LD&ADHD 2003年1月号
第4号 巡回指導を効果的に活用しよう

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LD&ADHD 2003年1月号第4号 巡回指導を効果的に活用しよう

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ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2002年12月
対象:
小・中
仕様:
B5判 68頁
状態:
絶版
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目次

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特集 巡回指導を効果的に活用しよう
特集について
上野 一彦
提言
教育現場に期待するLD&ADHD研究
森永 良子
事例
学校のニーズを生かして―校内研修会とコンサルテーション
服部 美佳子
『スーホの白い馬』を読む―通常の学級の一斉指導で教科学習をすすめるときの支援
伊藤 逞子
個々の子どもの実態に応じた指導を問う―LD児の把握と指導
神谷 育司
方法論からスタート!…そこから見えてきたものは!?
中山 健
学校主体の計画による巡回の活用例
和氣 由美子
巡回指導を通したLDへの支援の実際―個別指導からコンサルテーションへ
岡崎 ます美
神戸市における巡回相談の実際―見かたを変える,意識を変える
中尾 繁樹
専門機関における学習障害児等の支援の実際
奥田 まさ子橋本 典子
【コメント】8つの事例から見えてくるもの
上野 一彦
Essay
LD理解の番組製作エピソード
岡部 晃彦
子どものページ
亀の産卵
石丸 達也
親の会ニュース (第4回)
「全国LD親の会」コスモ・たつの子
高森 ひろ子鵜野 初美
医療との連携 (第4回)
医者から伝える薬の話(ADHD)
市川 宏伸
〜治療と薬物〜
実践の小箱/臨床学校現場から (第4回)
みんなの目で見て,考えて
茅原 宏司
情報最前線/行政や海外の動向は (第4回)
スペシャル・エデュケーション再考 in アメリカ:新しい世紀に向けて
柘植 雅義
指導の技法とその理論 (第4回)
行動分析の理論とその応用(4)
松村 茂治
コミュニケーション (第4回)
「二次障害」として生じるコミュニケーションの問題
野呂 文行
アカデミックスキル (第4回)
LDのある子どもの算数学習の特徴と指導(2)
熊谷 恵子
LD,ADHDとソーシャルスキル (第4回)
仲間関係に問題を抱えるLD児への指導の実際
佐藤 容子
使えるテスト・チェックリスト (第4回)
気づきの場面はあらゆるところに
海津 亜希子
〜休み時間や専科の授業も観察のポイント〜
一度は手にしたい本
教育の課題にチャレンジD『ADHDサポートガイド』/『我,自閉症に生まれて』
北脇 三知也
編集後記
上野 一彦

特集について

巡回指導を効果的に活用しよう

東京学芸大学副学長/上野一彦


学校の中で,子どもたちを支援するリソース(資源)を見つけ,それを活用していくことは指導の基本です。教材も教具も,施設も,それらを活かす先生たちの知恵もすべてリソースといえます。その支援する力のパワーアップのために,学校の外にあるリソースをうまく取りこむことも大切なことです。先生以外の人材も,マンパワーという意味で貴重なリソースの一つです。

今,学校はさまざまな学校の外にあるリソースを利用しようとしています。閉じた学校から開いた学校へ,これも21世紀の学校のすがたといえるでしょう。文部科学省は,LD児の指導に悩む先生方への支援体制を作っていくために,LDに関する専門的知識や経験をもった相談員による小・中学校への定期的な巡回指導事業を平成8年に着手しています。平成12年からは巡回相談事業と連動させるかたちで,LDの判断・実態把握体制に関する新規のモデル事業を開始し,現在,全国47カ所に拡充されています。

LDやADHDなどの子どもたちへの早期の気づきと対応のための「校内委員会」の活動,教育委員会を窓口とする「専門家チーム(専門委員会)」による判断と専門的対応の検討,そして「巡回指導」による補完的支援活動は,これからの新しい特別支援教育を支えていく3本の柱です。

全国に目をやれば,多くの学校や地域で特別支援教育のリソースの少ないことを先生方は身をもって感じておられることでしょう。今回は「私のところはまだまだ遅れている」と常々思っておられる先生方に,「こんな教育支援のモデルが身近にある」「私たちの地域にもこうした支援体制を創ってみたい」,そうした明日の教育への着実な道を示す「巡回相談」の具体的な事例を特集してみました。

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