- 特集 永久保存版 子どもの心を動かすとっておきのお話集
- 特集扉
- 達人教師の「語りの技」と「とっておきのお話」
- 確かな関係性を築く,ライブ感を大切にした教師の語り
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- 1 語らない /他
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- 1 とっておきな素材を探し当てて語る【探す力】/他
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- 1 (あ)明るく話す=明朗性/他
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- 朝の会から学級通信まで使える! 子どもの心を動かすとっておきのお話
- 【学級開き】学級開きで教師の思いを伝える
- ありのままの教師の思いを伝える
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- 最高の1年間を具体的にイメージしよう!
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- 温泉のようなクラスにしよう
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- 【学級開き】楽しい自己紹介をする
- 自己紹介から学級づくりはスタートしている!
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- 子どもたちのよいところを伝えながら自己紹介しよう
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- 自己紹介の前に関係づくりをしよう
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- 【友達・クラス】友達のよさ・大切さを伝える
- お友達の「すてき見つけ」をしよう
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- 悪口や傷つける言葉をなくし,友達を大切にするために
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- 友達と自分との共通点さがしをしてみよう
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- 「ひみつの友達」をこっそりかんさつしよう
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- 友達はいなくても構わない
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- 【友達・クラス】クラスのまとまりをつくる
- リーダーシップとフォロワーシップ
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- グループからチームへ
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- 信頼は積み木
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- 理解することは理解されること
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- 仲良しではなく仲間になる
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- 【友達・クラス】クラスみんなでとにかく笑い合う
- みんなで笑って,みんなで成長!
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- わかっていることは,テレパシーで!
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- 恋愛感情を自分を成長させるエネルギーにしましょう
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- 【友達・クラス】トラブルがあったときに思いを伝える
- 「心の矢印」を自分に向けよう
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- 悪口の郵便屋さん
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- 思うことは自由だけれど
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- 勝ち負けは「ふりかけ」
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- 思いやりのある人になってください
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- 【学校生活】学ぶことの楽しさを伝える
- 学びを通して今までとは違った世界を見る
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- 他者が自分を成長させる
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- 「好きこそ物の上手なれ」 熱中できるものを探しましょう
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- 【学校生活】行事のよさ・楽しさを伝える
- 学校行事が始まる前に伝えたいこと
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- 行事をより楽しむために,自分の目標を意識する大切さ
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- より遠くへ行きたければ,みんなで行こう
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- 【学校生活】礼儀・ルールの大切さを伝える
- 「公」と「礼」についての語り
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- 「礼」にはどんな意味があるのでしょうか
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- 礼儀やルールを身に付けるとよいことは何だろう?
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- 【悩み】性格や行動で悩んでいる子に寄り添う
- 「負の感情」のその先へ
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- 苦しい時は苦しいと言っていい
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- 誰一人として同じ人はいないから学校や社会は成長できる
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- 【悩み】友達関係で悩んでいる子に寄り添う
- 関係性を耕す「ありがとう」の言葉
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- あなたたちの関係はどっち?
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- 友達を大切に思えるあなたが素晴らしい
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- 【子どもの成長】自主性を育てる
- 先生がいなくなる教室
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- チャレンジする天才
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- 経験こそ人生を豊かにする宝物
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- 【子どもの成長】思いやりの大切さを伝える
- 教室での思いやりある行動を取り上げ褒めて価値づける
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- 「思いやり」のハードルを下げる
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- 人は多くの人との関わりの中で生きている
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- 【子どもの成長】努力すること・挑戦することの大切さを伝える
- 無駄な努力はない
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- 挑戦こそが成長の源
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- 努力・挑戦は「自分を成長させる素」
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- 【子どもの成長】誠実に生きることの大切さを伝える
- 「できない」は,未来への伸びしろ
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- 人としての「根っこ」を深く・太く・広くしていく「根心」
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- 誠実,真面目はカッコいい!
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- 【家族・社会】家族の大切さを伝える
- 誰もが誰かの大切な人
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- 「以心伝心」を超える言葉にする思い
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- その瞬間にはわからないこと
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- 【家族・社会】人とかかわることの大切さを伝える
- 「日本の社会が求める人物像」=「学力強者」?
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- 社会を生き抜くヒントは,子どもたちの心の中にある
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- いつか見つけてくれる人と出会うまで
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- 【命・自然】命の大切さを考えさせる
- 日本航空516便衝突炎上事故。命についてどう思う?
