- 特集 90点平均を保障!国語・算数の授業システム
- 90点平均を保障する授業システム
- 90点平均を―すぐれた指導システムはその道のトッププロによって作られる
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- 国語編〈保存版〉 90点を保障する授業システムはこれ!
- 読解:テストの基本パターン15を教える授業システム
- テストの「答え方」に習熟させよう
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- 漢字:全員が100点になる授業システム
- 漢字を覚えるシステムを定着させる
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- 音読:すらすらと読めるようになる授業システム
- 個別評定によってレベルが分かるシステム
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- 国語編〈保存版〉 実力アップにこだわるならこのポイントをチェック
- 視写するだけで子どもの実力が上がる文章セレクト5
- 文章セレクト5
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- 暗唱させておきたい名文・詩文ベスト5
- 多様なジャンルから選択する
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- 文学作品:力がつく授業システム例
- 分析のものさしだけを扱うパーツを入れる
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- 説明文:力がつく授業システム例
- 向山型説明文指導で「問い」と「答え」の構造を読み取る
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- 言葉のきまり:力がつく授業システム例
- 実践→理論→実践システム
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- 算数編〈保存版〉 授業システムの分かりやすいフローチャート
- 例題でお手本を教える場面〜向山型の流し方
- 例示されている考えを知的に教え、お手本を用いて自力で解かせる
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- ノート:きちんと書けるようになるシステム〜向山型の流し方
- 算数ができるようになるためのノートの書き方ポイント4
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- 練習問題で習得させる場面〜向山型の流し方
- 向山型の流し方には基本パターンがあるが、型だけを真似しても安定した授業にはならない
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- 算数編〈保存版〉 90点を保障する授業システムはこれ!
- 教科書:問題がすべて解けるようになるシステム
- 教科書チェックとノートチェックで学力向上の習慣を身につける
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- ノート:きちんと書けるようになるシステム
- ノート環境を整備し、型を決めて貫くことで、全員がうっとりするノートをかけるようになる。教師が、ブレないこと、妥協しないこと
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- チェック:できた印・できなかった印のシステム
- 教師の指示が、やがて隠れ指示になる。教師の執念が必要だ
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- 算数編〈保存版〉 実力アップにこだわるならこのポイントをチェック
- 一問に長い時間をかけない
- 変化をつけて問題に取り組ませる
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- 教室に列をつくらない
- 子どものやる気がアップするノートチェックシステム
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- プリントを使わない
- プリントは害悪である
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- 個別指導をしない
- 小刻みな確認と写させることで、個別指導をなくす
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- 赤鉛筆でなぞらせる
- 算数への前向きな気持ちと、教師との信頼関係が赤鉛筆指導の効果を発揮する
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- 子どもに板書させる
- 子どもに板書させる時の七つのポイント
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- ミニ特集 TOSSが日本で初めて切り開いた授業
- 地球環境教育をスミソニアンから持ち帰る
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- グローバルな視点・遠大な時間からの視点
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- 子どもに本物の理科教育を行うために
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- 教室の実践から今の環境教育が生まれた
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- 陣頭指揮にあたったのはいつも向山氏であった
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- 授業の原則 (第38回)
- 授業の腕をあげる法則 その1のC
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- 〜自宅での様子を具体的につかむとはどのようなことか〜
- 授業の力量をみがく (第38回)
- 『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』(安倍晋三・百田尚樹)重なる向山洋一氏の主張(2)
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- 編集前記
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- グラビア
- 木村重夫氏の算数授業を向山氏が批評する 向山塾名古屋会場 2014.2.8 ほか
- 佐藤式工作法 (第73回)
- 「空飛ぶおばけ」の創作プロセス
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- 向山実践にイチャモン?追っかけ?バトル (第1回)
- 【イチャモン高段者】有名向山実践「口に二画」は、常識を覆す
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- 【イチャモン有段者】超有名! 向山氏国語実践の細部に物申す!
