国語科「言語活動の充実」事例

国語科「言語活動の充実」事例

授業技法はまだまだある。言語力が着実に身につく実践を収録。

言語活動の充実。まずは国語の授業の充実を図ることだと著者は主張する。ちょっとした技法の組み合わせで、発見的、対話的な授業が可能になる。言語力の土台を培うために、日々の音読も必要。あらゆる言語活動を日々、総合的に実施していく。言語力は着実に身につく。


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ISBN:
978-4-18-146418-9
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2020年11月2日
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
T 誰にもできる知的学習活動
一 何かを用意する
二 何かをかくす
三 何かを問う
四 何かを考えさせ、何かを認識させる
五 授業とはコミュニケーションである
U 日本語を鍛える音読活動
一 漢詩の音読で日本語の声を創る
二 世阿弥の「老松」を謡う
三 音読の声を活用させる
四 表現型新出漢字指導
V 作文・日記力を劇的に高める活動
一 特製用紙の使い方
二 説明的作文・日記の書き方
三 物語風作文・日記の書き方
四 作文の技法を意識させる
W 新見南吉版「権狐」で批評型学習活動
一 読解の授業を面白くするには
二 赤い鳥版の読解後南吉版を紹介する授業
三 南吉版「権狐」最後の場面の授業
四 要約と主題を同時検討
五 赤い鳥版と南吉版を対比する
六 南吉オリジナル「権狐」完全版
七 赤い鳥版と南吉版の違いを検討する
X 漢詩を使って行う読解学習
一 まずは音読から
二 漢詩を読解する
Y 型から生まれる創造的活動
一 自己紹介折り句
二 修学旅行のまとめ折り句
三 兼好法師の傑作
四 物語折り句でまとめる
Z 言語力を劇的に高める文化的活動
一 言語力を劇的に高める場
二 新美南吉を表現する
おわりに

はじめに

 言語活動の充実。

 まずは、国語の授業の充実を図ることになる。

 教科書の教材。国語科の授業の技法は、開発されつくしたかに見えるが、まだまだある。ちょっとした技法の組み合わせで、発見的、対話的な授業が可能となる。

 教科書の教材だけでは足りない。教科書にない短詩を使った授業をよくする。本書で紹介した「わたしは見た」を読解する授業。この授業は、どこでやっても、誰にやっても、面白い読解活動が生まれる。ぜひ、試していただきたい。

 作文の指導では、説明的作文と、物語風作文を書かせるとよい。両方の作文が書けるような専用の用紙を使っている。論理力の育成が叫ばれる今、説明的作文の筆記が重視される傾向があるが、私は、物語風作文の筆記も重視している。何より、書くことが好きになる。

 言語力の土台を培うために、日々音読をしている。本書では、とくに、漢詩の音読の有効性について説明した。

 年に一度の文化的発表活動は、子どもたちの言語力を劇的に高める場だ。言葉の文化を取り入れ、文化を再創造していく貴重な場でもある。

 子どもたちの言語力の低下が叫ばれて久しい。本書で紹介したようにあらゆる言語活動を日々、総合的に実施していく。その活動を発見的、表現・体験的な学習活動にしていく。必ず、言語力は着実に身についていく。

 本書を、次のように構成した。すべて、立命館小学校で実践したものである。


 T 誰にもできる知的学習活動

 U 日本語を鍛える音読活動

 V 作文・日記力を劇的に高める活動

 W 新見南吉版「権狐」で批評型学習活動

 X 漢詩を使って行う読解学習

 Y 型から生まれる創造的活動

 Z 言語力を劇的に高める文化的活動


 どうぞ、興味のある章からお読みいただきたい。「これは面白い。できそうだ」と思われるものがあれば、ぜひ、試していただきたい。読者の皆様から忌憚のないご意見がいただければ幸いである。


  二〇〇九年一〇月   /岩下 修

著者紹介

岩下 修(いわした おさむ)著書を検索»

愛知教育大学社会科卒業

立命館小学校教諭

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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