障害児の授業研究 2004年7月号
授業を活性化する「支援グッズ」*ベスト30

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障害児の授業研究 2004年6・7月号授業を活性化する「支援グッズ」*ベスト30

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ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2004年5月24日
対象:
小・中
仕様:
B5判 76頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 授業を活性化する「支援グッズ」*ベスト30
特集について
提言 こんな「支援グッズ」がおすすめ
授業にアシスティブ・テクノロジーの視点を!
大杉 成喜
さあ〜身近な物が支援グッズに大変身!
辻 誠一
日常生活の指導
使いやすいスプーンと食器
毛塚 滋
トングとピンセット箸&スポンジと消しゴムで箸の練習
宮田 和江
お助けグッズ,こんなのがちょっとあれば
小橋川 哲男
遊びの指導
ロケットをとばそう!
菅原 智志
ふうせんで遊ぼう
亀田 長治
ツリーのライトで光遊び
毛塚 滋
生活単元学習
簡単!ポートフォリオの活用
相澤 雅文
うどんを作ろう
小橋川 哲男
ちゃぷちゃぷランドであそぼう!
本城 幸子
作業学習
カラー名刺をつくろう
松村 齋
自己チェックツールと交換記録ツール
浅川 義丈
ソーガイド,マルチシート・他
河野 健三
テニスボールで静か!
菅原 智志
国語
発想の転換!「カーズ in カード」
相澤 雅文
マジカルなぞり練習セット
宮田 和江
黒板に書こう
小橋川 哲男
算数
傘の玉入れゲーム
菅原 智志
CDケースを使って数や買い物の学習
相澤 雅文
5・2進法で足し算の計算練習「立体キューブ」を使って
松村 齋
操作しながら数を学ぶ
進 輝代
音楽
超コンパクト!デジタルプレーヤ
亀田 長治
音楽の楽しさを存分に味わう
小日向 康子
図工(美術)
オモチャでお絵かき
亀田 長治
センスの良い下絵描き
中村 洋子
体育
附養オリジナルバスケット
中道 正
ぼこぼこサッカー
本城 幸子
自立活動
ソフトウレタンパズルでパズル入門
宮田 和江
わいわい,がやがや,ホームパーティ!!
松村 齋
スケジュールボード
高畠 佳江
簡単に紙の花を作ろう
進 輝代
授業がはずむ「おすすめアイテム」 (第45回)
作ってみよう!カラーパネルシアター
亀田 長治
あると便利 教室のお役立ちグッズ (第10回)
教室に常備しておきたい3グッズ
小杉 裕子
授業に使えるイラスト (第26回)
西面 忍
フォトライブ「授業」PART10/愛媛県立第三養護学校 (第2回)
段ボールの森へいこう
平井 寛子藤田 たか子
〜*遊びの指導・小学部〜
【特別寄稿】『自閉症児とその家族の10年』(菅原弘著)を原点に!
早川 隆志
アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
自分でしたいね文字学習
菅沼 佳奈恵
授業を面白くする手作りグッズ
バタン,パラパラ「豆落とし機」/力を込めてエイッ役に立つ「ロープ」
岡沢 好雄
手軽にセルフマネージメント
永田 努
子ども生き生き・ゲーム&遊び
【ことば遊び】豊かな言葉を育む「人間すごろく」
浜崎 仁子
【かず遊び】うきうきワイワイすごろくゲーム
齊藤 恵美子
【音楽遊び】ミュージック・ベルの楽しみ
尾崎 祐司
【造形遊び】身近にあるものを使って
石丸 良成
【運動遊び】スカーフで遊ぼう
住福 圭司
【自立活動】ゆらゆらの島,まんまるの島へ行こう!
下山 登久
【自立活動】補助具を使ってやりとりを拡げよう
堀内 結子
全特協のページ
【全特協だより】平成16年度の予定・活動について
橘 厚子
【実践・小学校】シート絵本*発展性のある繰り返し
齋藤 良直
【コメント】一人一人の教育的ニーズに応じて
宮崎 重信
【実践・中学校】得意で大好きな織物を教えてあげたり,プレゼントしたりしよう
片桐 徳子
【コメント】笑顔と潤いと求める心
春日 民毅
わが校の自慢
石川県立小松養護学校
福田 二美子
茨城大学教育学部附属養護学校
鈴木 香代
覗いてみてください/これがわが校・わたしのホームページ
うえもんの教材室
坂上 茂
子どもの音楽療法サークル・トマト
加藤 博之
社会的自立のための指導プログラム (第10回)
連携
上岡 一世
だれでもできるビデオ&パソコンのおもしろ活用術 (第39回)
ビデオ=アナログ編集機の利点/パソコン=手軽にオリジナルBGM
亀田 長治
重度・重複障害のある子どもの指導 (第2回)
Aちゃんの「身分け」から「見分け」へ
大沼 直樹
きさらづ小児発達センター「のぞみ牧場学園」奮闘記 (第2回)
「超」多動なA君の指導と発達(1)
津田 望
障害のある子どもの音楽療法 (第2回)
対象児の理解
遠山 文吉
生活単元学習Q&A (第24回)
子どもの興味・関心を考慮した学習形態への試みは?
宮崎 直男
編集長からのメッセージ
宮崎 直男

特集について

文部科学省は,平成13年11月義務教育諸学校の教材整備のあり方の中で,手作り教材のことを強調しました。知的障害教育では,昭和40年代の中頃から障害の重い子ども達が多く在学することを予測し,養護学校教育の義務制実施を前に,市販の教材(教具を含む)では,十分に役立てることが難しいと判断し,「自作の教材」研究に着手し,全国に広まったという経緯があります。

教材は,教師が子ども達一人一人の特性等に応じて,事柄を覚えること,考えること,行うことなどを助けるために使われるものです。知的障害教育では,30年間一人一人のために教材を開発してきました。

しかし,自作の教材の開発には,次のような問題があります。@アイデアがなかなか出てこない,A製作に時間がかかる,B制作費が不十分,C製作技術が未熟,D製作する場が整っていない,E仲間が限られる,等々。

そこで,今回は,文部科学省が示す「標準教材品目」の活用は当然のことですが,これら以外で日常生活の遊びの中で使っている遊具や,教科等の学習のために開発・販売されている市販の遊具等に着目しました。

市販されている多くの遊具や教材等は,必ずしも知的障害のある子どもや肢体不自由のある子ども達を特定して作られているものではありません。しかし,そのまま十分活用できるものもありますし,ちょっと手を加えるだけで十二分に生かせるもの,また本来の使用目的ではなく,別な場面で使用できるものなども沢山あります。

本号では,市販されている遊具や教材で,日々の授業を活性化できるおすすめの「支援グッズ」をご紹介いただきたいと思いました。

特に,@子どもが興味・関心を示す,A教師の意図を達成しやすい,B使い方が簡単,C壊れにくい,D比較的安い,E成果が期待できるなどの条件を考慮してご紹介いただきました。


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