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- 達人教師の「一週間の宿題メニュー」大公開!
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- 5つの視点で徹底解剖!スペシャリスト3人の自主学習
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- 「けテぶれ」であなたのクラスも宿題革命!
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- 楽しくできる!力がつく!名人直伝 教科別イチ押し宿題メニュー
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- 反転授業で中学,高校の家庭学習が変わる!
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- 書きたくてたまらない!子どもの本音を引き出す作文・日記指導
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- 四天王のエンタメ授業術 (第3回)
- 今月のお題:雨つづき…。さて,そんなときでも盛り上がる体育は?
- 【俵原正仁先生の回答】教師が古舘伊知郎になる。
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- 【土作彰先生の回答】体育館で子どもたち熱狂のゲーム。ワクワクドキドキ!そして運動量をばっちり確保できます!
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- 【中村健一先生の回答】「だるまさんが転んだ? 転ばない?」と「体育館かくれんぼ」です。体育とは言えませんが(笑)
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- 【金大竜先生の回答】体育のスタートを工夫する
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- クラスがまとまる! 笑顔が広がる! 今月の学級経営ネタ (第3回)
- 低学年/雨の季節がやってきた!室内で楽しもう
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- 中学年/オリジナルキャラクター・クラスの歌で「わたしのクラス」に!!
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- 高学年/プラスの言葉を期間限定で大募集
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- 中学/グリーンカード大作戦
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- 田中博史の「授業・人」塾 意図して使う授業の技術 (第3回)
- 「机間巡視」は古い!? 実は「机間指導」とは目的が違う
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- 菊池省三監修 困った場面で効果抜群!叱らず伸ばす学級経営 (第3回)
- 今月の困った場面:授業中に主体的に取り組めない様々な場面
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- 〜『全員参加』を問い直し,児童の主体性を刺激する言葉がけと微細技術〜
- ○○先生のクラス覗いてみた (第3回)
- 樋口綾香先生のクラス覗いてみた
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- 〜国語でつながる学級経営〜
- NG指導&OK指導でわかる特別支援教育 (第3回)
- 「授業のユニバーサルデザイン」を学校全体で進めるために…
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- 〜技法をスタンダード化するのではなく,「どうやったら,学びやすくなるか」を考える〜
- お悩みズバリ解決!学級担任のための小学校英語授業Q&A (第3回)
- 中学年の授業で気をつけることはなんですか?
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- 日本初のイエナプランスクール 大日向小学校のチャレンジ (第3回)
- 異年齢クラスによる協働と文化の継承
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- 普通の小学校でもここまでできる!プログラミング教育スタートガイド (第3回)
- 「アンプラグド・プログラミング」とは?
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- その生徒指導大丈夫?先生のための法律講座 (第3回)
- 「いじめ」に適切な対応をするためにはどうしたらよいでしょうか
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- 二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 言葉の力がぐんぐん伸びる!みんな大好き『漢字の学習』 (第3回)
- 低学年/教室に漢字のシャワーを降らせよう!
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- 中学年/漢字組み立てカードで遊ぼう!
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- 高学年/「わたしの○○な漢字」を伝え合おう!
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- 盛山隆雄&志算研プロデュース 教科書アレンジで,学びに向かう力を育てる! (第3回)
- バランスのよい形はどれ?[考察の対象をつくる]
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- 〜6年/対象な図形〜
- もとの大きさを考えて大きさを比べよう![迷う場面にする]
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- 〜3年/分数〜
- 第50回「博報賞」受賞 日本文化・ふるさと共創教育部門 文部科学大臣賞受賞
- 郷土に根ざした学習材を核にした横断的・縦断的カリキュラム―「近松さん」を身近に感じる活動―
- 〜兵庫県 尼崎市立下坂部(しもさかべ)小学校〜
- 編集後記
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- 季節を彩る今月の学校かざり (第3回)
- 梅雨が明けるよ!おしゃれてるてる坊主大集合!
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編集後記
宿題について苦い思い出があります。
小学4年生の2学期(とはっきり思い出せるぐらい嫌な思い出),漢字ドリルの書き取りが毎日4回,宿題として課せられ,これが苦痛で仕方なかった私は,ときどき3回だけやって提出していました。しばらくの間泳がされていた(?)のですが,学期末の個人懇談で,担任の先生から,「最近手を抜いている。こんな取り組み方では力がつかない」と言われたと,親に叱られました。百歩譲って「手を抜いている」については言われても仕方ないとして,「力がつかない」については,子どもながらに非常に納得がいきませんでした。漢字ドリルの書き取りをときどきちょっとサボったことが,日常の読み書きなりテストなりに悪い影響を与えているという実感がまるでなかったからです。
以上はあくまで私の経験ですが,今も昔も,「宿題=苦行」というイメージで広く認識されているのは確かだと思います。誤解のないように言うと,物事を習得していく過程で苦痛を伴う期間があること自体は否定しないのですが,問題なのは,ほとんど無意味と言っていいほど成果に貢献しない苦行が結構多いのではないかということです。
今話題の千代田区立麹町中学校では,同様の問題意識から,「ただ『こなす』だけ」の宿題を全廃したそうです。合理的ですばらしい決断だと思いますが,では,同じ決断を学級担任の一存で下せるかというと,現実的には難しいことの方が多いのではないでしょうか。
でも,学級担任の先生は,「楽しくないし,力がつかない」宿題を,「楽しくできて,力がつく」宿題に変えることができます。
ただ繰り返すだけの漢字,計算練習は,どうすれば楽しくできて力がつくものになるのか。
半ば強制としか言えない自主学習は,どうすれば真の“自主”学習(独習)になるのか。
毎日ネタ探しだけで汲々としている日記は,どうすれば読み手の心の琴線に触れるような文章になるのか。
今号では,こんな問いの答えになるような,「楽しくできて,力がつく」宿題のアイデアを,様々な切り口からご提案いただきました。
/矢口 郁雄
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