国語教育 2021年10月号
「言葉による見方・考え方」を働かせる授業 超実践ナビ

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国語教育 2021年10月号「言葉による見方・考え方」を働かせる授業 超実践ナビ

紙版価格: 829円(税込)

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電子版予価: 746円(税込)

10/6刊行予定

ジャンル:
国語
刊行:
2021年9月6日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年9月27日
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目次

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特集 「言葉による見方・考え方」を働かせる授業 超実践ナビ
[提言]徹底解明 国語授業と「言葉による見方・考え方」
「言葉による見方・考え方」をどのように理解するか
概念化・線条性・文脈化・創造性
藤森 裕治
「言葉による見方・考え方」が働く授業づくりの原則
「言葉による見方・考え方」を働かせ「育てる」意識を
小林 康宏
「言葉による見方・考え方」が働く「話すこと・聞くこと」の授業づくり
「ものの見方・考え方」を広げ深め続けるために
長田 友紀
「言葉による見方・考え方」が働く「書くこと」の授業づくり
文種特性に応じて書く力を育てる文種換え
成田 雅樹
「言葉による見方・考え方」が働く「読むこと」の授業づくり
「内容」を読むモードと「言葉」を読むモード
中村 和弘
○×事例でみる「言葉による見方・考え方」が働く発問ガイド
小学校低学年/言葉にこだわって読ませる
山中 伸之
小学校中学年/「子どもの問いになった瞬間」を創る
白坂 洋一
小学校高学年/考えたい,話し合いたくなる発問をつくろう
山下 敦子
中学校/言葉を手がかりに,主体的に学習に向かえる工夫を
坂爪 新太郎
手立て別でみる「言葉による見方・考え方」を働かせる授業づくりのヒント
パフォーマンス課題で「言葉による見方・考え方」を働かせる
「言葉による見方・考え方」が「深い学び」を導く
長野 健吉
板書の工夫で「言葉による見方・考え方」を働かせる
子どもの「問い」と「気付き」を引き出す板書へ
槙原 宏樹
ICT・アイテム活用で「言葉による見方・考え方」を働かせる
カードで明示・ICTで習得支援
犬飼 龍馬
振り返りで「言葉による見方・考え方」を働かせる
「行為の中の振り返り」を大事にしよう
土屋 晴裕
実践「言葉による見方・考え方」を働かせる授業モデル 小学校
[話すこと・聞くこと]相手や場を意識したインタビュー学習
教材:「知りたいことを聞き出そう」(東京書籍・5年)
一ノ瀬 里紗
[書くこと]学びの「つながり」を生む授業づくり
教材:「リーフレットで知らせよう」(教育出版・4年)
程野 純貴
[読むこと(説明文)]意識的に「見方・考え方」を働かせて学ぶ
教材:「じどう車くらべ」(光村図書・1年)
村松 祥子
[読むこと(文学)]言葉による見方・考え方と関係付ける思考
教材:「モチモチの木」(東京書籍・3年)
山田 綾子
実践「言葉による見方・考え方」を働かせる授業モデル 中学校
[話すこと・聞くこと]「紹介する」ってどうすること?
教材:「お気に入りの一品を紹介する」(教育出版・1年)
安 暁彦
[書くこと]教材の「見方・考え方」をいかし資質・能力を高める
教材:「作られた『物語』を超えて」(光村図書・3年)
有田 弘樹
[読むこと(説明文)]「読み」の観点を具体的に示す
教材:「人間は他の星に住むことができるのか」(三省堂・2年)
竹田 博雄
[読むこと(文学)]「言葉による見方・考え方」を働かせた俳句鑑賞
教材:「俳句の可能性」「俳句を味わう」「俳句を作って楽しもう」(光村図書・3年)
國原 信太郎
GIGAスクール時代の国語授業づくり (第7回)
授業づくりと学習評価
浦部 文也
学びの本質に迫る 国語科のパフォーマンス課題と評価 (第7回)
授業改善の様子
山本 はるか
教科書教材で実践! 今月の板書&発問講座 (第7回)
小学1年/「まちがいをなおそう」(光村図書)
岩崎 直哉
小学2年/「お手紙」(光村図書)
宍戸 寛昌
小学3年/「パラリンピックが目指すもの」(東京書籍)
藤井 大助
小学4年/「世界にほこる和紙」(光村図書)
山本 真司
小学5年/「固有種が教えてくれること」(光村図書)
小林 康宏
小学6年/「ぼくの世界,君の世界」(教育出版)
長屋 樹廣
中学1年/「根拠を示して説明しよう」(光村図書)
人見 誠
中学2年/「立場を尊重して話し合おう 討論で多角的に検討する」(光村図書)
上田 浩嗣
中学3年/「場面に応じて話そう 条件スピーチ」(東京書籍)
菅原 和朗
青木伸生の国語授業指導スキル大全 (第7回)
ノート指導スキル
青木 伸生
野口芳宏の国語授業四方山ばなし (第19回)
私が育てた授業の名言,妄語,キーワード抄(2)
野口 芳宏
〜「指導目標」と「指導事項」など〜
国語教育の実践情報 (第67回)
小学校/StuDX Styleにおける各教科等における1人1台端末の活用 小学校 国語 事例の紹介
大塚 健太郎
中学校/中学校国語科における「1人1台端末」の活用B
杉本 直美
わが県の国語ソムリエ (第113回)
茨城県
鈴木 一史
編集後記
大江 文武
今月号 掲載教材一覧

編集後記

 「見方・考え方」は,学習指導要領(平成29年告示)解説国語編(小・中学校 第1章総説)において,

 各教科等の「見方・考え方」は,「どのような視点で物事を捉え,どのような考え方で思考していくのか」というその教科等ならではの物事を捉える視点や考え方である。各教科等を学ぶ本質的な意義の中核をなすものであり,教科等の学習と社会をつなぐものであることから,児童生徒が学習や人生において「見方・考え方」を自在に働かせることができるようにすることにこそ,教師の専門性が発揮されることが求められる


 と示されているように,まさに「教科の本質」を体現するキーワードであると捉えることができます。

 また,国語科において位置づけられた「言葉による見方・考え方」の同解説(第2章第1節)における説明は,次のようになっています。

 言葉による見方・考え方を働かせるとは,児童が学習の中で,対象と言葉,言葉と言葉との関係を,言葉の意味,働き,使い方等に着目して捉えたり問い直したりして,言葉への自覚を高めることであると考えられる。


 小誌では,これまで過去2回(二〇一八年二月号・二〇一九年九月号)にわたり,「言葉による見方・考え方」に迫る特集を組んで参りました。しかしながら,いざ授業づくりの段になって,「言葉による見方・考え方」について具体的にどのようなイメージをもち,どう生かせばよいのか,未だ戸惑いの声も聞かれます。

 そこで今号では,より実践に即した切り口から,「言葉による見方・考え方」に迫ることができればと考えました。

 提言では,いま改めて「言葉による見方・考え方」という概念をどのように理解すればよいのか,「言葉による見方・考え方」を働かせるために,各領域の授業づくりをどう行っていけばよいのかについて,ご論考をお寄せいただきました。また,「言葉による見方・考え方」を働かせる授業のためのポイントや手立て(発問,パフォーマンス課題,板書の工夫,アイテム活用,振り返り),さらに,授業のねらいに向けて,どのような見方・考え方を,どのようにして働かせるのかという視点からの具体的な実践・授業モデルをご紹介いただきました。


   /大江 文武

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