国語教育 2016年4月号
アクティブな授業を目指す!成功する国語授業開きガイド

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国語教育 2016年4月号アクティブな授業を目指す!成功する国語授業開きガイド

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ジャンル:
国語
刊行:
2016年3月8日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 132頁
状態:
絶版
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目次

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特集 アクティブな授業を目指す!成功する国語授業開きガイド
提言 一年間の国語授業への期待をふくらませ成功に導く「授業開き」とは
小学校/児童の「言語活動履歴」を基盤として
松永 立志
中学校/一年間の見通しをもって
岩間 正則
高等学校/高校国語、カリキュラム・マネジメントの視点
田中 孝一
授業開きを成功させる教室環境づくり
グラビアで見る教室掲示&レイアウト
小学校/出会いの期待に応え、学習の見通しがもてる教室環境
清水 弘美
中学校/教室はシンプルかつ機能的に
松原 大介
楽しさを倍増する国語授業開きおススメグッズ
小学校/“勉強キャラ”で楽しく授業のきまりを確かめる!
藤原 友和
中学校/星占い作文―意欲喚起と読み手意識を高める作文の授業
井 太郎
スタートダッシュを決めよう! 成功する国語授業開き
小学1年/「話す―聞く」学習で、安心できる学級づくり
廣口 知世
小学2年/【導入】【習得】【活用】の流れによって、自分たちの力で学習する子を育てる
藤木 美智代
小学3年/「読み語りミュージアム」を開館しよう
小杉 栄樹
小学4年/楽しく始めよう漢字学習
藪田 顕嗣
小学5年/年間を通して実践できる古典学習
比佐 中
小学6年/子どもが本気になれる目的&相手を設定した言語活動の工夫―詩の朗読発表会で国語の授業開き!
小田切 治朗
中学1年/ことばとことば、仲間とことば ことばでつながる国語教室づくりのスタート
及川 美幸
中学2年/仲間と主体的に活動し、国語の魅力を再発見する
林 広美
中学3年/三年の春に芽生える意欲を大切に育む―和やかに、みんなでお花見をしながら、来春を展望する―
森畑 浩幸
【Q&A】国語授業づくりのプロに聞く! スタートをキメる授業開きのコツ
子どもに自分たちが主役だと意識させる
青木 伸生
小特集 年度当初から育みたい読書習慣―手立てと実践―
提言
子どもを読書家にするサイクルを築く―読書への「エンゲージメント」を高めるために
山元 隆春
実践
本とふれ合う児童を育むための取り組み
田中 信子
響室へようこそ
大月 ちとせ
小説のブック・クラブで力をつける あなたの読ませたい本は何か―その本を軸に一年間どう指導計画を立てるかが鍵 『夏の庭』(湯本香樹実)の指導―
塚崎 浩子
「本の話」があふれる国語教室へ
野村 耕一郎
板書×発問でわかる! 今月の授業づくり (第1回)
小学1年/スモールステップで入門「ことばづくり」
岩崎 直哉
〜「ことばをつくろう」(光村)〜
小学2年/「フロー」構造から物語の順序を可視化する
宍戸 寛昌
〜「ふきのとう」(光村)〜
小学3年/「どう読む?」で内容理解と表現力を高める
広山 隆行
〜「きつつきの商売」(光村)〜
小学4年/「女の子は、ちょう」だと思う子の気持ち
山本 真司
〜「白いぼうし」(光村)〜
小学5年/「抜き取り」読みで意見の作り方を知る
小林 康宏
〜「なまえをつけてよ」(光村)〜
小学6年/カレーの味を吟味しよう!
大江 雅之
〜「カレーライス」(光村)〜
中学1年/つくろう!「僕」の心情メーター
廿樂 裕貴
〜「花曇りの向こう」(光村)〜
中学2年/教師からの「メッセージ」が伝わる授業を
森 健
〜「メッセージをどう聞くか」(東書)〜
中学3年/同じ行為(動詞)の比較で想いを読む
吉田 崇
〜「握手」(光村)〜
アクティブ・ラーニング時代における国語教育の基礎・基本 (第1回)
アクティブ・ラーニング時代の国語科
井上 一郎
〜育成すべき言語能力を明確にする〜
国語科ジグソー学習入門―ほんもののアクティブ・ラーニングを目指して (第1回)
ジグソー学習とは
難波 博孝
教室の言葉から立ち上げる言語コミュニケーション教育 (第1回)
物語のはじまり
山元 悦子
国語教師力を鍛える! 素材研究・教材研究・指導法研究 (第1回)
学力形成のメカニズム
野口 芳宏
〜教材研究の現状と課題〜
国語教育の実践情報 (第1回)
小学校/第54回全国国語科教育研究大会福島大会の成果
水戸部 修治
中学校/学校図書館研修講座の紹介
杉本 直美
わが県の国語ソムリエ (第48回)
青森県
鈴木 愛理
SCHOOL REPORT (第4回)
博報賞受賞校訪問
森山 卓郎
〜取材先:京都市立御所南小学校〜
編集後記
『国語教育』編集部林 知里

編集後記

 子どもの頃、新年度の一番の楽しみといえば、新しい国語の教科書を開くことでした。教科書を受け取った日は、家に帰ってから、物語文を繰り返し読んだことを思い出します。

 四月のうちに、学習のルールを教えることはもちろん必要なことだと思います。しかし同時に、“国語って楽しい!”“今年一年間の国語の勉強が楽しみ!”と子どもたちが心躍るような授業開きを設けることは、規律・ルールの定着と同じくらい、大切なことではないでしょうか。そうでなければ、主体的に・協働的に学ぶことは叶わないのではないかと思います。また、その“楽しさ”は、国語科としての知的な“楽しさ”であってほしいとも思います。ある書籍に、こんな記述がありました。

…4月からのスタートのことだけを考えて、ただ楽しいだけ、おもしろいだけ、どこかで仕込んだネタをしているだけでは、スタートを凌いでいるだけになります。一年間を見通した学級づくり、授業づくりにつながったものでないと、その時期が終わったとたんに、急速に教室はしぼんでしまいます。(『学級づくりロケットスタート』)

 “その一時間”だけではなく、一年間の授業を成功に導く授業開きとするためには、楽しさの中に、子どもの知的好奇心をくすぐる仕掛けを施すことが不可欠です。国語の授業時間はもちろん、環境や習慣づくりといった学校生活全般から国語授業開きを考えたいと願い、特集を企画いたしました。

 また、小特集では、「年度当初から育みたい読書習慣」についてご寄稿いただきました。教育課程企画特別部会「論点整理」においても、学校図書館を活用した読書活動や情報活用としての読書、朝読書を設けた例など、国語科はもちろん、教育活動全体を通じて読書をさせることが求められています。新年度だからこそ、習慣としての読書生活デザインについて考えてみたいと思いました。

 現在、新学習指導要領へ向けた審議が進められています。今年度、本誌もそうした動向にも目を配りながら、読者の先生方のお役に立つ情報を引き続き企画して参りたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。


『国語教育』編集部/林 知里

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