総合的学習を創る 2005年9月号
総合にトッピング“遊びネタ・遊び技”41選

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総合的学習を創る 2005年9月号総合にトッピング“遊びネタ・遊び技”41選

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2005年8月3日
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

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特集 総合にトッピング“遊びネタ・遊び技”41選
授業に“遊び感覚”を入れる意味?と聞かれたら
ゆとりのある授業をするため
有田 和正
授業の“遊び感覚”とは「手抜き」である
明石 要一
中学生も「遊び感覚」は大歓迎!
川神 正輝
ご存知? 今時の子どもの“遊び”―ドッキリ例
縦関係断絶が子どもの命を危険にしている
柏木 博之
いまだに変わらぬ遊びをしている
岡崎 伸一
フェイス トゥ フェイスではない遊び
平間 晃
低俗なものとの対置
杉山 裕之
子どもに伝えたい“この遊び”:私のお薦めベスト5
伝統遊び 子どもに伝えたいベスト5
野田 芳朗
外遊び 子どもに伝えたいベスト5
渡邉 憲昭
競争遊び 子どもに伝えたいベスト5
伊藤 亮介
仲間づくり遊び 子どもに伝えたいベスト5
八和田 清秀
なぜか授業が盛りあがる“遊びネタ”の基礎基本
クイズ―どんな類型をどう活用できるか
森川 敦子
カルタ―どんな類型をどう活用できるか
小宮 孝之
ゲーム―どんな類型をどう活用できるか
野崎 史雄
ビンゴ―どんな類型をどう活用できるか
中野 智子
宝探し―どんな類型をどう活用できるか
福井 三千穂
鬼遊び―どんな類型をどう活用できるか
芹沢 晴信
ジャンケン―どんな類型をどう活用できるか
漆山 仁志
ジェスチャー―どんな類型をどう活用できるか
松尾 清恵
ボディタッチ―どんな類型をどう活用できるか
澤田 好男
伝言遊び―どんな類型をどう活用できるか
藤井 達也
折り紙―どんな類型をどう活用できるか
伊藤 雅亮
パズル―どんな類型をどう活用できるか
野中 伸二
手遊び―どんな類型をどう活用できるか
田中 忠
音遊び―どんな類型をどう活用できるか
善能寺 正美
リレー遊び―どんな類型をどう活用できるか
小田原 誠一
サバイバル―どんな類型をどう活用できるか
松本 隆行
トーナメント―どんな類型をどう活用できるか
村田 耕一
IT―どんな類型をどう活用できるか
堀田 実
この教材に“どんな遊びネタ”をどうトッピングするか
環境にトッピングする遊びネタ
新村 勲
情報にトッピングする遊びネタ
谷 和樹
国際にトッピングする遊びネタ
田上 善浩
福祉にトッピングする遊びネタ
井上 好文
健康にトッピングする遊びネタ
垣内 秀明
地域にトッピングする遊びネタ
染谷 幸二
生き生き授業をつくる“遊び技”のトッピング
3年/生き生き授業をつくる遊び技
神谷 祐子
4年/生き生き授業をつくる遊び技
松崎 力
5年/生き生き授業をつくる遊び技
戸田 正敏
6年/生き生き授業をつくる遊び技
谷岡 眞史
中学/生き生き授業をつくる遊び技
瀧沢 広人
中学/生き生き授業をつくる遊び技
藤原 佳澄
学校にビオトープを―どこにどうつくるか― (第6回)
全ての学習を手助けする学校ビオトープ
田邊 龍太
子どもが燃えた総合の“定番モノ&番外モノ”
「和敬静寂」総合学習に茶道を
岡崎 均
学校でつくる総合のカリキュラム―開発と運営のポイント― (第5回)
新教科「ドラマ科」で子どもの関係構築力を育てる
田中 博之
往復書簡=疑問と討論 総合はどこへ?安野がお答えします! (第6回)
発展と総合、どちらを優先すべきか?
田山 修三安野 功
ねらいにあった総合の評価スキル (第6回)
課題発見・課題設定のメソッド
階 玲治
“生命と死”の授業をつくる (第6回)
「鶏を殺して食べる授業」を取り巻くマスコミ・一般社会の視線(上)
村井 淳志
読み聞かせ 環境を守るのは誰だ? (第6回)
海をめぐる生命の輪 昼と夜の海洋プランクトン
伊原 浩昭
読み聞かせ 福祉の仕事って何だ? (第6回)
ロナウドの復活を支えた理学療法士
小林 幸雄
総合でする“食の授業”―栄養士との共同提案― (第5回)
レシピを作り給食の献立になる場を提供 きゅーきょくの桜もち
藤本 勇二
編集後記
樋口 雅子
おもしろマップのつくり方・活かし方 (第6回)
公園点検地図で街を再発見―子どもによる環境評価
寺本 潔

編集後記

○……遊びのルールを説明するために、皆を集めたい。しかし、「集合しなさい!」では体育の授業だ。ではどうするか。「ジャンケンで5回勝ったら集まれ」「10本の木に触ったら集まれ」子どもはすぐに行動を開始する。

 遊びのプロは開始の合図に笛や小太鼓などの鳴り物をほとんど使わない。ではどうするか。“肉声”である。開始の合図は、子どもたちと一緒に考えたい。@「せーの」「開戦ドン!」A「せーの」「GO!」B「せーの」「スタート」というように、元気良くはじめればなんだっていいのだ。

 引用は、「遊び指導における教師心得ABC」と言うタイトルで、野田芳朗先生が以前『授業研究』誌に書かれたものからですが、これを読んで、まさに授業でも使える! 同じことをするのでもなんとなく景気よく、元気にやれそう―と思いました。

 特に総合には、こういう授業のリズムとテンポを入れていく必要があるのではないか―とも考えました。

 なにしろ、遊びは自発的な要素が強いものですから、最初からプラスのイメージがあることに加えて、〈勝負〉〈上達〉という、人間にとって、はなはだ魅力的な要素がたっぷり入っているわけです。

 さまざまな遊びのメニューを我が物にしておくことは、教師自身の自己アピールとしても意味のあることではないかと思われます。

 ところで、総合に“遊び”などというと、だから学力低下の元凶?とのご批判を浴びそうですが、他の教科の授業とは違う授業スタイルを探ることも、その存在意義を追求する上からも、大事ではないかと思い、あえて特集しました。

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