- 新国語科の『解説』を言語活動に生かす―実践課題は何か
- 1 提言・新国語科の『解説』を読み解く―言語活動の課題は何か
- この『解説』は言語活動に生かせるか
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- 「単元学習」的な指導方法を
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- 「とは何か」を問い続けること
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- 責任教科として「言語活動の充実」を展開する
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- 系統性、身につけさせる力、批判―三つの課題
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- つまりは、教師の「聞き耳アンテナ」を磨くこと
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- 2 説明的な文章―『解説』を解釈と論理的な表現活動に生かす
- (1)「説明」「報告」の定義づけと指導の課題
- 相互交流能力をめざす活用型学力を育てよう
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- PISAに対応できる説明文のクリティカル・リーディング
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- 「説明」「報告」の具体的な様相理解と実践
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- 解説はしない、型を教えて書かせる
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- 表現機能としての「説明」「報告」
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- 論理につながる正確な説明
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- (2)「意見」「論説」の定義づけと指導の課題
- 「序論―本論―結論」を使えるものに
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- 論理的叙述の層のレベル差に着眼を
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- 「意見」「論説」を支える「事実」の取扱い
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- 国語科の共通語として国語科学習用語をつくろう
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- 系統を意識して学校全体で指導する
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- 書評と社説から論説の書き方を学ぶ
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- (3)「話合い」「討論」の定義づけと指導の課題
- 言語活動配分のロジックが見えない 『解説』は、構造表をこそ示せ!
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- 言語活動の構造化・系統化は思考力を核に
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- 指導事項の中の能力と活動を見極める
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- 全員の結論、個人の結論
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- 「生きる力」につながるディスカッションを
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- 聞く力とメタ対話の力の育成を鍵に
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- 3 文学的な文章―『解説』を解釈と創作活動に生かす
- (1)「詩」の指導の課題
- 国語科学習としての詩の位置―自己表現としての創作活動―
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- まず「楽しさ」を実感しながら詩と出会う取り組みを
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- 言葉を「こぼす」ための工夫
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- 思考力・判断力・表現力を系統的に育む詩の学習
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- 声に出しことばがからだにしみる詩の学習
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- 段階と目的に応じた指導の「ねらい」を明らかにする
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- (2)「短歌、俳句」の指導の課題
- 短詩形文学の特徴を活かす教材開発が重要
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- 表現の分析を「解釈」や「創作」に生かす
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- 領域の指導事項とのつながりを明確に
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- 短歌・俳句を子供の身近なものに
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- 解説授業/鑑賞文授業からの脱却を
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- 短歌、俳句の楽しさを教え、創作は活動を評価する
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- (3)「物語」「小説」の指導の課題
- 文学を読む授業のための戦略
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- 物語の仕組みを軸に学習を関連づける
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- 子どもたちの「自己表現」「自己実現」を「解釈」で行なう
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- 文学的な文章の読解・表現指導の工夫
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- 読解方法の「解説」を
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- 螺旋的・反復的繰り返しの重視
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- 4 伝統的な言語文化に親しむ活動に『解説』を生かす
- (1)小・中の「古典」指導の系統性と評価
- 系統的な指導で、古典学習を楽しいものに
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- 古典指導の最終的目標を見据える
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- 古典に親しむ態度を段階的に育てる
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- 「活用」を意識してこそ現代とのつながりを実感させる
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- (2)「音読」「朗読」「暗唱」の指導と評価
- 音読・朗読・暗唱の指導を考える
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- 教材の開発・編成と音読・朗読・暗唱指導の系統化
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- 遊び心・創造・声への着目
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- 「音読」「朗読」をくり返し、まとめで「暗唱」する
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- 明治図書