社会科教育 2015年7月号
社会科好きになる!子どもをゆさぶる発問術

C675

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社会科教育 2015年7月号社会科好きになる!子どもをゆさぶる発問術

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ジャンル:
社会
刊行:
2015年6月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 社会科好きになる!子どもをゆさぶる発問術
社会科における「発問」の意味・役割とは
「考える力」を引き出す
小原 友行
発問は社会的見方・考え方を成長させる
岡ア 誠司
「授業の活性化」「学習意欲の喚起」が一番の役割
佐藤 正寿
「授業スタート!」で子どもたちが食いついてくる発問
身の回りの出来事を取り入れた発問
栗原 聡太郎
学校関連のものを取り入れた発問
小山 宏明
絵や写真を取り入れた発問
佐藤 民男
グラフや図を取り入れた発問
長澤 慎哉
名言を取り入れた発問
土屋 武志
時事問題を取り入れた発問
椿倉 大裕
「話題提示」から授業の「本筋」へ 導入→展開における発問の注意点
「本時のねらい」に直結する主発問の案出を
栗原 久
探究し続けられる主発問の設定と内容の吟味
永田 忠道
授業が深まる! 単元別 おすすめ発問&展開例
小学3年/地域のよる違い
学習の連続性と発問の工夫を大切にした展開
鈴木 隆夫
小学3年/地域の生産や販売
ピタリ! 実感を伴った子どもの思考と教師の発問
有森 歩
小学4年/災害や事故から守る工夫
火事からくらしを守る〜子どもの好奇心を引き出す発問が調べる意欲を高める〜
蔵満 逸司
小学4年/生活の変化
目標を意識した「発問づくり」をしていくことが重要
阿部 隆幸
小学4年/昔の暮らし
「道具」への実感から「暮らし」へと視野を広げていく
西田 和弘
小学4年/県の特色
アクティブな学びを促す「コーチング的発問」で県の特色をつかませる
永島 俊之
小学5年/日本の国土
国語の半分は雪国!? 日本に雪がたくさん降るのは…?
中丸 敏至
小学5年/農業
子どもが主体になる発問で、授業が深まる
松本 卓也
小学5年/水産業
子どもの探究活動をうながす発問と授業展開例
植田 真夕子
小学5年/工業生産
工場の立地から深める 「市場立地」と「原料立地」
山崎 諒介
小学5年/情報産業・情報化社会
子どものやる気を引き出す発問
山下 真一
小学6年/農耕の始まり
「道具」「想像図」「テープ年表」を活用し、農耕がもたらした歴史的転換を実感させる
中原 真二
小学6年/大和朝廷
日本中に広がる前方後円墳
田邉 源裕
小学6年/天皇中心の政治
スライド構成表を活用し、調べ、まとめ発表する
増井 泰弘
小学6年/武士の世
単元を貫いた発問で社会のしくみをつかませる
和田 倫寛
小学6年/戦国時代
「戦国ゲーム」で、戦国武将の思いや願いを想像する
徳永 淳一
小学6年/江戸時代
身分や立場に着目させて追求する
根本 徹
小学6年/幕末・明治維新
武士と政府の視点から考える
安武 将広
小学6年/近代国家への歩み
ビゴーの風刺画から、近代国家へ向かう日本を読む
朝倉 一民
小学6年/第二次世界大戦から戦後へ
学習活動を充実させる発問を
宇田川 嘉一
小学6年/国民生活と政治の働き
「法の下の平等」って書いてあるのに…?
平川 公明
小学6年/世界の中の日本の役割
思考の収束と拡散を意図した発問を
江原 知博
中学地理/世界の地域構成
思わず地図帳を使って調べたくなる発問&展開例
黒木 寛久
中学地理/世界各地の人々の生活と環境
高地の人々のくらしの場合
堀内 和直
中学地理/世界の諸地域
地域の「本質」にせまる問いと授業展開
土谷 満
中学地理/世界と比べた日本の地域的特色
主な発問に加え、生徒が知りたいと思う発問、理解を深めることができる発問を
土肥 大次郎
中学地理/日本の諸地域
動態地誌的な学習と発問づくり
久山 将弘
中学歴史/歴史の流れと地域の歴史
歴史って何をどう学ぶ?
宮本 英征
中学歴史/古代までの日本
「律令の罪と罰」に迫る発問とは?
乾 正学
中学歴史/中世の日本
「関係」や「変化」を問い、社会構造や時代の流れをとらえる
佐藤 淳
中学歴史/近世の日本
歴史的エンパシーによる発問を考える
中本 和彦
中学歴史/近現代の日本と世界
対立・葛藤から歴史像の形成へ
河原 和之
中学公民/現代社会と私たちの生活
見方や考え方をどう鍛えるか!
兼間 昌智
中学公民/私たちと経済
無人島漂着シミュレーションを活用した実践事例
三枝 利多
中学公民/私たちと政治
非効率性こそ民主主義の根幹である
岩渕 満
中学公民/国際社会の諸課題
「平和と貧困撲滅のため、国際社会は行動すべきである。」
仲村 秀樹
資料の見方をさらに深める発問
グラフ・統計の見方をさらに深める発問
善財 利治
地図の見方をさらに深める発問
太田 弘
写真・絵画の見方をさらに深める発問
土井 謙次
年表の見方をさらに深める発問
米田 稔
「もう一歩」学びを深めたいときの発問
“客観的視点”を育てる発問
新谷 和幸
“情報を分析する力”を育てる発問
峯 明秀
“公正な視点”を育てる発問
藤瀬 泰司
“地球的視野”を育てる発問
永田 成文
私はこうしている!板書と発問のいい関係
小学校/三つの発問でつくる授業の板書
柳沼 孝一
中学校/生徒の疑問が高まった時、そのタイミングで板書したい
関東 朋之
小特集 2015年夏〜秋の研究集会テーマ一覧
単元の方向を決定づける資料と発問 (第4回)
周縁性から作る問いの追究
出濱 大資
〜イラスト:飯島英明〜
次期指導要領→欲しいテーマ・削りたいテーマ (第4回)
「運輸」の単元の復活を
石原 淳
今月の教材―アクティブ・ラーニングに発展する工夫点 (第4回)
3年/地図記号を作ってみよう
米山 尚伸
4年/各自治体広報誌の利用
村上 浩一
5年/「さんまのせり」のなぞを解け
松本 真一郎
6年/鎌倉時代 頭が働く〜単元を貫くキーワード
香川 稔
中学地理/人口動態と経済成長の関係を通して、経済発展のしくみがわかる
大津 圭介
中学歴史/文化の特色から、時代の特色の理解を図る―化成文化を例に―
宮本 真人
中学公民/世の中にはどのような解決策があるのか?―具体的事例から一般化した見方、考え方を導き出す―
内藤 圭太
“未来社会を構想する”アクティブ・ラーニング リアル体験に迫るコミュニケーションゲーム (第4回)
歴史のifをプレイする
吉永 潤
〜外交交渉ゲーム「インディペンデンス・デイ」(その2)〜
教科書にない“魅力の主張・コンセプト”紹介 (第4回)
南方熊楠による「民俗学の周辺」が研究に語りかけるもの
峯 明秀
やがて“作問名人の生徒”続出!中学授業の仕掛け テスト最強アイテムは“これ” (第4回)
中学社会 歴史的分野『古代までの日本』の出題例
南畑 好伸
〜教室からの道しるべ〜その答えは、図書館にある〜〜
あの日・あの時・そして今 私の社会科修業―自分史的・今昔物語 (第4回)
教科の歴史を視点に社会科を考え続けて
釜本 健司
実物入り=生徒からラブコール“社会科通信” 社会科大好き!中学教師の学力UP大作戦 (第4回)
夏休み前の仕掛けがポイント!
尾形 隆寛
社会科実践研究の“イノベーション” (第4回)
「学習の見通しをもつ」場面を重視する授業(2)
澤井 陽介
社会科研究最前線 わが教室の取り組み、ここに注目して (第33回)
【愛知教育大学】地域と世界を結ぶグローカルな研究
土屋 武志
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第208回)
京都府の巻
水山 光春
編集後記
社会科教育編集部
社会科見学&修学旅行に新風を!定番のリニューアル&新機軸の提案 (第4回)
「中核的事象による考察」で沖縄をとらえる
冨士谷 晃正

