国語教育 2025年11月号
やって良かった学習課題100

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国語教育 2025年11月号やって良かった学習課題100

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ジャンル:
国語
刊行:
2025年10月6日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2025年11月5日
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 やって良かった学習課題100
[提言]「いい学習課題」ができるまで
正木 友則
厳選 やって良かった学習課題100
小学校
1年/どうぶつの赤ちゃん(光村図書)
安藤 浩太
1年/たぬきの糸車(光村図書)
古沢 由紀
1年/ずうっと、ずっと、大すきだよ(光村図書)
木原 陽子
2年/ロボット(光村図書)
土方 大輔
2年/みきのたからもの(光村図書)
山口 瞳
2年/スーホの白い馬(光村図書)
木原 陽子
3年/すがたをかえる大豆(光村図書)
沼田 拓弥
3年/ありの行列(光村図書)
波戸内 友基
3年/モチモチの木(東京書籍・教育出版・光村図書)*本実践は東京書籍版による
田中 元康
4年/未来につなぐ工芸品(光村図書)
三笠 啓司
4年/風船でうちゅうへ(光村図書)
布富 翔大
4年/友情のかべ新聞(光村図書)
古沢 由紀
4年/スワンレイクのほとりで(光村図書)
廣瀬 修也
5年/やなせたかし―アンパンマンの勇気(光村図書)
平井 和貴
5年/想像力のスイッチを入れよう(光村図書)
三笠 啓司
5年/注文の多い料理店(東京書籍)
田中 元康
5年/大造じいさんとガン(東京書籍・教育出版・光村図書)
冨樫 忠浩
6年/『鳥獣戯画』を読む(光村図書)
黒瀬 貴広
6年/「考える」とは(光村図書)
小野田 雄介
6年/ぼくのブック・ウーマン(光村図書)
小野田 雄介
6年/海の命(東京書籍・光村図書)*本実践は光村図書版による
稲本 多加志
中学校
1年/「不便」の価値を見つめ直す(光村図書)
山下 幸
1年/少年の日の思い出(東京書籍・三省堂・教育出版・光村図書)
渡邉 裕
1年/竹取物語(東京書籍・三省堂・教育出版・光村図書)
若林 卓
2年/君は「最後の晩餐」を知っているか(光村図書)
中山 莉麻
2年/走れメロス(東京書籍・三省堂・教育出版・光村図書)
内田 淳実
2年/平家物語(東京書籍・三省堂・教育出版・光村図書)
中山 莉麻
3年/温かいスープ(光村図書)
山下 幸
3年/故郷(東京書籍・三省堂・教育出版・光村図書)
元井 啓介
3年/おくのほそ道(東京書籍・三省堂・教育出版・光村図書)
若林 卓
おもしろすぎて誰かに話したくなる教室から広がるオノマトペ (第8回)
「キラキラ」と「ギラギラ」はどう違う?
秋田 喜美
言葉による見方・考え方を働かせる学習課題 (第8回)
理論/「話すこと・聞くこと」と「言葉による見方・考え方」
小林 康宏
小1/じどう車くらべ(光村図書)
岩本 陽介
小2/紙コップ花火の作り方/おもちゃの作り方をせつめいしよう(光村図書)
小栗 幸樹
小3/モチモチの木(東京書籍ほか)
田村 竜士
小4/未来につなぐ工芸品(光村図書)
北山 有希
小5/固有種が教えてくれること(光村図書)
福田 雄太
小6/『鳥獣戯画』を読む(光村図書)
眞壁 朝陽
中1/蓬莱の玉の枝―「竹取物語」から(光村図書)
北村 凌
中2/扇の的―「平家物語」から(光村図書)
峯 容子
中3/夏草―「おくのほそ道」から(光村図書)
粉川 新哉
学びが見える!今月の国語板書録 (第8回)
浦島太郎―「御伽草子」より(光村図書5年)
平垣 聖大
『鳥獣戯画』を読む(光村図書6年)
平垣 聖大
日本語学が拓く国語科教材分析 (第8回)
夏目漱石は読めますか?―換喩―
清田 朗裕
生成AI vs. 作文教育 (第8回)
読書感想文の執筆にAIを活用しよう
池田 修
国語教育の実践情報 (第116回)
小学校/「StuDX Style」(スタディーエックス スタイル)について@
大塚 健太郎
〜デジタル学習基盤で加速する深い学び〜
中学校/「StuDX Style」(スタディーエックス スタイル)について@
鈴木 太郎
わが県の国語ソムリエ (第162回)
長崎県
鈴木 慶子
編集後記
大江 文武
今月号 掲載教材一覧

編集後記

 ある研究会で、「今年は『……』という課題でこの教材をやってみたけれど、うまくいっていない」という先生のお話を伺いました。それはいわゆる定番教材で、学習課題や単元の展開も大変練られたものに感じました。私はそのとき、どれだけ授業が巧みで、どれだけ豊富な経験に裏打ちされた学習課題であっても、それが「良かった」という実感につながるかどうかはまた別物なのだという驚きを覚えました。

 国語授業の中で先生方は、教材と向き合いながら、子どもの言葉と表情に耳を澄まし、思考を促し、対話を編み上げていきます。そんな繊細で複雑な実践を重ねる中で、先生方は常に「この学習課題は、果たして意味のあるものだったか」「この時間は、子どもの学びにつながったか」と問い続けています。

 今回の特集「やって良かった学習課題100」は、そうした日々の葛藤や手応えの中で得られた「納得感」に光をあてたいと考えました。「やって良かった学習課題」と聞いて思い浮かぶものの中には、事前に教師の定めたねらいと正対した学びにつながった課題もあれば、想定外の学びの姿につながった課題もあると思います。また、仮にその授業自体がうまくいったわけではなくとも、次の学びの姿へとつながった、というものもあるかもしれません。今号では、そのいずれも含めて、それぞれの教材における優れた学習課題の数々とともに、「ここが良かった!」という先生方の実感をお伝えする号となっています。

 さらに一部の教材では、「やってみたけれどうまくいかなかった」というNG課題の事例も紹介しています。


   /大江 文武

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