特別支援教育の実践情報 2022年9月号
教師力を磨く 特別支援教育「研修」ガイド

Z209

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特別支援教育の実践情報 2022年8・9月号教師力を磨く 特別支援教育「研修」ガイド

紙版価格: 1,020円(税込)

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電子版予価: 917円(税込)

9/19刊行予定

ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2022年7月19日
対象:
小・中・高
仕様:
B5判 74頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年8月16日

目次

もくじの詳細表示

特集 教師力を磨く 特別支援教育「研修」ガイド
特集について
教師力を磨く「研修」の在り方
特別支援教育を担う教師の専門性の向上
横倉 久
タイプ別 実践に生かせる研修スタイル
(1)教師同士の学び合いに生かせる「授業改善」研修
本田 智寛
(2)事例研究を実践に生かす「ワークショップ型」研修
高畑 芳美
(3)1人の子供への理解に生かす「ケーススタディ型」研修
山田 充
(4)対面・オンラインによる研修の利点を生かす「ハイブリッド型」研修
宇野 宏之祐
わが校の特別支援教育研修 計画&テーマ
(1)小学校/特別支援学級の授業を,全ての教職員の研修に
猪股 嘉洋
(2)中学校/まずは大人がインクルーシブな意識をもつ,校内研修!
波多野 美也
(3)特別支援学校 小学部/PDCAサイクルを働かせた単元計画と年間指導計画の見直しを意図した取組〜学習評価に基づいた授業改善をベースとした実践的な研修〜
野 知里
(4)特別支援学校 中学部/知的障害特別支援学校における授業改善及びカリキュラム・マネジメントに係る組織的な取組〜学習指導要領に基づく教育研究の推進を通して〜
柴田 洋祐
(5)特別支援学校 高等部/研究部企画「職員研修の日」〜「チームみたけ」の学び合い!〜
伊藤 槙悟
すぐ学べる「研修コンテンツ情報」
(1)NISE 学びラボ
澤田 真弓
(2)インクル DB
久保山 茂樹
(3)初めて通級による指導を担当する教師のためのガイド
吉成 千夏
(4)知的障害特別支援学級担任のための授業づくりサポートキット すけっと
横尾 俊
(5)多層指導モデルMIM 読みのアセスメント・指導パッケージ
齋藤 忍
(6)障害のある子供の教育支援の手引
小林 美保
(7)こころの病気のある子どもへの教育支援(Co-MaMe:こまめ)
大崎 博史
(8)特別支援教育における3観点の「学習評価」
朝日 滋也
教師の専門性向上のために育成指標に連動させた研修体制の構築
発達障がい専門性指標の作成と活用
荒井 伸哉
トピックス (第93回)
生徒指導提要の改訂に関する協会者会議 他
平沼 源志
アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
日常の言葉を1枚の札に
恒成 尚江
〜国語科生活カルタ作り〜
子供イキイキ・学習活動
【図工】ICT機器を造形活動に活用した実践
浅利 倫雅
【体育】クロスミントンをやってみよう!〜トレンドスポーツのススメ〜
清野 宏樹
授業で120%タブレットPCを活用する!最新ちょこっとアイデア (第9回)
授業や個別指導,そして保護者面談でも大活躍!マインドマップを使いこなそう!
関口 あさか
写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第27回)
コロナ禍における教育活動の工夫
鹿児島県立串木野養護学校
はじめての「ポジティブ行動支援」実践入門 (第3回)
「第2層支援」について
半田 健
子供の心にアプローチする「認知行動療法」 (第3回)
認知行動療法の第一歩はアセスメントである
石川 信一
できた!を育む 楽しい手作り教材 (第3回)
「一瞬課題」(ボタン押し教材)
佐々木 敏幸
〜成功体験を取り戻す〜
「図工・美術」指導のコツ&題材アイデア (第3回)
光と影で遊ぼう!「影絵作り」に挑戦
関口 光太郎
〜中学部美術の実践から〜
心と体を整える「ヨガ」ポーズ&プログラム (第3回)
もしも魔法が使えたら
鈴木 敏成山口 有佐
〜椅子に座っての呼吸法とヨガ〜
はじめて発達障害のある子の担任〔通常の学級〕になったら Q&Aでズバッと解決! (第3回)
保護者との連携で大切なことは何ですか?
佐藤 愼二
知的障害特別支援学校の実践:1人1台端末時代のニューノーマルな授業づくり (第3回)
[総合的な探究の時間における実践]アクセシビリティを使って自分スタイルのタブレットにカスタマイズ!
菱 真衣
特別支援教育最前線―紹介します,わが県のホープ&エース (第27回)
山形県
草間 智弘
編集後記
是枝 喜代治横倉 久

編集後記

 今,社会は,「共生社会」の形成に大きく動き出しています。こうした流れを推進していく上で,インクルーシブ教育システムの理念は極めて大切であり,その構築と充実のためには,特別支援教育を着実に進めていくことが重要です。特別支援教育を充実・発展させていくポイントは,教師の専門性の向上にあります。そのためには,教師が時代の背景や要請を踏まえ,子供たちが生きる未来をイメージして,教師自身が学び続けることが不可欠です。

 「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議 報告」(令和3年1月)によれば「全ての教師には,障害の特性等に関する理解と指導方法を工夫できる力や,個別の教育支援計画・個別の指導計画などの特別支援教育に関する基礎的な知識,合理的配慮に対する理解等が必要」であり,学級には「多様な教育的ニーズのある子供がいることを前提とした学級経営・授業づくり」の工夫が求められていると指摘しています。

 また,特別支援学級や通級による指導の担当教師については,「特別な教育課程の編成方法や,個別の教育支援計画と個別の指導計画の作成方法,障害の特性等に応じた指導方法,自立活動を実践する力,障害のある児童生徒の保護者支援の方法」等に関する専門性の習得に言及されています。さらに,特別支援学校の教師については,子供の障害の状態や特性及び心身の発達段階に応じた指導を行うための「幅広い知識・技能の習得」,「学校内外の専門家等との連携」及び,「小・中学校等へのセンター的機能」を担う専門性も求められています。

 加えて,近い将来に到来するとされているSociety 5.0や国が進めているGIGAスクール構想及び,ICTを効果的に活用した指導の充実,近年の社会の変化にも応じられる遠隔・オンライン教育などの充実等が期待されているところです。

 全ての教師が多岐にわたる専門性を身につけることは困難です。そこで,本特集においては「教師力を磨く 特別支援教育に関する校内研修」をテーマに,教師に求められる幅広い専門性を学校現場や教師の実態に応じて焦点化させ,教師の意識改革,指導方法の改善・充実,人的・物的な環境整備を踏まえた,「教師の指導力・対応力」(「教師力」)の向上につながる取組について考えてみました。


   /是枝 喜代治・横倉 久

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