- 特集 学校への“厳しい目”→正対するTOSSの全体像
- 子どもの明日を保障する教師の責任
- 教師の実力の劣化現象の原因は何か
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- 世間の厳しい目に正対する
- 〈医師からの提言〉自立のために「最低限必要な学力」とは
- 自立するまでに身につけるべき知識と学力とは
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- 〈教師の責任〉最低限必要な学力を学校で実現するには
- 学校内で指導する
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- 〈議員からの提言〉一歳半健診、就学時健診の重要性
- 乳幼児健診の重要性について
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- 〈教師の責任〉校内の検診項目一覧表を提案する
- システムは、担任も子どもも救う!
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- 〈研究者からの提言〉就学時健診で何をどうチェックするのか
- 就学時健診では、発達障害に加えて学校での問題行動を予測する危険因子についてのチェックが必要であり、同時にその後の具体的支援プログラムの開発が急務である
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- 〈教師の責任〉卒業時にどこまで保障するのか
- 社会でうまく生きていくための能力を学校全体で保障していく
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- 〈医師からの提言〉すべての子どもを伸ばす療育システムの完備を
- 一人ひとりの子どもは、物の見方考え方もそれぞれ異なっています。認知、記憶、情動の違いを認めながら伸ばしてあげる、ギフテッド教育を普及させましょう
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- 〈教師の責任〉その子の課題に応じた教材・教具を整備する
- 発達凸凹を持つ子どもにも対応した教材・教具を選ぶのが教師の責任
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- 「中学入学時チェック」小学校の学力をクラス別判定しよう!
- 入学時学力調査は中学校の使命である
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- 実態が見えてそこから授業作りが始まる。数値と根拠で子どもの実態を示すことが、良い授業の前提となる
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- 管理職の責任「学校の必達目標」今ならこう直す
- 必達目標で学力保証のシステムをつくろう 隠れた改革の鍵を内側から見つけ出す
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- 体育・音楽にも必達目標を掲げる
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- 小学校から大学までを見通した就職システムの構築
- 発達障害の子どもたちを自立させるために必要な条件
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- ミニ特集 “あの子”も負けを認めた!五色百人一首
- 「五色百人一首」が持っている驚異的効果
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- 大きな手立ては全員に向けてほどこし、百戦まで、まずは対戦する
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- 九十五回目で「負け」を受け入れた
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- 負けを認める経験を通して「我慢強くなった」と自信をもつことができるようになったG君
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- 日課であり、習慣であった五色百人一首。Hさんは大会出場で成長した
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- 授業の原則 (第40回)
- 授業の腕をあげる法則 その1のE
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- 〜「努力の持続」その計測法と指導法〜
- 授業の力量をみがく (第40回)
- 酒井式描画指導法の原画は色褪せることなく今も輝く
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- 〜村上小学校の生徒が描いた絵の到達点は今でも厳然としてそこにある〜
- 編集前記
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- グラビア
- 挑戦者26名が高段者と授業対決!これがTOSSの授業だ! 高段者にかかってこい! 2014.3.8 ほか
- 佐藤式工作法 (第74回)
- ものづくりの原点から最先端までを支えるキーワードは何か─責任─
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- 向山実践にイチャモン?追っかけ?バトル (第3回)
- 【イチャモン高段者】全貌の見えないもどかしさ
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- 【イチャモン有段者】向山氏のような保護者との関係は現代でも可能なのだろうか
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- 【追っかけ】驚異の「日本語の音」の授業
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- 谷先生のコメント
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- 全国ペーパーチャレラン (第266回)
- ルール・応募方法
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- くものすチャレラン
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- (4月号)ランキング/応募者からの手紙
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- 教科指導の基本
- 国語 (第40回)
- 続 仲間が見た、長谷川の「パーツで組み立てる授業」
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- 算数 (第40回)
- 「量と測定」領域の指導
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- 理科 (第40回)
- 脳科学から考える理科好きを増やす指導法の工夫
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- 社会 (第40回)
- 二枚の写真・絵を比較する授業における提示方法と発問の類型
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- 体育 (第40回)
- 水泳指導は「入水」で決まる
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- 音楽 (第40回)
- 「音から入る指導」を六年生から始める事例
