スペシャリスト直伝! 小学校 クラスづくりの核になる学級通信の極意

スペシャリスト直伝! 小学校 クラスづくりの核になる学級通信の極意

好評3刷

インタビュー掲載中

子どもや保護者との信頼をつなぐ学級通信の秘訣が満載!

豆腐のように@マメでA四角く(鋭く)BやわらかくC面白くをモットーに「豆腐屋教師」と呼ばれ活躍する著者が、子どもや保護者との信頼をつなぐ、学級づくりの核になる学級通信の極意を伝授。学級通信で仕掛ける「学級づくり12か月」を、実物例とともに紹介します。


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ISBN:
978-4-18-134821-2
ジャンル:
学級経営
刊行:
3刷
対象:
小・他
仕様:
A5判 148頁
状態:
在庫あり
出荷:
2020年1月21日
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Contents

もくじの詳細表示

まえがき
第1章 豆腐のような学級通信を!
1 教師は「哲学」をもて!
(1)教師は「哲学」をもつべし
(2)教育哲学を語る上で欠かせない視点
2 豆腐のような子どもを育てよう!
3 豆腐のような教師になろう!
(1)理想の教師像
(2)「豆腐のような教師」構造図
4 豆腐のような学級通信を!
(1)マメに
(2)四角く
(3)やわらかく
(4)面白く
Column【春休み号】視覚に訴える学級通信の作成方法@
第2章 学級通信で仕掛ける! 学級づくり12ヶ月(1学期編)
【4月】
@通信のタイトルで学級経営方針を!
A黄金の3日間を学級通信で!
B初の参観日にはこんな通信を!
C家庭訪問にはこんな通信を!
【5月】
@学級通信で子ども達の紹介を!
A学級通信で「5月病」に警鐘を!
B学級通信で「ほめ言葉のシャワー」を!
【6月】
@学級通信で実況中継を!【行事編】
A学級通信で子ども達の輝く姿を!
B学級通信で学習内容のレポートを!
【7月】
@学級通信で子どもの成長の可視化を!【日記編】
A学級通信で子どもの成長の可視化を!【データ編】
B夏休み前にはこんな学級通信を!
Column【夏休み号】視覚に訴える学級通信の作成方法A
第3章 学級通信で仕掛ける! 学級づくり12ヶ月(2学期編)
【8月】
@暑中見舞いにはこんな学級通信を!
A教師の素材研究を学級通信で!
【9月】
@夏休み明けにはこんな学級通信を!
A運動会前にはこんな学級通信を!
【10月】
@学級通信で実況中継を!【授業編】
A学級通信で自主学習の方略を!
B学級通信でテスト勉強の方略を!
【11月】
@学習発表会前にはこんな通信を!
A学級通信で教育情報の提供を!
【12月】
@学級通信で紙上作品展を!
A学期末にはこんな学級通信を!
Column【冬休み号】視覚に訴える学級通信の作成方法B
第4章 学級通信で仕掛ける! 学級づくり12ヶ月(3学期編)
【1月】
@新年初頭にはこんな学級通信を!
A宿泊行事前にはこんな学級通信を!
【2月】
@学級通信で保護者の声を!
A学級通信で教師の思いや指導方針を!
B学級通信で子ども達の心の成長を!
【3月】
@最終号にはこんな学級通信を!
A卒業式にはこんな学級通信を!@
B卒業式にはこんな学級通信を!A
通信Index
あとがき

まえがき

 近年,様々な価値観をもつ子どもや保護者を目の前に,「教師の言葉が通りにくくなった」と言われます。また,いじめや学級崩壊が社会問題となる中,教師としてこれまで以上に難しい対応を迫られる場面が増えてきたように感じるのは私だけではないでしょう。facebookなどに代表されるようなSNSで,情報が瞬時に入ってくる便利な時代になりましたが,それらの媒体からも,全国の先生方が難しい教育課題に対して,日々悪戦苦闘している様子を毎日のように見聞きしているところです。まして団塊の世代の大量退職が目前に迫り,20代の若い先生方が増えてきている昨今,巷で叫ばれているような「教師受難の時代」は,今後ますます加速度的に顕在化していくものと危惧しているところです。

 さて,そんな時代だからこそ,学級経営に学級通信が果たす役割を見直していきたいと考え,これまで実践を重ねてきました。幸いなことに,これまで私が担任してきた子ども達,そして保護者の方は,私が発行する学級通信に対して,どなたも温かい理解と共感を示してくださり,時にありがたいお言葉までかけてくださるような方ばかりでした。そのおかげもありますが,今や,私が円滑且つ効果的な学級経営を行っていく上で,学級通信は欠かすことのできない強力なツールの一つになっています。

 本書では,従前の「教室日記型」「事務連絡型」の学級通信の枠組みにとらわれず,学級経営を円滑に進める目的を達成しつつ,より子ども達自身,或いは家庭教育に積極的に働きかけるような学級通信,子どもを鍛え,伸ばしつつ,学校と家庭,教師と子ども,子ども同士,子どもと親の心をつなぐための学級通信の在り方を,実例を多く提示しながら提案していくことにしたいと思います。


