しく身体を動かした体育の授業の後など,子どもが眠気との闘いになっている場面も,少なくありません。
そのような場面で,どのように子どもの集中を切らさずに授業を進めていくかも,先生方の一つの腕の見せ所とも言われます。
そこで12月号では,「子どもの集中力を持続させる!授業で使えるワザ大全」をテーマに,「子どもたちの集中力」を切り口にして,微細な技術や工夫も含めて,子どもの集中力をひきつけることをテーマに,先生方が日々取り組まれていらっしゃる取り組みや工夫の一端をご紹介いただきました。
/及川 誠
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- 明治図書
- 子供が集中力を 持続させる技 持続させるポイント そして 子供の力を伸ばす 科学的なエッセンス 大変素晴らしかったです2023/11/2340代・小学校教員