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- 【追っかけ】堂々と言います! 「技量が低いから、こんなところにすがるのです」
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- 谷先生のコメント
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- 全国ペーパーチャレラン (第264回)
- ルール・応募方法
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- いろいろ(赤→青→黄→緑)チャレラン
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- (2月号)ランキング/応募者からの手紙
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- 教科指導の基本
- 国語 (第38回)
- 授業をパーツで組み立てる
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- 算数 (第38回)
- 「数と計算」領域の指導
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- 理科 (第38回)
- 日本の理科教育にある三つのキーワードから考える
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- 社会 (第38回)
- 極日常的な社会科授業で重要なこと
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- 体育 (第38回)
- 「四年体育カードA」を活用し、基礎基本を定着させる
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- 音楽 (第38回)
- 演奏能力は音楽の時間だけでは身につかない
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- 生活指導 (第38回)
- プロジェクトの活動は「学級」から「学校」へ広がる
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- 道徳 (第38回)
- 五月の連休明けにいじめの指導を
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- 英会話 (第38回)
- 子どもへの対応で授業が変わる
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- 続・向山洋一を追って (第116回)
- 〔第79巻〕『向山が主張する総合的学習』(1)
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- 〜取り返しのつかない「あの時」・総合的学習への移行準備期間〜
- 向山実践の原理・原則 (第242回)
- 論文審査を体験してTOSS教師は成長した
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- TOSS保険は教師を助ける (第18回)
- 熱海合宿、TOSS保険の取り組み発表
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- 議員さんに議会で質問してもらいたいこと (第18回)
- 現場の事実・子どもの事実に即したシンプルな質問願う
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第38回)
- 集団でできる眼球運動トレーニング
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- 特別支援の授業
- 特別支援教育の課題 (第26回)
- ASD(自閉症スぺクトラム障がい)対応のスタートポイント
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- 特別支援の授業
- 中学で生まれたドラマ (第38回)
- 作文『中学生になって成長した自分』を家庭訪問で読んでもらう
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第38回)
- ガツンとやっても、発達障害の子どもたちはよくならない
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- 医療連携での模擬授業 (第38回)
- 発達障害専門医のアドバイス「ほめることは薬と同じだけの効果があります」で子どものノートが激変。前年度五十点だった子が今年度百点を取った
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第38回)
- 学校の教育計画にいじめ対応を具体化させる二つのポイント
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- そうだったのかとわかった授業 (第38回)
- 小さな成功を何度も体験させる
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第38回)
- 認定書授与式に知事が参加した
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- わが地域のまちづくり活動 (第38回)
- 自分のまちを好きになる風景印
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- 食育・食卓教育 (第38回)
- 新たなる地産地消の視点をもってTOSSと企業との連携を始める
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- 観光立国教育 (第38回)
- 地元との「つながり」を見つける
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第38回)
- 郵便局との連携事業
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- 環境教育最前線 (第38回)
- 最新環境教育授業テキストを活用して調べ学習の基本を教える
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 教科書の問題を全て解く
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- スキルの使い方
- 「うつしまるくん」は発達障がいの子にも有効な教材である
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- かるたの使い方
- かるた遊びで、遊びながら行動規範を身につけるTOSS五色ソーシャルスキルかるた
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- なわとびの使い方
- 仕組みがあるから熱中する
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- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第38回)
- サークルで学び、我流を捨てる
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- 苦難が一転 学びと出会いの道へ
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- 学生時代 (第38回)
- 【TOSS学生の授業修業】「授業の原則十か条」を意識し、実践する
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- 【TOSS学生の授業力】学生の授業力向上の鍵
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- 〜学生支援ポイント3〜
- 全国サークル案内 (第38回)
- 5月
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- TOSS最新講座情報
編集前記
▼クラス平均九十点を突破するためには、授業のシステムがすぐれていなければならない。
▼漢字の実力をつけるために「漢字ドリル」の宿題を毎日出す教師がいる。
これでは、漢字の実力はつかない。
▼「漢字ドリル」「計算ドリル」では、実力はつかないのである。クラス平均九十点になることはない。
▼私が最後に担任したのは、多摩川小学校の六年生。五年生の時は、組合熱心なヴェテラン女性が担任していた。
▼毎日「漢字ドリル」「計算ドリル」の宿題が出ていた。教師の点検はきびしく、どの子もノートにぎっしりだった。
▼担任したその日、「漢字」(五十問)「計算」(二十問)のテストをした。五年生の教科書から出した。
▼結果は、ひどかった。悲惨だった。漢字など、五十点以下がゾロゾロいた。百点は一人もいなかった。計算も同様。
▼「漢字ドリル」「計算ドリル」をくり返すことのひどさを、発達障害の医師は、ハッキリという。
▼「なぜ、できた問題をくり返しやらせるんだ」「それでは学習意欲をうばってしまう」「なぜ、できなかった問題を授業などで教えないのだ。教えないでなぜくり返しさせるのだ」
▼「漢字ドリル」「計算ドリル」は、やればやるほど、漢字嫌い、計算嫌いを作り出す。
▼漢字・計算は「授業」で身につくのである。授業のたびに、つまり一時間の授業の中で、五分か六分扱えばいい。
これだけで、クラス平均九十点になる。
▼但し、教材が必要だ。そこで私は「漢字スキル」「計算スキル」という教材を発明した。発明した証拠に、「漢字スキル」「計算スキル」という特許庁の商標は向山が持っている。
▼この商標は光村教育図書だけに貸与されている。各社が「漢字スキル」「計算スキル」を使っているのは盗用に近いのである。「法」を守れない教材会社の品位が疑われる。
▼スキルにも「活用法」がある。ハードウェア・ソフトウェアの次に位置するユースウェアである。この用語も向山の商標である。向山が発明した概念なのである。このような授業システムこそ大切なのである。
(向山 洋一)
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- 明治図書