- まえがき
- 本書の使い方
- 算数1 「いくつかな?」〜10までのすうじとかず〜
- いくつかな@/いくつかなA/おおきい,ちいさい/おおい,すくない
- 算数2 「いくつといくつ?」〜10までの数の分解〜
- 0のいみ/いくつと いくつ/あといくつで…?/かくれている かずは いくつ?
- 算数3 「なんばんめ?」〜順番や位置をあらわす〜
- 左右から なんばんめ?/前後から なんばんめ?/上下から なんばんめ?/なんばんめ
- 算数4 「あわせていくつ?(1)」〜10までのたし算〜
- あわせていくつ/たしざん/かぞえたし/暗算(あんざん)
- 算数5 「あわせていくつ?(2)」〜くり上がり(20まで)のたし算〜
- 20までのかず@/20までのかずA/くり上がり/暗算(あんざん)
- 算数6 「のこりはいくつ?」〜ひき算〜
- のこりはいくつ/ひきざん/くり下がり/暗算(あんざん)
- 算数7 「ぶんしょうもんだい(1)」〜あわせて・のこり〜
- あわせていくつ(文章問題)/のこりはいくつ(文章問題)/たしざんかな・ひきざんかな@/たしざんかな・ひきざんかなA
- 算数8 「ぶんしょうもんだい(2)」〜ふえる・へる/ちがい〜
- ふえる・へる@/ふえる・へるA/ちがいはいくつ@/ちがいはいくつA
- 算数9 「ぶんしょうもんだい(3)」〜おおい・すくない・どちらがいくつ〜
- おおい・すくない@/おおい・すくないA/どちらがいくつ…@/どちらがいくつ…A
- 算数10 「生活の中の算数(1年)」〜カレンダーと時こく〜
- カレンダー@/カレンダーA/時こく@/時こくA
- 算数11 「1000までのかず」〜1000までの数字と理解〜
- 100までのかず@/100までのかずA/1000までのかず@/1000までのかずA
- 算数12 「10000までのかず/大きい数の理解」〜10000までの数字と数量〜
- 10000までのかず/大きなかずの理解@/大きなかずの理解A/大きなかずの理解B
- 算数13 「筆算(1)」〜くり上がり・くり下がりのない筆算〜
- 筆算(ひっさん)@/筆算(ひっさん)A/筆算(ひっさん)B/筆算(ひっさん)C
- 算数14 「筆算(2)」〜くり上がりのある筆算〜
- くり上がり(筆算)@/くり上がり(筆算)A/くり上がり(筆算)B/くり上がり(筆算)C
- 算数15 「筆算(3)」〜くり下がりのある筆算〜
- くり下がり(筆算)@/くり下がり(筆算)A/くり下がり(筆算)B/くり下がり(筆算)C
- 算数16 「かけ算(1)」〜かけ算の意味〜
- かけ算のいみ@/かけ算のいみA/かけ算のいみB/かけ算のいみC
- 算数17 「かけ算(2)」〜九九カードで覚えよう〜
- 九九をおぼえる@(1〜3の段)/九九をおぼえるA(4〜6の段)/九九をおぼえるB(7〜9の段)/九九テスト
- 算数18 「文章問題(4)」〜2年生/図をつかって考える(2桁)〜
- 図で考える@/図で考えるA/順序よく考える/生活の中で考える
- 算数19 「文章問題(5)」〜2年生/かけ算〜
- かけ算の文章問題@/かけ算の文章問題A/かけ算の文章問題B/かけ算の文章問題を作ろう
- 算数20 「生活の中の算数(2年)」〜長さ・時間の問題〜
- 長さ@/長さA/時間@/時間A
- ワークの解答
- コラム
- コラム@数量,どう教える?〜10までの読み書きができるのに,「3個」がわからないゆみちゃん〜
- コラムA文章問題は国語力?〜計算ができるのに,文章問題が苦手なはるき君〜
- コラムB大きな数,どう教える? 〜買い物で,「買える」「買えない」が判断できないとも君〜
- コラムC時間は,見えない〜時間の流れがイメージできないまりさん〜
まえがき
「こんなのやりたくない!」とプリントを破いてしまう子,「勉強」と聞いただけで眠くなってしまう子,または教室から出て行ってしまう子…。「わからないから,もっとわかるように教えて」と言えずに困っている子どもたちはたくさんいます。
学習に支援が必要な子どもたちの学びを「できた」「わかった」という経験に変えるには,指導する側が個々のつまずき(何ができて,何ができないのか/何がわかって,何がわからないのか)を具体的に知り,その子に合うやり方を一緒に見つけることが必要です。本書は,小学校1〜2年生相当の算数「数量」「計算」「文章問題」「生活の中の算数(お金,カレンダー,時計・時間,長さ,グラフなど)」のうち,子どもたちのつまずきに合わせて選べる20単元を,各4つの“学びのステップ”と教材例(ワーク)とともに紹介したものです。ワークには,子どもたちに学習の道筋を示す補助線やヒントなどが入っています。理解を深めるためには,これらの支援を減らしたり,パターンを変えたりしながら,くり返し楽しく学習してください。
発達障害がある子どもたちの多くは,数感覚を自然に身につけること,数量をイメージすること,身につけたスキルを他の場面に関連づけて応用することが苦手です。今私たちの目の前にいる子どもたちに,多数派の子どもたちが「自然に何となく理解する」ことを一つずつ丁寧に具体的に教え,小さな「できた」を積み重ねながら成長できるよう応援したいものです。
さくらんぼ教室 /伊庭 葉子
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- 明治図書
- 印刷が簡単なのは良かった2024/5/2530代・小学校教員
- よかった2024/2/2350代・小学校教員