国語科重要用語事典

国語科重要用語事典

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国語科教育研究に欠かせない一冊

国語教育研究・実践の動向を視野に入れ、これからの国語教育にとって重要な術語を厳選し、定義・理論・課題・特色・研究法等、その基礎知識をコンパクトに解説。不変的な用語のみならず、新しい潮流も汲んだ、国語教育に関わるすべての人にとって必携の書。


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PDF EPUB
ISBN:
978-4-18-190618-4
ジャンル:
国語
刊行:
4刷
対象:
小・中・他
仕様:
A5判 280頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年11月19日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 目標と評価
1 一般目標/学年目標/単元目標(指導目標と学習目標)
2 到達目標
3 習得と活用
4 教育評価
5 到達度評価
6 形成的評価
U 国語学力・学力調査
7 国語学力
8 基礎学力
9 思考力・判断力・表現力
10 伝え合う力
11 表現力
12 理解力
13 語彙力
14 読解力・読書力
15 作文力
16 学力調査
17 PISA
18 学習用語
V 授業づくり
授業形態
19 単元学習
20 年間指導計画
21 学習指導案
22 単元の構成・単元の展開
23 メタ認知
24 学習指導の形態
25 共同学習・協同学習・協働学習
26 学習者研究
27 個に応じた指導
28 教育話法
29 発問・指示・助言
30 板書
31 授業研究
32 研究授業・授業批評会・授業カンファランス
33 アクション・リサーチ
34 図解
35 授業力向上
教材・教具
36 教材・学習材
37 資料
38 国語教科書
39 ICTの活用
40 ノート・ワークシート
41 教材化・教材研究/学習材化
42 地域教材
43 複数教材
44 デジタル教科書・教材
国語科カリキュラムと言語活動
45 学習指導要領
46 言語活動の充実
47 国語科の構造
48 国語カリキュラム
49 クロスカリキュラム
50 学校づくりと国語教育
51 国語能力表
52 言語環境
53 経験学習
54 系統学習
55 基礎学習
56 とりたて指導・機会的指導
W 話すこと・聞くことの指導
57 【歴史】話すこと・聞くことの指導
58 聞く・話す
59 能動的な聞き手
60 コミュニケーション能力
61 コミュニケーション理論
62 話題
63 話の組み立て
64 協同的態度
65 対話
66 話し合い
67 討論・討議・ディベート
68 インタビュー
69 スピーチ/プレゼンテーション
70 パネルディスカッション/シンポジウム
71 演劇的手法
72 語り〈話すこと・聞くことにおける〉
73 一般意味論
74 合意形成能力
75 人間関係形成力
X 書くことの指導
76 【歴史】書くことの指導
77 コンポジション
78 書くことの指導の方法
79 記録・報告・報道
80 取材
81 構想
82 記述
83 推考(推敲)
84 批正
85 自己評価・相互評価
86 処理・活用
87 文種
88 メモの取り方
89 口頭作文
90 短作文
91 生活文
92 日記
93 手紙
94 感想文
95 意見文・論説文
96 説明文
97 紹介・案内
98 新聞づくり
99 レポート
100 創作(物語・俳句・短歌・随筆)
101 児童詩
102 文集
103 ライティング・ワークショップ
104 カンファレンス
105 編集
Y 読むことの指導
106 【歴史】読むことの指導
107 物語論(ナラトロジー)
108 読者論
109 読解・読書
110 連続型テキスト・非連続型テキスト・混成型テキスト・複合型テキスト
111 物語・小説
112 絵本
113 ヤングアダルト
114 神話・伝承・昔話
115 戯曲
116 詩
117 短歌・俳句
118 随筆・随想
119 伝記
120 記録・報告
121 説明・解説
122 論説・評論
123 古典
124 あらすじ
125 要点・要旨
126 事実と意見
127 要約
128 語り〈読むことにおける〉
129 視点
130 イメージ・表象
131 物語の構造
132 場面
133 叙述
134 人物
135 主題
136 感想
137 音読・朗読・群読
138 暗唱
139 効果的な読み方
140 調べ読み
141 クリティカル・リーディング
142 解釈
143 鑑賞
144 批評
145 一読総合法
146 文芸研の授業
147 分析批評
148 学校図書館
149 読書会
150 読み聞かせ
151 ブックトーク
152 読書日記・読書記録・読書感想文
153 読書能力の発達
154 言語教育
155 文学教育
156 読解指導
157 読書指導
158 読書生活の指導
Z 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項の指導
159 発声・発音
160 音節
161 共通語と方言
162 国語と日本語
163 国語の特質
164 言語感覚・語感
165 文・文章
166 段落
167 レトリック
168 ひらがな・かたかな/漢字/ローマ字
169 常用漢字・学年別漢字配当表
170 仮名づかい
171 送り仮名
172 句読点
173 語句・語彙
174 語句の構成
175 擬声語・擬態語(オノマトペ)
176 和語・漢語・外来語
177 慣用句・ことわざ・故事成語
178 同義語・類義語・反対語
179 学習基本語彙
180 文法論
181 学校文法
182 構文論
183 品詞
184 敬語
185 単文・重文・複文
186 文型
187 文の成分
188 文章論
189 書写
190 用紙・用具
191 書道
192 視写・聴写・暗写
193 書体
194 楷書・行書・草書
195 伝統的な言語文化
196 ことば遊び
197 流行語・若者言葉
[ メディア教育・リテラシー
198 メディア
199 メディア・リテラシー
200 NIE(新聞活用)
201 テレビ
202 インターネット
203 図表/静止画
204 動画
205 広告(CM)
206 見ること・見せること
207 情報リテラシー
208 機能的リテラシー/批判的リテラシー
209 SNS/ケータイ
\ 国語科で育む思考力
210 思考力の指導
211 論証
212 分析・総合
213 順序
214 分類・類推
215 比較
216 関係付け
217 帰納・演繹
218 共通点・相違点
] 基礎論
219 内言と外言
220 言語活動
221 言語技術
222 言語文化
223 言語と思考
224 言語論
225 言語理論
226 心理言語学/言語心理学
227 言語哲学
228 国語教育学/国語科教育学
229 認知科学/認知心理学
230 テクスト
231 コンテクスト
232 構成主義/社会構成主義
233 自己学習力・自己教育力
234 経験主義・能力主義
XI 国語教育史
235 形象理論
236 解釈学
237 スキル学習
238 プログラム学習
239 自主編成
240 言語教育と文学教育
241 作文と生活綴方
242 文学作品の読み方指導と文学教育
243 主観主義と客観主義
XII 新しい潮流・国語にかかわる政策
244 サブカルチャーを読む
245 電子書籍
246 国語教育とインクルーシブ教育
247 これからの時代に求められる国語力
248 読解力向上プログラム
249 文字・活字文化振興法
250 読書関連の施策
251 国語に関する世論調査
252 アクティブ・ラーニング
索引
執筆者一覧

