- 特集 “総合的学習の自画像”どう診断するか
- 総合的学習の実践スタイル=どんなタイプが主流になるか
- 「ミックス型」の開発と普及を
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- 各学校で独自の授業スタイルを!
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- 「教科型」で知のネットワーク化を
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- ミックス型の中身が問題
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- 学校がこれと決めた「ガンコ一徹型」
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- 行き着く先は「自由研究型」
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- 単元づくりは経験単元で
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- 「教科型」に軌道修正
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- つなげることが大事
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- シンポジウム “総合的学習”を教師はどう考えているか
- 提案=先導的実践者が描いた“総合の自画像”とは
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- 意見=“総合的学習の今”をどう診断するか
- 教育課程における機能と役割の模索過程
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- 「学ぶ」と「考える」の結合した真の学習の創造を
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- 成否のカギは、開かれた評価システム構築にあり
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- 総合的学習の悩み・困難点=Q&Aでズバリ回答
- “カリキュラム開発”に関わる悩みのQ
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- “カリキュラム開発”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “単元構成”に関わる悩みのQ
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- “単元構成”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “教科との関連づけ”に関わる悩みのQ
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- “教科との関連づけ”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “授業の進め方”に関わる悩みのQ
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- “授業の進め方”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “子どもの意欲・反応”に関わる悩みのQ
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- “子どもの意欲・反応”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “学習活動の選択”に関わる悩みのQ
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- “学習活動の選択”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “地域との関連”に関わる悩みのQ
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- “地域との関連”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “地域素材の開発”に関わる悩みのQ
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- “地域素材の開発”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- “育った能力の評価”に関わる悩みのQ
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- “育った能力の評価”に関わる悩みにズバリ回答のA
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- やってびっくり子どもの力!総合的学習の“新しい能力育成”をめざす現場レポート
- “コンピュータ活用力”はここまで開発出来る!
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- “英会話力”はここまで開発出来る!
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- “企画力・プレゼン力”はここまで開発出来る!
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- “フィールドワーク力”はここまで開発出来る!
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- “調査活動力”はここまで開発出来る!
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- “ボランティア力”はここまで開発出来る!
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- “学び方技能”はここまで開発出来る!
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- 福祉学習で使えるモノ・教具 (第5回)
- 子どもたちに夢を与える教材
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- 環境教育で使えるモノ・教具 (第5回)
- 生ゴミを肥料にかえるスグレモノ!
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- ポートフォリオを「総合的な学習」の評価に活かす… (第5回)
- 『成長エントリー』と新しい『通知表』
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- わが校の総合的学習の時間ハイライト
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- イラストで総合的な学習 (第17回)
- プロジェクト学習 その8
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- 〜評価表をみんなで作る〜
- 日本の子どもは今…TOSS全国ネット情報 (第5回)
- 今年がんばろうとする教科は何か
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- MAT式で英会話の授業をつくる (第5回)
- 覚えたことをきちんと定着させるには?
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- 〜楽しい復習の方法〜
- 未来教育・プロジェクト学習とポートフォリオ成功法 (第5回)
- 「成長エントリー」から通知票へ
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- 福祉学習のカリキュラム設計図 (第5回)
- 児童の過酷な労働をなくすために立ち上がったカナダの少年
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- 国際理解のカリキュラム設計図 (第5回)
- 食べ物から国に親しもう―そのB
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- 情報教育のカリキュラム設計図 (第5回)
- 子どもの上達はくり返しの中で
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- 環境教育のカリキュラム設計図 (第5回)
- キーワードから広がる学習テーマ
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- どうする「総合的学習の評価」 (第5回)
- 観点の記載の仕方はどのようにしていくのか
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- 編集後記
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- 情報教育のおもしろ作品づくり (第5回)
- キーボードで絵を描こう!
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- NHKデジタル教材「おこめ」 (第5回)
- 第7回 害虫とのたたかい
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編集後記
○……ベネッセ教育研究所の「新教育課程で教師はどう変わろうとしているか」という、全国的な調査(小・中学校290校)によると、先生方がこの新しく設置された時間について、どういう受け止めをし、どういう方向で考えておられるのかが伺える、とても興味深い結果が示されています。いくつか紹介しますと、
1 総合的学習を実施した結果、この時間をどう判断するか…という問いについては、
@児童生徒にとっては興味関心のもてる学習活動である…90%(小)、A学校間で格差が生じると考える…94%(中)
2 総合的学習は実施上どんな問題点があるか…という問いについては、
@カリキュラム構成が難しい…65%(小・中平均)、A評価が難しい…60%(小・中平均)、B学習活動が多様で手に余ることがある…55%(小・中平均)、C地域活動で安全面が心配…50%(小・中平均)
3 総合的学習で子どもはどう変化したか…という問いについては、
@体験活動が好きになった…80%、A調査や見学が好きになった…70%、Bコンピュータへの関心が高まった…65%
というような結果が示されています。
これは、いわば“教師自身による総合的学習の自画像”が数字としても裏付けられた…という点で、今後の総合的学習の研究に示唆するところ大…という気がします。
ということで、本号はこの結果をシンポジウムとして企画しながら、この調査でも明らかになった悩む点や困難点、あるいは“今までの実践でもここまでは出来た”というあたりを明らかにしていただきながら、これから取り組む方々へのメッセージをお願いしました。
(樋口雅子)
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- 明治図書