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- もし,ご先祖様の1人でも,違う人だったら?
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- 全ての命に終わりは来るから
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- 【命・自然】自然の美しさや偉大さを伝える
- 絵本のテーマは何だろう?
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- 自然のすごさは…
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- 奇跡の星の上で
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- ダウンロードOK! 小学校・中学校イラストカット集 (第2回)
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- アツく学び,温かくつながる!「ゆるアツ」学級経営 (第2回)
- 1年の学級生活の柱をつくろう
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- 深読み!最新教育ニュース (第2回)
- 単位時間と授業時数を考える
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- 授業名人の発問の法則 (第2回)
- [社会]子どもが「問い」を自分のものにする
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- 発達障害のある子のための環境デザイン 実践編 (第2回)
- 注意がそれて集中できない子
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- サンバ先生の1日1技 (第2回)
- 5月 クラスの現在地を確認する/1か月の学習内容を楽しく復習する/他
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- 「学びの多様化学校」と学校づくりのインクルーシブデザイン (第2回)
- 「学校らしくない学校」をデザインするための視点
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- 坂本良晶&EDUBASE CHALLENGE GIGAFULNESS 2 (第2回)
- 低中高学年の先生たちの実践 ICTに慣れるステップから高度な活用まで
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- 第54回「博報賞」受賞(日本文化・ふるさと共創教育領域)
- 高知県 久重(きゅうじゅう)naturalチーム 豊かな里山の魅力を発見し地域内外に発信しよう
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- 〜里山の子どもたちの躍進〜
- 博報賞について
- 編集後記
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編集後記
私が通っていた高校は、当時、お世辞にも規律がきちんとしている学校ではありませんでした。全校集会などで、校長先生が講話をしていても、私語でガヤガヤしており、ほとんど聞こえないくらいの状態でした……。
ある夏休み前の集会のときも同様に、体育館内はガヤガヤとしていました。しかしながら、校長に代わって生徒指導主任の先生が壇上にあがり、学生時代に起こしてしまったご自身のバイク事故や、そこから得られた教訓、夏休みの過ごし方などを淡々と話し始めると、不思議と体育館内は静まり返りました。今改めて考えると、「心を動かす話」「心に届く語り」だったのだと感じます。大きな声で静かにするように求めたわけではなかったので、余計に印象に残っています。
子どもたちにとって、保護者の次に身近な大人である教師の言葉は、大きな意味があると思います。教師の話を聞き、何かをがんばろうと決意したり、折れそうな心から回復したりすることもあるのではないでしょうか。とはいえ、多忙な毎日の中で、いつもお話の「種(ネタ)」を頭に入れておき、子どもの心に届くような話をすることは、なかなか簡単にはいかないと思います。
そこで、今回の特集では、様々な場面で活用できる「お話」を、数多く紹介したいと思いました。学級開きで話したいお話から、学級通信に載せたり、道徳授業の説話で活用したりできるお話まで、様々なジャンル・項目別に、とっておきのお話をご紹介いただきました。
また、お話を話すうえでのポイントになる「語り方」についても、ご紹介いただきました。
/茅野 現
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- 明治図書
- 自分たちのクラスに合った声の掛け方や、この場面の時にどう声をかけるべきかのアイデア出しに役に立った。2024/7/720代・中学校教員
- いろんな語りがあるので、引き出しになります。まずはいろいろ追試させていただきたいとおもいます2024/6/1530代・小学校教員
- いろいろな場面で子どもたちの心に響く話が掲載されていました。仕掛学は今後特集して欲しい。2024/5/3130代、中学校、教諭
- 語りのネタはいくつあってもいい。このネタをどう扱うかが教師としての腕の見せ所だと思う。「いつでもどこでも使えるネタ」としてもすごく有益だが、小胎先生のような、語り手のマインドをセットするような原稿がこうした特集に組み込まれていたのが非常に良かった。語りは教師のマインドありき。こうしたマインドがないと語りは空をかすめ、すぐさま忘れ去られてしまう。ただの語りネタだけに終わらないいい特集だった。2024/4/15ななにん
- 小胎先生の語りの原稿はすぐに実践でき、参考になりました。語りが描写的で、子どもたちにも伝わりやすいものだと感じました。2024/4/640代・小学校教員