まえがき

 国語教育の理論・実践は,現在大きな変革のただ中にあるように思われる。それは,今の時代に応じて新しい試みがなされていることもあるが,なにより過去30年の間に提案され議論されてきたが,しかし現実的には必ずしも普及してこなかった理論や実践が,21世紀になり理論として進展し実践として普及するようになって,大きく変革の流れとして認められるようになったということであろう。

 変革の要因には,時代や社会の変化,マスメディア,コンピュータや情報通信ネットワークの技術的進歩,それらに伴って生じる言語文化や言語環境の変化,児童・生徒の言語生活の変化,そして日本はもちろんだが今や世界の教育改革動向などさまざまな要因が考えられるが,それらが国語科の教育内容や学習指導法に新たな変革を促している。

 これらの要因の中で,特に大きな影響を与えたものとして,2000年から始まったPISA調査が挙げられる。この調査は周知のとおり,グローバリゼーションを前提にして,経済協力開発機構(OECD)が義務教育終了段階にある15歳児を対象に,読解力,数学的リテラシー,科学的リテラシーの各分野について,学校で学んだ知識や技能が社会的な文脈で活用できるようになっているかを調査するものである。特に読解力は,これまでの国語科で扱ってきた能力やテキストとは異なる点も多く,2003年調査における読解力の順位低下をきっかけにして,文部科学省では読解力向上に関わる施策を実施し,そこで示された教育内容や方針が言語活動の充実という形で学習指導要領に反映され,また学力向上との関係から全国学力・学習状況調査に反映された。学習指導要領や全国学力・学習状況調査の影響力は大きく,それらが教科書教材に反映されるに至って,国語科の授業実践における教育内容や学習指導法に大きな変化をもたらしている。

 このような変革期には,従来からある術語が使用されなくなったり,新しい学問的な成果を生かした術語が出現したり,長らく使用されてきた術語もこれまでとは異なった意味や価値が付与されたりするようになってくる。したがって,これらの変化に応じて,術語の事典は常に見直しを求められる。特に,現在は,前述のように教科書教材にも新しい教育内容や学習指導法が盛り込まれるようになったこともあり,また現職教育の成果もあって現代的な課題に積極的に取り組む実践家も多くなっており,新しい術語を解説する事典への要望がますます高まっている。

 そこで,本書は,『国語科重要用語300の基礎知識』(大槻和夫編,明治図書,2001)の後継書として,取り上げる術語を現代的な課題に応じて250語程度に絞り込み,当該の術語に関わって専門的な知見を有する方にその解説をお願いした。解説は可能な限り,定義,理論,課題によって構成し,それぞれ術語の定義や内容,理論の背景や発展と実践への展開,今後の進展に関わる課題や方向性が示されている。ご担当いただいた先生方には,術語を明快に解説し,新しい国語教育のビジョンを描き出していただいたことに,心から感謝申し上げたい。示された数々の知見を十分に活用し,本書をご利用いただく学生,院生,実践家,研究者の方々とともに,新しい国語教育を創造するために歩み続けていきたいと願っている。

 最後になるが,本書の出版にあたっては,明治図書の林知里氏には大変にお世話になった。時に渋滞しがちな仕事を,闊達かつ細やかに進めて,出版にまでこぎつけてくださった。ここに記して,厚く御礼を申し上げる。


  2015年7月   /編者

著者紹介

木 まさき(たかぎ まさき)著書を検索»

横浜国立大学教授

寺井 正憲(てらい まさのり)著書を検索»

千葉大学教授

中村 敦雄(なかむら あつお)著書を検索»

明治学院大学教授

山元 隆春(やまもと たかはる)著書を検索»

広島大学教授

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 使える!
      2018/4/1440代・小学校教員
    • 国語科で使われている用語を詳しく解説してあり、勉強になりました。
      2018/3/440代・小学校教員
    • 使えると思います。
      2017/11/940代・中学校教員
    • 各分野の研究者が、それぞれの用語の定義について簡潔に明らかにしている点が評価できる。また、ただ用語の定義にとどまることなく、歴史的背景や今後議論すべき課題についても触れているため、研究の過程で活用しやすい。
      2017/5/1620代・学生
    • 重要用語について、各分野の第1人者による解説がなされているため、大変有用。
      校内研究や私的研究において、用語の整理を行うのに適している。
      2016/11/1430代・小学校教員
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

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