総合的学習を創る 2001年9月号
人気単元づくりの“ネタ本・HP”大集合

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総合的学習を創る 2001年9月号人気単元づくりの“ネタ本・HP”大集合

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2001年8月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 人気単元づくりの“ネタ本・HP”大集合
人気単元づくりの宝庫“ネタ本&役立ちHP”ベスト3
修学旅行先のホームページ
伊藤 秀樹
四例示の単元作りに必読!!
川原 雅樹
力のあるボランティアの授業を組み立てるためにはこれがお薦め
白石 周二
宝庫No.1「TOSSインターネットランド」
竹川 訓由
博物館活用でパワーアップ!
田村 宜也
福祉教育の決定版
長野 藤夫
これでOK単元づくり
藤澤 芳昭
教えること、学ぶことの原点を見据えてここから単元は生まれる
宮本 浩子
総合学習における三種の神器ベスト3!
吉武 徹也
今、この問題をどう取り上げるか“ネタ本&役立ちHP”
環境を人気単元にするネタ本&HP
越桐 國雄
環境を人気単元にするネタ本&HP
鈴木 康一
国際を人気単元にするネタ本&HP
山本 元子
国際を人気単元にするネタ本&HP
大北 修一
小学校英語を人気単元にするネタ本&HP
向山 浩子
小学校英語を人気単元にするネタ本&HP
岩倉 瑞恵
情報を人気単元にするネタ本&HP
藤野 清
情報を人気単元にするネタ本&HP
松山 洋
福祉を人気単元にするネタ本&HP
岡田 健治
福祉を人気単元にするネタ本&HP
藤倉 欣浩
健康を人気単元にするネタ本&HP
熊谷 壽
健康を人気単元にするネタ本&HP
神谷 祐子
地域を人気単元にするネタ本&HP
中村 哲
地域を人気単元にするネタ本&HP
大谷 敦司
総合らしい単元づくりの“ネタ本&役立ちHP”
食で単元づくりネタ本&役立ちHP
村上 浩一
川で単元づくりネタ本&役立ちHP
小林 毅夫
町で単元づくりネタ本&役立ちHP
寺本 潔
交流で単元づくりネタ本&役立ちHP
真壁 隆志
人気単元を開発のヒント満載“ネタ本&役立ちHP”
小学3年人気単元開発のネタ本&役立ちHP
松本 俊樹
小学4年人気単元開発のネタ本&役立ちHP
水出 正一
小学5年人気単元開発のネタ本&役立ちHP
板倉 弘幸
小学6年人気単元開発のネタ本&役立ちHP
漆山 仁志
中学人気単元開発のネタ本&役立ちHP
松尾 清恵
中学人気単元開発のネタ本&役立ちHP
梶山 正明
高校人気単元開発のネタ本&役立ちHP
坂田 広峰
子どもに読ませる本&見せたいHP―私の薦めるベスト5
子どもが自分で学べるサイトを
松垣 和年
音声がきける英語のサイトベスト5
松本 史彦
二十一世紀に必要とされるスキルを確かに身につけさせる
中地 直樹
TOSSインターネットランド・子どもランドが子どもをひきつける
根本 直樹
調べ学習のスタートに役立つお勧めベスト5
西田 幸二
福祉学習で使えるモノ・教具 (第6回)
福祉の授業に役立つホームページ
小林 幸雄
環境教育で使えるモノ・教具 (第6回)
酸性雨・水質調査のスグレモノ
楳内 典明
パーソナルポートフォリオで個性発見!未来へプレゼンテーション!
鈴木 敏恵
わが校の総合的学習の時間ハイライト
西田 幸二梶山 正明岩倉 瑞恵
イラストで総合的な学習 (第18回)
プロジェクト学習 その9
前田 康裕
〜失敗を評価する〜
日本の子どもは今…TOSS全国ネット情報 (第6回)
漫画は依然として読まれている
明石 要一
MAT式で英会話の授業をつくる (第6回)
クラスルームイングリッシュで英語の世界を創ろう
仲田 利津子
未来教育・プロジェクト学習とポートフォリオ成功法 (第6回)
自分で自分を成長させる力=「自己評価」
鈴木 敏恵
福祉学習のカリキュラム設計図 (第6回)
忘れてならない「事前指導の重要性」―盲導犬編―
小林 幸雄
国際理解のカリキュラム設計図 (第6回)
習慣や風俗から国に親しもう―その1
本井 訓
情報教育のカリキュラム設計図 (第6回)
役立つ職員研修の実施
上田 洋一
環境教育のカリキュラム設計図 (第6回)
地域素材を見つめなおす
楳内 典明
どうする「総合的学習の評価」 (第6回)
その子どもの学びのエピソードが表現される通知表に
勝見 健史
編集後記
樋口 雅子
情報教育のおもしろ作品づくり (第6回)
マルチメディア紙芝居を作ろう!
高橋 勲
NHKデジタル教材「おこめ」 (第6回)
第8回 こめ作りの歴史
森 美樹

編集後記

○……「今、総合的な学習が岐路に立っている。まだ新教育課程が完全実施になってもいないのに、強い逆風が吹き始めている。

 総合的な学習を廃止すれば子どもたちは社会福祉の向上のためにボランティアをするスキルを身につける機会を失ってしまう。

 グローバル社会で、世界の人と英語でコミュニケーションをするスキルも育てられなくなる。

 コンピュータやインターネットで情報交流や自己表現をするスキルも育てられなくなる。

 いったい21世紀にこのような大切な力を持たない子どもたちを毎年100万人も卒業させていいのだろうか。」

 長い引用になりましたが、大阪教育大学の田中博之先生が、小誌5月号に書かれた現状への警告?です。

 この田中先生の説に対して、おそらく、次のような反論があろうかと思います。

 すなわち、小学校英語は教科になるという説、また、コンピュータはさまざまな教科での活用が考えられる…というように。たしかに、それぞれ?対策らしきものも、ほの見えてきている…ということも、いえるかも知れません。

 田中先生のご指摘のようなことも大事なことではありますが、わたくしにはむしろ、総合的学習でもっとも大事なものは、「知的問題について興味関心を持ち続け、自分の力で取り組もうとする意欲」の育成にあるのではないか―と思えます。縮めて言えば“ベンチャー精神”でしょうか。

 先日、日本人の欠点の大きなものの一つに、「他責の文化」がある、といった人がいました。 何でも人のせいにする―という文化があるというわけです。

 これでは、大人になりきれていないともいえるわけで「子どもの時から、自己責任の意識をつけていく」ことが何より大事―と思います。

 学校での多くの学習が、いわば受け身になる必然性をもっているわけですから、よりいっそう、総合的学習のような、発信型の学習技能を身につけていく必要があるのではないでしょうか。

(樋口雅子)

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