- まえがき
- /土作 彰
- 総論 ミニネタは授業をどう変えるか?
- /土作 彰
- ミニネタ1 ミニネタと私
- /中條 佳記
- ミニネタ2 子どもたちがミニネタを用いて授業ができるように
- /松森 靖行
- ミニネタ3 生徒を惹きつけるミニネタ力
- /松久 一道
- ミニネタ4 教室三種の神器
- /山田 将由
- ミニネタ5 自分の特技・趣味を生かしたミニネタ授業づくり
- /河邊 昌之
- ミニネタ6 地図帳を使いこなそう
- /友田 真
- ミニネタ7 家庭生活に生きるミニネタ
- /佐藤 翔
- ミニネタ8 子どもと子どもをつなぐ「小さな福の神」
- /飯村 友和
- ミニネタ9 子どもも教師も大爆笑!腹がよじれる文章構成のミニネタ
- /山根 大文
- ミニネタ10 「スーパーマーケットには全国大会があった!」「浮いている磁石にも重さはある?」
- /西原 健太郎
- ミニネタ11 子どもを育てる授業導入でのミニネタ
- /田中 聖吾
- ミニネタ12 ミニネタで,『やる気』と『注意』と『記憶』を育てる
- /田中 博司
- ミニネタ13 「正しい月の向きはどれ?」「臓器を正しく書けるかな?」
- /原 龍太郎
- ミニネタ14 子どもの「やる気スイッチ」を入れよう
- /神山 雄樹
- ミニネタ15 生徒の知識と歴史をつなげよう
- /氏家 拓也
- ミニネタ16 子どもも教師も楽しめる英語授業
- /柴ア 明
- あとがき
- /土作 彰
まえがき
「ミニネタ力」とは何か?それは子どもを惹きつける力である。子どもを本気にさせる力である。子どもと教師の信頼関係を確固たるものにする力である。「この先生の話はおもしろいし,わかりやすい!しかもできるようになる!」子どもにこう思わせることが出来る。これを「知的権威の確立」という。
教師は実に年間1000時間もの授業を行う。ともすれば教科書の指導書をトレースするだけのつまらない授業の連続に終始してしまう。次第に子どもたちは「授業は苦行だ!」と感じるようになり,心は教師から離れていく。最悪の場合「学級崩壊」に至ることもある。
ミニネタを使えば,無味乾燥になりがちな授業に深みと奥行きを与えることができる。子どもたちの食いつきが違う。子どもたちといい関係を築くことができる。知っているかどうか,持っているかどうかで日々の授業づくり,学級づくりは大きく変わってくるのだ。
本書には明日の授業に役立つミニネタの実践が16本収められている。それぞれの実践の中で,いかにミニネタが効果的な働きをするかが明確にされている。たとえ学年や教科が違ったとしても,自分なりにアレンジして新たな実践を開発することも可能である。
まずは明日の授業にガンガンミニネタを取り入れて,魅力的な授業を創出して頂きたい。子どもたちの素敵な笑顔のために。
/土作 彰
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- 明治図書
- ミニネタのストックがとても増えました。2020/2/7ガッツ