 一方,あらかじめご承知願いたいのは,こうした学級通信事例の提示は,あくまで私の教育観や実践群の提案の一つの切り口にしか過ぎないということです。最近,民間のセミナー等でお会いした全国各地の先生方に,「西村先生?ああ,学級通信の!」と言っていただくことが増えました。そのこと自体は,大変光栄なことであり,恐縮こそすれど,積極的に否定するものではありません。ですが,当の本人には,「学級経営」「体育」という自覚はほんの少しあったとしても,「学級通信の西村」という自覚はほとんどないのです。従って,本書における私の提案の本丸も,あくまで私の「教育哲学」や「1年間の学級経営のとらえ方・考え方」をご紹介させていただくことです。換言すれば,学級通信の取り組みの紹介を通じて,私が子ども達や保護者に対して日々どのように構え,年間を通してどのような学級経営を行っているか,子ども達を鍛えて伸ばしたり,保護者の理解や応援を得たりするための原理・原則とはいかなるものかをお示しすることなのです。

 全国の先生方の中には,学校或いは学年で,「学級通信を出さない・出してはいけない」という実態があることを時々耳にします。そこに至るまでには,様々ないきさつや背景があるのでしょうが,そんな話を聞く度に,学級通信という強烈なツールを学級経営に活かせないという実態を,もったいなく,また,大変残念に思っているところです。ただ,そうした先生方にも,学級通信をスコープとして教育哲学や学級経営論を綴っていく本書は,何らかのお役に立てるのではないかと自負しているところです。是非,手に取って読んでいただければ幸いです。


 さて,本書は4つの章で構成しました。

 1章では,新採から今日に至るまで,私の全ての教育実践を貫いてきた「教育哲学」について述べたいと思います。それぞまさに,これからご提案申し上げる「学級通信に関する実践」を貫く哲学でもあるからです。キーワードは,15年前,教員採用試験の面接にて私が語った目指す教師像「マメで,四角く,やわらかく,面白く=豆腐のような教師」です。

 2章〜4章は,「学級通信で仕掛ける!学級づくり12ヶ月」と題し,それぞれ「1学期編」「2学期編」「3学期編」に分けて,私がこれまで発行してきた学級通信事例を多数提示し,その時々の学級経営上のねらい,コンセプト等の解説を加えながら,よりよい学級経営の在り方をご提案していきたいと考えています。(前後期制の学校の方は,時期を変換してお読みいただかなくてはならないこと,あらかじめご了承ください。)

 内容によって類型化するのではなく,敢えて通信群を時系列に編み直してお示しすることで,年間の学級経営の中に,どのように学級通信がその役割を果たしているのかということが,よりイメージしやすいのではないかと考えました。


 尚,本書では,50本の学級通信事例を,いくつかの大きさに分けて掲載することにいたします。大きなものは,それだけで内容(文章)までご覧頂けると思いますが,小さなものはそうはいきません。従って,通信の内容は本文中にも掲載しています。つまり同一文章が重出することになりますが,通信の全体像(イメージ)も掴んでいただきたいとの思いから,あわせて掲載することにいたしました。この点をふまえ,ご笑覧いただければと思います。

 また,本書で提案する通信群は,その多くが学級通信の内容的側面について言及したものですが,通信のもう一つの側面である「視覚的側面」についても,「視覚に訴える学級通信の作成方法」と題して,コラムという形で3回(年間戦略という本書のコンセプトにちなんで,春休み号,夏休み号,冬休み号)に分けてご提案していきたいと思います。


 本書が,志ある全国の先生方のお役に少しでも立ち,日本全国の多くの子ども達の笑顔に寄与することができるならば,それは望外の喜びです。


   /西村 健吾

著者紹介

西村 健吾(にしむら けんご)著書を検索»

1973年鳥取県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業後,鳥取県の公立小学校で勤務。現在,鳥取県米子市立福米東小学校教諭。「豆腐のような教師になろう!」を生涯のテーマとし,「@マメで,A四角く,Bやわらかく,C面白い」教師を目指し,日々の実践にあたる。教育サークル「豆腐のような教師になろう!」代表,「GAINA教育フォーラム〜米子祭〜」代表,「【山陰・山陽・播磨】熱血教師ベルト地帯」所属。米子,鳥取,岡山,姫路,富山,京都,横浜,四日市,名古屋等,全国各地の教育セミナーで,教育に関する実践を発信し続けている。教育サイト「学びの場.com『教育つれづれ日誌』」(内田洋行),教育雑誌「子どもを『育てる』教師のチカラ」(日本標準),「授業力&学級統率力」(明治図書)等で,教育エッセイや教育コラムを多数執筆。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 私が作っている通信と実例が近いものが本当に多い。最初の理論編も西村先生の言葉で書かれており、これを受けての学級通信となっている。タイトル通り「クラスづくりの核」となっている。何度読んでもいいなぁ。
      2014/8/19學び魂
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