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- 生活指導 (第40回)
- 目標達成パーティーをこう開いた
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- 道徳 (第40回)
- 夏休み前に努力を続けることを教える
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- 英会話 (第40回)
- 積み重ねを大事に、しつこく繰り返す
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- 続・向山洋一を追って (第118回)
- 〔第80巻〕『千年紀を生き抜くインターネットランド』(1)
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- 〜はるかなるTOSSランドへの道@ 「法則化シリーズ」にたどり着くまで〜
- 向山実践の原理・原則 (第244回)
- 大きな問題には根拠をもって授業する
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- TOSS保険は教師を助ける (第20回)
- 教え方セミナーでのQA
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- 議員さんに議会で質問してもらいたいこと (第20回)
- 「学び合い」の学習システムは子どもに学力を保証するのか
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第40回)
- 日記の書き出しの指導A
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- 特別支援の授業
- 特別支援教育の課題 (第28回)
- 「ほめられた」を浸透させる教師の技術
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- 特別支援の授業
- 中学で生まれたドラマ (第40回)
- 定期テストの基本は≪易→難≫の問題配列にある
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第40回)
- 今すぐ、子どもを褒めよう
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- 医療連携での模擬授業 (第40回)
- 整理整頓が苦手な理由を知って、指導法を工夫する
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第40回)
- 算数の学力向上は4Bの鉛筆から
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- そうだったのかとわかった授業 (第40回)
- 成功体験を生むために
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第40回)
- 全国大会で広がる社会貢献活動
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- わが地域のまちづくり活動 (第40回)
- 教師の対応力が鍛えられる子ども観光大使
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- 食育・食卓教育 (第40回)
- フードマイレージから見える新たな地産地消の視点
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- 観光立国教育 (第40回)
- 「富岡製糸場」が世界文化遺産に登録勧告
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第40回)
- 大好評「手紙の書き方テキスト」セミナーを全国展開
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- 環境教育最前線 (第40回)
- 総合的な学習の時間「環境」の導入に、CO2テキストが使えます!
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- ドリル三回の迷信が学力を下げている
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- スキルの使い方
- 漢字スキルと直写ノートのコラボレーション
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- かるたの使い方
- 学級になくてはならないグッズ 五色百人一首かるた
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- なわとびの使い方
- 優れたパーツを組み合わせ、熱中しているうちに自然と技能が身につくなわとび指導
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- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第40回)
- 学習の「システム」を学ぶ
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- あの出会いがなければ、今の自分はいない
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- 学生時代 (第40回)
- 【TOSS学生の授業修業】ずっと指摘されてきた弱点にこだわって練習する
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- 【TOSS学生の授業力】原実践に忠実であることが大切
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- 全国サークル案内 (第40回)
- 7月
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- TOSS最新講座情報
編集前記
▼学校に対するきびしい批判が続出している。
本誌の前号で特集したように、多くの県議会議員、市議会議員が、議会で教育委員会に鋭い質問をするようになった。
▼このような変化の原因の一つは、TOSS教師と各地の議員との勉強会が全国で持たれるようになったことだ。
▼TOSSの教師は、地域社会を活性化する社会貢献活動を二十年以上昔から続けてきた。
▼観光庁との子ども観光大使の活動、総務省との街づくり教育、郵便局との子ども郵便教育、ボランティア教育、チャレラン大会、青年会議所との領土の教育、医師との特別支援教育、親守詩の大会……。
▼その中で、社会貢献をする人々と知りあいになってきた。議員さんはその中心にいた。
▼びっくりしたことがあった。多くの議員さんは、「教師は日教組ばかり」と思っていた。TOSS教師を知って大歓迎をされた。
▼教師・学校のかかえる問題は、「教育の結果に責任を持たない」ということである。やりっぱなしなのだ。
▼小学校を卒業する時、すべての子どもに小学校四年生までの読み書き算を保障する─という学校は皆無に近い。
▼特別支援の必要な子を「叱る」「どなる」教師は山ほどいる。これは犯罪的行為だ。
▼どなられ叱られているうちに「セルフエスティーム」が下がり「自分は駄目だ」と思うようになるのだ。
▼子どもの人格の最も大切な部分を「どなる教師」「叱る教師」は破壊しているのだ。
▼「教えてほめる」ことこそ大切なのだ。これらのことは、医学界では、当然のことなのである。
▼勉強しない教師、教育者、教育雑誌を読まない教師が、子どもを壊している。その罪は重い。
▼但し、モンスターペアレントには屈することはない。TOSS保険など、専門家を味方につけて、屈しないことだ。
(向山 洋一)
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- 明治図書