- まえがきにかえて
- この本の特徴
- 話し方のコツ
- 【4 月】
- *4月の出来事
- 1日/エイプリルフール
- 5日/清 明
- 6日〜春の交通安全運動
- 7日/始業式・入学式
- 9日/奈良東大寺大仏開眼
- 10日/瀬戸大橋開通
- 11日/メートル法採用
- 12日/人類初の宇宙飛行
- 16日/京都金閣の上棟
- 20日/穀 雨,三内丸山遺跡発掘調査開始
- 21日/ハチ公像建立
- 22日/子どもの権利条約枇准
- 25日/超高層・霞ヶ関ピル公開
- 26日/チェルノブイリ原発事故
- 27日/日本初の婦人警察官62人
- 29日/みどりの日
- 30日/トキ最後の雄ミドリ死亡
- 【5 月】
- *5月の出来事
- 1日/日本赤十字社創立
- 2日/八十八夜
- 3日/憲法記念日
- 5日/こどもの日・端午の節句,衆議院議員選挙法公布の日
- 6日/世界初の郵便切手
- 8日/世界赤十字デー
- 10日〜愛鳥週間(バードウイーク)
- 第2日曜日/母の日
- 13日/愛犬の日
- 14日/ジェンナー種痘の実験
- 15日/サッカーJリーグ誕生
- 16日/女性初のエベレスト登頂
- 17日/府県郡制定
- 20日/成田空港開港
- 26日/東名高速道路全線開通
- 29日/ヒラリー,エベレスト初登頂
- 【6 月】
- *6月の出来事
- 1日/衣替え
- 3日/ペリーの黒船,浦賀に来航,長崎雲仙普賢岳大火砕流
- 4日/虫歯予防デー
- 6日/芒 種
- 10日/時の記念日
- 11日/梅雨入り
- 12日/日本初の鉄道開通
- 第3日曜日/父の日
- 19日/年号制定,モースの大森貝塚発見
- 21日/夏 至
- 23日/沖縄慰霊の日
- 26日/国際連合成立へ
- 29日/学童疎開始まる,ナウマンゾウの化石発見
- 【7 月】
- *7月の出来事
- 1日/郵便番号制度開始
- 3日/初の海水浴場開く
- 6日/日本,オリンピック初参加
- 7日/七 夕
- 8日/日本初の女性宇宙飛行士
- 12日/ラジオ東京放送本放送開始,北海道南西沖地震・津波
- 13日/日本標準時決める,登呂遺跡本格発掘始まる
- 14日/廃藩置県
- 18日/東京に光化学スモッグ
- 19日/終業式
- 20日/アポロ11号月面着陸
- 24日/野□英世,黄熱病原体発見
- 【8 月】
- *8月の出来事
- 1日/水の日
- 3日/パナマ運河完成
- 6日/米軍機広島へ原爆投下
- 8日/立 秋
- 9日/米軍機長崎へ原爆投下
- 11日/ベルリン五輪,前畑優勝
- 15日/終戦の日
- 24日/ベスピオ山大噴火
- 25日/種子島に鉄砲伝来
- 【9 月】
- *9月の出来事
- 1日/始業式,関東大震災(防災の日)
- 3日/王貞治ホームラン世界新記録
- 4日/エジソン,世界初の家庭電送,関西国際空港開港
- 10日/カラーテレビ本放送開始,マザー・テレサ貧者の救済
- 12日/マラトンの戦い
- 15日/敬老の日
- 17日/羽田モノレール開通
- 20日/中秋の名月
- 〜動物愛護週間
- 21日〜秋の交通安全運動
- 23日/秋分の日
- 25日/国内線初のジェット旅客機
- 27日/蒸気機関車動く
- 29日/日本初のガス打点火
まえがきにかえて
◆新聞を読み聞かせた先生
・小学校6年生のときのことです。担任の先生が,毎朝,新聞を読んでくださっていました。1時間目の授業が始まる前です。
・時事問題であったり,事件記事であったりしました。最初のころは,何だかつまらなかったのですが,毎日聞いているうちに,少しずつ興味を持つようになりました。
・そのうち,連載小説も読んでくださるようになり,ますます興味を持つようになりました。
・小説がどう展開していくか,どんな記事がでているか,子どもたちの関心が集まり,話題の中心になっていきました。
・また,ほんのちょっとですが,1時間目の勉強の時間が短かくなるのも,楽しみの一つでした。
・どんな事件や記事があったのか,今思い出そうとしても,はっきりとは思い出せません。
・しかし,立ったまま新聞を広げて読んでくださっていた先生のお姿は,鮮明に覚えています。
・そして,この毎日の新聞の読み聞かせで,先生が大好きになっていったのを覚えています。
◆朝のひとときは黄金の時間
・先生方は,毎朝どうなさっていますか?
・出席をとって,集金して,宿題を集めて,「さあ,教科書の○ページ。」と授業に入ってはいませんか?
・それでもいいのです。こんな日もあっていい。決して否定はしませんが,毎朝,この繰り返しでは味気ないとは思いませんか。
・朝,教室で子どもたちと最初に出会ったときが,たいへん大切なときなのです。そのときの先生の目や顔つき,態度,第一声,これで子どもたちのやる気が左右されます。
・朝のひとときは黄金の時間です。毎朝新鮮な気持ちで子どもたちは先生を迎えるのです。このときを逃さず語りかけてください。
・前日の出来事をほめるのもいいし,「〇〇君,きょうは姿勢がいいね。」と評価するのもよいでしょう。
・しかし,毎日,同じ話題では能がありません。そんなとき,本書が役立ちます。「きょうは,こんな日ですよ。」と優しく子どもたちに語りかけてください。きっと子どもたちの興味関心をそそることでしょう。
・子どもと教師の心の結びつきは欠かせません。語りかけ,愛情を注ぎ子ともの心をつかんでください。
東京都学級教育研究会 顧問 /中嶋 公喜
東京都学級教育研究会 会長・東京都港区立青山小学校 校長 /加藤 八郎
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