国語教育 2016年8月号
育成すべき資質・能力を見据えた教材研究と言語活動

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国語教育 2016年8月号育成すべき資質・能力を見据えた教材研究と言語活動

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ジャンル:
国語
刊行:
2016年7月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 130頁
状態:
絶版
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目次

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特集 育成すべき資質・能力を見据えた教材研究と言語活動
提言 多様な視点から考える教材研究と言語活動のデザイン
教材との出会いを大切にした教材研究と言語活動のデザイン
/三好 修一郎
学習課題を設定する教材研究と言語活動のデザイン
/田村 嘉勝
「サブカル×国語」の教材開発と授業開発
/町田 守弘
これだけはおさえておきたい! 国語科授業づくりのプロが教える教材研究の基礎基本
物語文教材編/説明文教材編
誰もがつけたい「教材研究力」
/二瓶 弘行
小学校【教材別】たしかな教材研究と言語活動のデザイン
1年「くちばし」(光村図書1年上)
入門期に育成したい二つの力
/川上 由美
2年「お手紙」(光村・東書・学図・三省)
相手の心を想像する力を育てる
/星野 直樹
3年「すがたをかえる大豆」(光村図書三年下)
教材の特性を生かした問いを中心とした単元づくり
/國本 裕司
4年「一つの花」(光村図書四年上)
人物像の分析を中心に深める教材研究
/谷口 慎一郎
5年「大造じいさんとがん」(東京書籍五年)
構成と叙述から物語のおもしろさを読む
/松中 好江
6年「『鳥獣戯画』を読む」
スモールステップで鍛える思考力・判断力・表現力
/石�ア ひとみ
中学校【教材別】たしかな教材研究と言語活動のデザイン
1年「少年の日の思い出」(光村・東書・教出・学図・三省)
自分で調べる、やってみる
/保田 裕介
1年「シカの「落ち穂拾い」―フィールドノートの記録から」(光村図書一年)
教材と言語活動をつなぐもの―「シカの落ち穂拾い」の一実践から―
/小島 光太郎
2年「夏の葬列」(教育出版二年)
構成・表現形式を評価し、自分の表現に生かす
/渡邉 光輝
2年「鰹節―世界に誇る伝統食」(旧版 食の世界遺産―鰹節)(東京書籍二年)
未知を追究する知識の網マップ作り
/原田 剛
3年「故郷」(光村図書三年)
「論理的な言語力」を育む授業開発
/松山 宜申
3年「朝焼けの中で」(光村図書三年)/「言葉の力」(教育出版三年)
ディテールの読み
/堀 裕嗣
板書×発問でわかる! 今月の授業づくり (第5回)
小学1年/教科書の挿絵から活動の見通しをもたせる
/岩崎 直哉
〜「なつやすみの ことを はなそう」(光村)〜
小学2年/ルーブリックで話し方の指標を可視化する
/宍戸 寛昌
〜「大好きなもの、教えたい」(光村)〜
小学3年/「みんな」ってだれ? 「わたし」はどこ?
/広山 隆行
〜「わたしと小鳥とすずと」(光村)〜
小学4年/一瞬の描写+残り五音の検討で
/山本 真司
〜「夏の思い出を俳句にしよう」(オリジナル教材)〜
小学5年/効果を意識して表現の工夫を
/小林 康宏
〜「日常を十七音で」(光村)〜
小学6年/詩の情景を絵で表現する
/大江 雅之
〜「せんねん まんねん」(光村)〜
中学1年/戦争に向き合う〜「大人になれなかった弟たちに……」を朗読しよう〜
/廿樂 裕貴
〜「大人になれなかった弟たちに……」(光村)〜
中学2年/「しつこく」「ゆっくりと」考える練習をする
/森   健
〜「哲学的思考のすすめ」(東書)〜
中学3年/対になる関係から隠された言葉を見出す
/吉田  崇
〜「挨拶―原爆の写真によせて」(光村)〜
アクティブ・ラーニング時代における国語教育の基礎・基本 (第5回)
Presentation Skill(発表力)をbrushupする
/井上 一郎
国語科ジグソー学習入門―ほんもののアクティブ・ラーニングを目指して (第5回)
小学校低学年「読むこと」のジグソー学習の実際
/難波 博孝
教室の言葉から立ち上げる言語コミュニケーション教育 (第5回)
言語コミュニケーション能力を育てるためのスキル学習(2)
/山元 悦子
国語教師力を鍛える! 素材研究・教材研究・指導法研究 (第5回)
「おおきなかぶ」の素材研究、教材研究(下)
/野口 芳宏
国語教育の実践情報 (第5回)
小学校/小学校国語科映像指導資料「言語活動の充実を図った『読むこと』の授業づくり」を公表�A
/水戸部 修治
中学校/全国学力・学習状況調査の実施�A
/杉本 直美
わが県の国語ソムリエ (第52回)
栃木県
/森田 香緒里
編集後記
/『国語教育』編集部・林 知里

編集後記

 「教材研究」の大切さについては、今更述べるまでもありませんが、��アクティブ・ラーニング�≠ノ熱い眼差しが注がれる中、たしかな教材研究に基づいて言語活動を設定する際にはどんなことに留意したらよいのか・どのような教材研究が子どもたちの力をつけることにつながるのか、いわゆる定番教材を用いるにしても、授業のつくり方はきっと変わっていくのではないか―と思います。教材研究について書かれている書籍にこんな一節がありました。

 知識基盤社会化、グローバル化に対応すべく、世界に照準を合わせた教育改革が行われ、未来に生きる子どもたちの資質・能力の育成に向け、日本の教育は今、激動の時代にあります。(中略)しかし、どんなに教育を取り巻く状況や授業の方法が変化しても変わらないものもあります。それは、学習者としての「子ども」、指導者としての「教師」、両者を関わらせる学習内容としての「教材」という3つの要素が授業の成立には不可欠だということです。そして、子どもたちが主体的に学習するために、教科の本質や内容に迫る問いをいかにしてつくり出すか、教師の力が問われています。(『国語科重要教材の授業づくりたしかな教材研究で読み手を育てる「ごんぎつね」の授業』)

 子どもたちにつけたい力、すなわち資質・能力の育成ということでいえば、教育課程部会・国語ワーキンググループでの配付資料「国語科で育成すべき資質・能力(各学校段階別)(検討のたたき台)」を見ますと、つけたい力が細分化されていることが見てとれるとともに、系統立てて学ばせたいという意向がよくわかります。これらの育成すべき資質・能力を見据えたうえで、教材研究と言語活動をどうデザインしていくのか―授業づくりの基本に立ち返って考えたいと思い、特集いたしました。

 今号をもって、本誌は通巻八〇〇号を迎えました。まだ学生だった私が七〇〇号を読んでいるころに感じていた、新しい情報や視点に触れるドキドキ感・満足感を、今もつくれているでしょうか。ご意見・ご感想・ご批判等、お寄せいただければ幸いです。引き続きご愛読をいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


『国語教育』編集部/林 知里

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