人間関係形成能力を育てる学級経営365日ガイドブック 6年

人間関係形成能力を育てる学級経営365日ガイドブック 6年

新刊

BEST300

つながる力で最高の学級経営を!6年担任365日の仕事術

人間関係形成能力を育て学びやすく居心地のいいクラスづくりへ!子どもたちの「つながる力」を引き出すことで、学級は最高のチームになります。6年生の1年間365日の学級づくりについて、月ごとのポイントをまとめてわかりやすく解説した、6年担任必携の書です。


紙版価格: 2,486円(税込)

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ISBN:
978-4-18-372627-8
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 192頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年3月5日

目次

もくじの詳細表示

シリーズ発刊に寄せて
まえがき
第1章 なぜ,いま「つながる力」か
1 世界の中の日本人の幸福度
2 私たちの幸福度
3 日本人のつながり方
4 「閉じた乏しい人間関係の」国,日本
5 人間関係形成能力と学習指導要領
6 人間関係形成能力とは
7 安全基地と仲間
8 今こそ,他者とつながる力を子どもたちに
第2章 「つなげる」から「つながる」へ
1 「教師のつなげる力」と「子どものつながる力」
2 6年生はどんな学年?
3 学級経営で成果を上げる「願い」×「実践」
第3章 人間関係形成能力を育てる学級経営365日 6年
1 春休み 願いと向き合い方針を定める
1 春休み中に向き合う「願い」
2 卒業するときの姿を思い浮かべる
3 年間の見通し
4 ある年の春休み
5 ゴールに向けて「戦略」と「戦術」を立てる
6 同学年の大人とも「つながる」
7 学級事務でつながる
2 4月 学級の土台をつくる
1 学級びらき
2 入学式準備
3 6年生がどのような学年か共有する
4 ゴール像を共有する
5 1年生との交流は6年生のため…と考える
6 学級目標づくりの土台づくり
7 ふわふわ言葉・ちくちく言葉
8 子どもを成長させる言葉
9 ポジティブな言葉を使う練習をする
10 朝の会
11 帰りの会
12 給食指導
13 清掃指導
14 学習規律
15 学びの5ステップ
16 ミニレク
3 5〜7月 学級の土台を固める
1 二度目の学級びらきで学級の土台を固める
2 目標申告
3 学校のきまりの確認
4 トラブル対応
5 対話的な学びを充実させる
6 対話的な学びを充実させるミニゲーム
7 振り返り
8 学級目標づくり
9 校外学習
10 夏休み前の成長の成果を残す
Column1 ついに夏休みだ!
4 9〜12月 固まった土台の上で学びを生かす
1 9月〜12月は夏休み前の学びを生かす時期
2 夏休み前の成長を思い出す
3 人間関係をよく観察する
4 学校行事を見通す
5 運動会
6 学習発表会
7 修学旅行
8 学校行事の成長の成果を日常に返す
Column2 支え合いながら生きていく
5 1〜3月 感謝でつながり,学級の土台から羽ばたく
1 成長の成果を感謝する時期
2 残り少ない日常を大切にし,成長のラストスパートをかける
3 学習のまとめ
4 6年生を送る会
5 卒業式
6 学級じまい
あとがき

まえがき

 「この子,本当にすごいな…」


 何年もこの仕事をしていると,本当に小学生なのか疑いたくなるくらい,人として尊敬できる子と出会うことがあります。


 数年前に私が担任した女の子は,色々なことに前向きで,友達に対して優しく,とても明るい子でした。リーダーとして活躍する場面もたくさんあり,ユーモアのあふれる企画や,学級全体をまとめあげる力は見事でした。他の子がリーダーになった時は,自分は目立たないように立ち振る舞い,さりげなくリーダーを助けていました。もちろん,自分の手柄を主張することはありません。他の子がリーダーとして活躍できたことに心の底から喜んでいました。


 その子は,人とつながる力が優れている子でした。


 人とつながる力が優れているからこそ,周りから信頼され,周りを巻き込みながら自分の力を発揮して学級をよくしていく。そんなことができる子でした。私はこの子の人とつながる力のルーツを

 (生まれ持った才能か?それとも家庭教育の力か?)

と,探ってみたのですが,最後までわからずじまいでした。


 数年後,私の住む地域のお祭りで,高校生となった彼女と再会しました。再会するやいなや,彼女はこんな嬉しいことを言ってくれました。


 「先生!私は今,大学生と協力して地域を活性化させるボランティアをしているんです。先生から教えてもらった前向きな言葉と人との関わり方が今でも本当に役に立っているんです。本当にありがとうございました!」


 人とつながる力の高い彼女の言葉です。きっと,数年ぶりに会った私を喜ばせるために言ってくれたのでしょう。それでも彼女は,私から学んだ前向きな言葉と人との関わり方が今でも役に立っていると目を輝かせながら言ってくれたのです。私が担任したのはたった1年間。どこまで影響があったかわかりませんが,人とつながる力が高まり,役に立っていると実感してくれているようです。

 それにしても,高校生が大学生と協力して地域の活性化だなんて本当にすごいですよね。自分の住む地域以外も活性化させようと高い志に向かっていく姿と,自分より何歳も年上の大学生と一緒に活動して人とつながる力を発揮している彼女は本当に眩しく,人として尊敬できる子のまんまでした。


 学校にはいろんな子が通っています。彼女のように,人とつながる力をいつ身につけたか実感できる子もいるでしょう。知らずと実感しないままに人とつながる力を身につけている子もいるでしょう。どちらにしても,人とつながる力を身につけることが子ども達の幸せにつながるという,9年間の義務教育の可能性を感じました。


 本書は,赤坂真二先生のご教示のもと,「つながる力」をもとに自分の学級経営を見直し,まとめ上げた1冊になります。赤坂先生からの学びは大きく,これからの学級経営にも大きな影響を与えてくれました。私の学びの成果がみなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。


   /橋 朋彦

著者紹介

赤坂 真二(あかさか しんじ)著書を検索»

1965年新潟県生まれ。上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。ガイダンスカウンセラー・スーパーバイザー。日本学級経営学会(JACM)共同代表理事。19年間の小学校勤務では,アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み,子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてきた。2008年4月から,これから現場に立つ若手教師の育成,主に小中学校現職教師の再教育にかかわりながら,講演や執筆を行う。

橋 朋彦(たかはし ともひこ)著書を検索»

1983年千葉県生まれ。現在,千葉県公立小学校勤務。文科省指定の小中一貫フォーラムで研究主任を務める。市教育委員会が主催する初任者研修や若手研修で,算数や数学の授業公開をし,講師を務める。教育サークル「スイッチオン」,バラスーシ研究会,日本学級経営学会などに所属。算数と学級経営を中心に学ぶ。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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