「THE 教師力」シリーズ
THE こども理解

「THE 教師力」シリーズTHE こども理解

インタビュー掲載中

子ども理解に大切な視点とは?見方やアプローチの秘訣

「子ども理解」に大切な視点とは?一人ひとりの子どもを見取るポイントやアプローチの方法について徹底解説。子どもの見方・感じ方をとらえる「子ども理解の研究法」から、支援を要する子を包み込む学級づくりまで。豊富な実践例と共に丁寧にわかりやすくまとめました。


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ISBN:
978-4-18-348010-1
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小・中・高
仕様:
四六判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年12月16日
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目次

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まえがき
第1章 「こども理解」の意義
1 子どもに教える前にすべきことがある
@教師にとって一番必要なことは相手を思うこと
A「好き」になるには「よさ」を見つけること
B行動の裏にあるものを見る
2 子ども理解の不可能性からスタートする
@私のことを心配してくれていると思わなかった
A自分の存在なんて,いっさい残したくないから
B何も言わずに座り続けてくれたことに感謝します
C子どもたちに対する私たちの影響を〈断念する〉ことから始める
3 なぜ,「こども理解」が大切なのか〜教師教育の立場から
@「偏る」教師教育
A校内暴力と学級崩壊
B無力化された学校,教師たち
C学級崩壊のメリット
D教師となるために
4 なぜ,「こども理解」が大切なのか〜特別支援教育の立場から
@特別支援教育の立場とは?
A一人一人の教育的ニーズや持てる力を把握するための「子ども理解」
B生活文脈の中で「関係性」「多面性」を意識した「子ども理解」を
5 「こども理解」とは何か〜歴史的背景を中心に
@「こどもらしさ」の誕生
A「こども理解」前史
6 多様な子どもたちと一緒に誰も排除しないインクルーシブな学級をつくる
@どんな子どもも排除しない「インクルーシブ教育」
A「Aくんだけが違う」のではなく「一人一人が違う」
B子ども自身の自己理解を促す
Cインクルーシブな職場づくり
Dむすび
第2章 「こども理解」の研究法
1 子どもの行動を見る・背景を読む
@「子ども理解」とはどんなことをするのか
A子どもを「見る」視点とその方法
2 「こども理解」を深めるシンプルな方法〜全員のその日の言動を思い出す
@所見を書きにくい子
A「言動を思い出す」力を高め「こども理解」を深める
B他の方法と組み合わせて「こども理解」を深める
3 支援を要する子の背景を読み解く
@そのつまずきには,わけ(理由)がある
A背景要因を読み解くためのプロセス
B意外と知られていない,姿勢保持のつまずき「低緊張」
C子どもの姿を変えようとするより,授業の姿を変えよう
D二次的に引き起こされるつまずき
E「謎解き」と「宝探し」のために
4 子どもの良さは「あたりまえ」の中にある
@子どもは何を望んでいるのかを考える
A指示は教師の都合
B先生がまずやってみせると子どもは真似をする
C「君は素晴らしいよ」とメッセージを送り続けよう
D「あたりまえ」の中に素晴らしさがある
5 一人ひとりを見つめる子ども研究法
@ザ・チャイルド
A共育カード
B毎日日記
6 絵を通して知る子供の見方,感じ方〜表現の根っこから学ぶ子供理解
@はじめの一歩
A子供理解と絵の見方
B子供理解に根差した図画工作科の授業
7 授業で見つける子どもの姿
@発表できない
A授業中のおしゃべり
B友だちをからかう
C静かに座っている
Dふざける
E落ち着かない
F考えていない
第3章 「こども理解」の実践事例
1 遊びやかかわりの中で子ども理解を深める〜幼児期の子どもと向き合い思うこと
@生活経験がそのまま表れ,次につながっていく幼児期
A教師自身の奥にあるものを探り,捉え,かかわる
2 子どもの見方をネガからポジへ
@どのような思いで見るか
Aネガからポジへ
B「ネガからポジへ」事例 「席に着かないAくん」
3 子どものことは理解できない
@理解できないことを知る
Aあいさつと休み時間
B子どもの声を聴けるようにする
C子どもの裏をこじ開ける
4 子ども理解のための3つの視点
@行動そのものを考えてみる
A特性から考えてみる
B気持ちを考えてみる
C最後に
5 子どもを理解することとその方法
@子どもを理解することとは
A子どもの思いを受け取る方法
B子どもの思いの受け取り方
Cわかっていると思ったときが,わかっていないとき
あとがき

まえがき

 教師として一番必要なこと,するべきことは何か。

 その問いがあるとすれば,私はまず「こども理解」を挙げるべきではないかと考えています。

 学習者である子供を理解することができなければ,どんなに授業の仕方や教材を研究しても決して上手くいきません。それは,材料のことをよく知らないで調理をしたり,自然環境を考えずに農業をしたりすること以上のことです。孫子の言葉「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」にもあるように,まず相手,つまり,子供を知ることから始めなければうまくいきません。私自身,初任の頃,「理想が子供の頭の上を通っているよ」と副校長先生に言われ,ハッとしたことを覚えています。今でも子供のことが見えていない,理解できていないのではないかと思いながら仕事をしています。

 では,「こども理解」とはどのようなことなのでしょうか。そして,「こども理解」とは,具体的にどのような取り組みをすればよいのでしょうか。

 本書では,こうした「こども理解」について意義,歴史的背景や子供達の実態や状況,具体的な子供の看取り方や理解の仕方,そして教育実践についてまとめたものです。ぜひ,若い先生をはじめ,教育に関係のある方に読んでいただき,「こども理解」の大切さについて共に学び合うことができればと考えています。


   /長瀬 拓也

著者紹介

長瀬 拓也(ながせ たくや)著書を検索»

1981年岐阜県生まれ。横浜市立小学校教諭,岐阜県公立中学校教諭を経て,現在,岐阜県公立小学校教諭。専門は,学級組織論,教育方法学,社会科教育。

「THE 教師力」編集委員会著書を検索»

長瀬 拓也   岐阜県中津川市立加子母小学校

石川 晋    北海道上士幌町立上士幌中学校

赤坂 真二   上越教育大学

青山 新吾   ノートルダム清心女子大学

桐田 敬介   上智大学大学院

野口 晃菜   (株)LITALICO/筑波大学大学院

吉永 幸司   前京都女子大学

谷口 陽一   岐阜県中津川市立加子母小学校長

川上 康則   東京都立青山特別支援学校

城ヶア 滋雄  千葉県船橋市立夏見台小学校

福山 憲市   山口県下関市立勝山小学校

大橋 功    岡山大学

多賀 一郎   追手門学院小学校

佐々木 大輔  大阪府泉佐野市立はるか幼稚園

飯村 友和   千葉県佐倉市立青菅小学校

金大竜     大阪府大阪市立千本小学校

柳下 記子   武蔵野市特別支援教室

田中 博司   東京都杉並区立桃井第五小学校

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 川上康則さんの支援を要する子供の背景についての説明が分かりやすかった
      2016/3/1930代・小学校教員
    • 子どもをどのように見取ればよいか具体的に書いてあり役だった
      2016/2/6RSK
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