手軽でカンタン!子どもが夢中になる!
筑波の図画工作 言葉かけ&題材ネタ51

手軽でカンタン!子どもが夢中になる!筑波の図画工作 言葉かけ&題材ネタ51

インタビュー掲載中

とっておきの題材&子どもが夢中になる授業のすべを大公開!

アイデアいっぱい!魅力的な題材を全領域、低・中・高学年別に51紹介。題材をどう指導するかを授業の流れとともに「授業ギャラリー」(写真)、「授業ライブ」(会話)でリアルに示し、題材で大切にしたいこと、教師の言葉かけのポイントをおさえた学び多き1冊です。


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PDF
ISBN:
978-4-18-245916-0
ジャンル:
図工・美術
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年11月11日

CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 子どもを夢中にさせる!図画工作の授業ポイント
言葉でつなぐ
子どもの言葉の曖昧さをみとる
絵から言葉をみとる
子どもたちの想像力を育てる
子どもの姿から思いや願いを読み取る
言葉でつながる子どもをみとる
子どもの日記をみとる
授業で広げる
手ざわりで感じる・考える
やりながら考える
感じる・試すを大切にする
「比べる」を指導に生かす
タブレットPCで見てみる
教師が広げる
問いで気付かせる
気付きや理解を引き出す
こだわりの視点を設定する
子どもの活動や作品のよさを価値付ける
子どもの活動を止めない
教師の言葉を減らす
第2章 カンタン追試!言葉かけ&題材ネタ51
造形遊び
低学年
1 呪文で描く
2 ジャックと〇〇の木
3 とうめいにかいたら空とんだ
4 ひんやり色水ネックレス
中学年
5 積み木ラ・ラ・ランド
6 こいしちゃんとあそぼ
7 紙を落とすことから考える
高学年
8 わりばし光ランド
9 サンドアート
低学年
10 虹色の国のお芋掘り
11 えのぐのにじから
12 お花紙カラフルシート
13 絵の具たらして
14 太いふででグングンかこう
15 どんなことがあったの?
中学年
16 屋上いっぱいお絵描き
17 心に残ったできごとを描こう
18 三原色でつくる無限
19 この色目立つね!
高学年
20 線でウォーク
21 私のレモンはどのレモン?
22 みるみる・ぬるヌル・ローラーアート
工作
低学年
23 むにゅっち
24 まい・ゆらっち
25 紙コプター
26 まきっち
中学年
27 色と光のわっか
28 つくろう!弦楽器
29 カラフル衣装でパレードしよう
30 光の塔
高学年
31 ビー玉君たちの旅
32 アイスクリーム店のポップをつくろう
33 木と金属で
立体
低学年
34 紙,切れちゃってるよ!
中学年
35 穴のあいちゃった紙を助けて!
36 木と池のあるお城
高学年
37 えっ,これホントに使える箱?
38 不思議トンネルをくぐると
39 複雑マニアになろう!
鑑賞
中学年
40 僕はこの向日葵だよ
41 「芽」のイメージ
42 時間から考える
高学年
43 「私」を見て考える
44 てんとう虫が見た学校
45 自分はここにいる
46 パスタマシーン版画
47 つながりマイコレクション
映像
低学年
48 みつけた顔にマークアップ
中学年
49 動き出すねんどくん
高学年
50 写真遊び
51 どこでもドアから考える

はじめに

 2017年3月に発刊しました『手軽でカンタン!子どもが夢中になる!筑波の図画工作 指導アイデア&題材ネタ50』は,おかげさまで発行1年半で6回目の重版を迎えました。ベテランの先生にも,若い世代の先生にも手に取っていただける本になったことをうれしく思います。大学のテキストとしても使用していただけたとうかがい,頭が下がる思いです。

 今回は,その続編を刊行させていただく運びとなりました。


 「今日の授業,あのタイミングの先生の言葉かけで子どもの目が輝きましたね」

 「あの子のつぶやきを全体に問い返す絶妙な言葉かけが授業を変化させましたね」

 「はじめから全部指示せずに,子どもとのやり取りの中から授業をつくりだすってすてきですね」

 私たちの学校では,年に2回の公開研究授業を行っています。その中では,指導案からだけでは分からない,教師の「言葉かけ」が授業のターニングポイントになっていることがよくあります。私たちが意識して発する言葉かけや,いつものやり取りの中の何気ない言葉かけにも,参観者から質問や感想をいただきます。授業で使う言葉の内容やタイミングにポイントがあるということを,授業を参観してくださる先生方に改めて教えていただきました。

 そこで,本書では「教師の言葉かけ」にスポットを当ててみました。

 「言葉かけ」を視点として書き起こしてみると,意図的に行っていた言葉かけが類型化されたり,他に転用できそうだと気付かされたりしました。本書を手に取ったみなさまにも,ぜひ日常の授業の中での言葉かけのヒントとしていただければ幸いです。


  2019年1月   筑波大学附属小学校図画工作科教育研究部 /仲嶺 盛之・北川 智久・笠 雷太

著者紹介

筑波大学附属小学校図画工作科教育研究部(つくばだいがくふぞくしょうがっこうずがこうさくかきょういくけんきゅうぶ)著書を検索»

仲嶺 盛之(なかみね もりゆき)著書を検索»

沖縄県出身 琉球大学卒業

平成17年 筑波大学附属小学校赴任

見ることは考えることです。シンプルな授業の条件設定の中で,鑑賞の場を大切にすることで子どもたちのアイデアをより引き出し,互いを高め合う授業を目指しています。子どもたちが,形と色などの造形要素を根拠に議論し合う姿がたまらなく好きです。この本では,担任の先生方が取り組みやすい,紙を主材料とした題材を主に紹介させていただきました。

北川 智久(きたがわ ともひさ)著書を検索»

千葉県出身 千葉大学卒業

平成19年 筑波大学附属小学校赴任

工作やICT活用に特に興味があります。

何かを工夫することは生きがいです。

工夫したことが人から喜ばれると,最高にうれしいです。

笠 雷太(りゅう らいた)著書を検索»

神奈川県出身 東京造形大学絵画科卒業

平成26年 筑波大学附属小学校赴任

「題材名は原則ダジャレ」が座右の銘。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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