編集後記

○…日々の授業において、子どもたちの「やる気」を喚起し、「学ぼう」という気持ちを刺激するにあたって、「発問」が重要な意味を持つ、ということは、多くの先生が感じていらっしゃるところだと思います。しかし、実際に、忙しく進んでいく授業のなかで、発問一つ一つを、その与える影響や効果、また生徒の反応までを鑑みながら発していくということは、また難しいことでもあるとも思います。

そこで、今号では、発問の役割、そして具体的活用法を改めて見直すという企図で、本特集を企画致しました。

全国国語授業研究会の理事なども務めている藤田伸一氏は、「発問」をその役割から、四つに分類しています。その四つとは、@確認的発問(○○は△△だね)、A話題提示的発問(○○なことがあったんだよね)、B活動指示的発問(○○してみよう)、C思考促進的発問(○○って、どういうことなんだろう)。これらを、授業内容やクラスの状況等に応じて、効果的に使うことが生徒の「学ぶ力」を育てるとしています。

社会科においても当然、前述のような発問を、適切に交えながら学習指導をしていくことが、子どもにとって、さらには教師の側にとっても、意義の大きい授業をするための大切な要素になっていきます。また、その発問に対する子どもの答え・意見への切り返し方も、大切なポイントです。

具体的に授業の場面場面を切り取ってみると、授業開始時の発問。そこから本筋を展開していく際の発問。子どもの発言をとらえたり受けたりしての発問。さらに、もう少し学びを深めていきたいときの発問、資料を読む際の注意点などを伝える発問……などなど。そうした各場面において効果的な発問を考え、それらを洗練させていくことは、子どもたちの意欲を高め、「社会科」好きにしていくためにも重要な意味を持ち、さらには「社会科」という授業を通じて、これからの未来を「生きる力」を習得していくこと、子どもの可能性を広げることにもつながっていきます。

「発問」という要素から、先生方が、より豊かな社会科授業の構築をめざしていく。本号がその一助になればと考えております。


/社会科教育編集部

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