- はしがき
- 序論
- 一 個人差についての概観
- 1 学級単位から個人単位への重点の移動
- 2 「個を生かす授業」が直面する障害
- 3 個人差のとらえ方
- (1)量的な個人差と質的な個人差/ (2)個人差を多面的にみる
- ニ 一斉学習での個への対応
- 1 一斉学習と個別化教育
- (1)両者は対立概念か/ (2)一斉学習はなお必要か
- 2 具体事例の考察
- (1)鳴門市教育研究所とその協力校/ (2)川崎市教育研究所/ (3)福岡教育大学附属福岡中学校
- 三 小集団学習での個への対応
- 1 小集団学習と個別化教育
- (1)小集団学習の多様性 (2)協力学習の提唱と実践/ (3)わが国の自主協同学習
- 2 具体事例の考察
- (2)栃木県小山市立小山中学校/ (2)滋賀大学教育学部附属中学校
- 四 個別学習での個への対応
- 1 二つの対応策
- 2 オープン方式
- 3 CAI
- 五 個を生かす教育への新しい取り組み
- 1 モジュール方式
- (2)事例 香川大学教育学部附属坂出中学校/ (2)坂出附属中学校 モジュール方式についての調査――結果と考察の概要
- 2 アメリカの個別化教育――IGE
- 3 パッケージ方式
- (1)事例 石川県高校理科のユニット教材/ (2)「ガリレオの自由落下運動」をとりあげた理由/ (3)教材選択の条件/ (4)授業過程の設計
- 六 視聴能力の個人差とその手だて
- 1 中学校三年理科「火山」の授業から
- 2 小学校五年社会科「テレビの旅」の授業から
- (1)連想語マップの分析/ (2)イラストの分析
- 3 今後の研究課題と方法
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- 明治図書