GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の学級づくり

GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の学級づくり

インタビュー掲載中

1人1台端末は学級経営でこう活かす!ICT活用アップデート術

授業づくりと両輪となる学級経営で、1人1台端末はこう活かす!メリットとデメリットを踏まえた上で取り組む低学年・中学年・高学年別の1年間の実践モデルに加えて、リアルな日々のエピソードで綴る奮闘記も収録した、ICTをフル活用した1年間の学級づくり入門書。


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ISBN:
978-4-18-421927-4
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 168頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年4月22日

Contents

もくじの詳細表示

はじめに
序 GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の学級づくり
01 GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の学級づくり 低学年
@ 朝の準備をしよう
A それぞれの場所の使い方を考えよう
B みんなのいいところを見つけよう
C スピーチでタブレット端末を使ってみよう
D 係活動でタブレット端末を使ってみよう
E 他学年との交流をきっかけに使い方を学ぼう
F 映像をもとに行事を振り返ろう
G 学級活動でタブレット端末を使おう
H 保護者と繋がろう
02 GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の学級づくり 中学年
@ 教室はまちがうところだ
A 自己紹介をデジタルで記録
B どのような学級にしたい?
C 予定や指示をデジタルで
D よい授業で学級経営を安定
E 授業で活用 〜国語科編〜
F 授業で活用 〜社会科編〜
G 係活動で活用
H 保護者との連携
I 一人ひとりのよさを発見
03 GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の学級づくり 高学年
@ 自己紹介をしよう!
A 子どもへの連絡をしよう!
B 学習予定を配布しよう!
C 保護者との繋がりに活用しよう!
D ルールづくりをしよう!
E 振り返りに使おう!
F 宿題を計画しよう!
G 目標を決めよう!
H 係活動に取り組もう!
I 選挙に使おう!
J 席替えに使おう!
04 1人1台端末を活用する!学級づくり奮闘記
1◆1年生にもタブレット端末を渡すから,どんどん使っていってね!
――この言葉,どう受け止めますか?
2◆教室にタブレット端末がやってきた
――タブレット端末配布日にすべきこと
3◆初めての活動の落とし穴
――事前に念入りな準備をしたはずが……
4◆恐るべし! タブレット端末の力!
――タブレット端末は,暇をつくらせない!
5◆どこで保管するか?
――近くに持たせたいけど壊れない?
6◆とにかく使うべし!
――導入期の辛さを乗り越えろ!
7◆静かな休み時間
――タブレット端末を渡した結果……
8◆みんなの気持ちを教えてくれる?
――振り返りジャーナルをタブレット端末で
9◆入力をどうするか問題
――想いを表現できることを大事にする
10◆Apple Pencilがやってきた!
――どうやって保管しようか?
11◆文字の乱れを受け入れられるか問題
――タブレット端末で丁寧に書くのは難しい!
12◆オンライン学習ってどうやるの?
――初めてオンライン学習に挑戦!
13◆難しい作業をさせすぎる問題
――対面の授業と同じことはできない
14◆提出物をチェックし切れない問題
――提出と返却はセットで計画する
15◆配信動画に時間をかけすぎる問題
――動画づくりの合言葉は『気楽に』
16◆子どもの作業をイメージする
――その課題は,思ったより大変なのでは?
17◆子どもがカードを送ってくる
――伝えるツールとしての使い方は?
18◆学級目標をつくろう!
――一人ひとりの意見を反映しよう
19◆オンタイム型授業の難しさ
――失敗したくないのは当たり前
20◆タブレット端末で振り返ろう
――1学期の振り返りもタブレット端末で
21◆学級文化をつくるきっかけに
――1枚のカードが届いた
22◆サプライズは,クラウドが便利!
――クラウドは,こっそり動ける
23◆届くカードに変化が見えた
――カードに見る子どもの力
24◆タブレット端末は学校生活をよりよくする
――やっぱりタブレット端末は便利
25◆これまでの取り組みを振り返って
――GIGA学級経営とは……
おわりに

はじめに

 本書は,「GIGAスクール構想で変える! 1人1台端末時代」シリーズの第5弾となります。今回は,授業づくりと同じくらい大切な学級経営についてまとめました。授業づくりと学級経営は両輪といえることでしょう。

 授業づくりにおいて1人1台端末がやってきたのと同時に,学級経営にも1人1台端末がやってきたことになります。学級経営でどのように使っていけばいいのかについて,まとめたのが本書になります。

 本書では,同僚である中西和也先生,井上美鈴先生,山口翼先生の3人に低学年編・中学年編・高学年編について執筆してもらいました。3人とも,GIGAスクール構想でタブレット端末が入ってくる前から,数年間,学級に1人1台端末のある環境で授業づくりや学級経営に取り組まれてきました。

 きっと,使い始めた時には授業づくりや学級経営面でメリットをすぐに感じたことでしょう。その一方で,デメリットも感じたことでしょう。そのようなメリット・デメリットをふまえて,取り組まれている現在進行形の学級経営の実践になります。現在においてデメリットを全く感じなくなったということはないでしょう。デメリットを感じながらも,それを上回るメリットを感じていることでしょう。

 自分の担当する学年だけでなく,違う学年もお読みください。きっと発見があることでしょう。

 また,4章には,「奮闘記」ということで同僚である西村祐太先生に執筆してもらいました。1年生の担任,そして2021年度赴任されて急に1人1台端末の環境。これまでに,タブレット端末を使用した経験はあるものの,きっと戸惑いが大きかったことでしょう。そういった中で,どのような実践に取り組まれているのかについてまとめてもらいました。

 本書が1人1台端末時代の学級経営へとアップデートするための一助になることを願っております。


   編著者:樋口 万太郎

著者紹介

樋口 万太郎(ひぐち まんたろう)著書を検索»

はじめに,おわりに,序執筆。

京都教育大学附属桃山小学校教諭。

「自分が嫌だった授業を再生産するな」がモットー。

中西 和也(なかにし かずや)著書を検索»

第1章執筆。京都教育大学附属桃山小学校教諭。

「子どもと授業を創る」「子どもが生きる授業」を目指している。

井上 美鈴(いのうえ みすず)著書を検索»

第2章執筆。京都教育大学附属桃山小学校教諭。

「子どもの側から教育を発想する」がモットー。

山口 翼(やまぐち つばさ)著書を検索»

第3章執筆。京都教育大学附属桃山小学校教諭。

「子どもの力を信じる!」がモットー。

西村 祐太(にしむら ゆうた)著書を検索»

第4章執筆。京都教育大学附属桃山小学校教諭。

「子どもの『したい!』を引き出す」が教育モットー。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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