- 特集 小学校英語始まる! 校内への提言15
- ダイアローグを「言う」から文脈とロジックのある「自由に引き出す」へのスモールステップ
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- 教育課程についての提言
- ALTと会話ができる子どもたちを育てる
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- 前倒しではない。国際理解でもない。自信ある日本人を育てよう
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- 場面シラバスで年間計画を構成する
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- 45分間の授業構成についての提言
- 三構成法をメインにして45分間の枠を作る
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- 「3ユニット」を基本にALTを活用しフリートークを目指す
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- 1年生の英会話授業は2ユニット30分で組み立てる!
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- 教材・教具についての提言
- フラッシュカード
- フラッシュカードは万能選手
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- TOSS五色英語かるた
- TOSS型英会話指導初心者の強い味方
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- 手作り教材・教具
- 「扱いやすい・何度も使える・かわいい(きれい)」の3つのポイントを押さえて手作りする!!
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- もう一歩習熟させたいときに使うカードフォルダ
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- 「お買い物」は,お金模型と果物カードを用意して!
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- 授業モデルについての提言
- 校内研修システム
- TOSS英会話は広めやすい
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- 授業である限り,担任が適任なのである
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- 個人研修
- 「楽しく&ちょっと強引に」学年を巻き込み全校に「震度1」を起こす
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- まずは同僚を巻き込むことから始めよう!!
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- ミニ特集 英会話教材・教具 秘伝の整理・整頓術ベスト7
- まとめる,立てる,時数を書く。これで職員全員気軽に使える
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- テーマ別に分けてみんなで使える教材・教具に
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- 大小いろんな「箱」を活用
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- 箱やファイルを活用して,資料の散逸を防ぐ
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- バラバラにならず,さっと取り出せる英語かるたの収納方法
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- 英語かるたの整理術
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- 英会話専用深めの「キャスター付きロッカー」にまとめて入れる!
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- 五色英語かるたを授業でさっと使う整理術
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- TOSS英会話キーワード
- 音声言語
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- 編集前記
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- 巻頭論文
- 1年目にやるべき12のことを1つずつ,確実に行う
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- すぐに使える評価カード(児童の自己評価・教師の見取り)
- 子どもが自分でつける自己評価カード
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- TOSS型英会話にぴったりの「単純・簡単・わかりやすい」カード
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- すぐに使えるワークシートシリーズ
- What's this ?―インフォメーションギャップを利用したゲーム
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- カードを使ってお店屋さんアクティビティー
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- TOSS英会話 中学校の実践
- 新しい文法事項の導入から6文ダイアローグまで4時間のステップ
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- TOSS英会話 高校の実践
- 高校生にも「コミュニケーションへの積極的態度」を育てることができる
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- TOSS英会話で学校が変わる―英語担当からの提言―
- TOSS英会話で時代の流れに乗る
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- 逃げない! 潔く引き受ける! 引き受けたことは精一杯やる!
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- TOSSランドを活用した英会話授業 (第17回)
- 優れた教材・教具で,初心者でも英会話授業
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- TOSSランド 子どもランドで授業する
- 熱中! ネイティブの発音をそのままリピート 担任の発音を補うメモリーゲーム
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- 学校で公開したTOSS英会話授業
- 脳内記憶として9人が英語の夢をみたTOSS英会話授業
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- TOSS英会話 初めの一歩トライメモ
- フラッシュカードを突破口に,まずは練習してみよう
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- 私はこうしてTOSS英会話を学び続ける
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- 英会話授業 最先端!
- 脳科学的知見が裏付ける 子どもが話すこの授業
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- TOSSランド 一押しサイト (第17回)
- 「誕生日をたずねる。答える。When's your birthday? It's 〜 .」ならこのサイトでばっちり
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- TOSSランド 一押し子どもランド (第17回)
- 楽しく繰り返しダイアローグを学習できるサイト
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- TOSS英会話を校内に広めた私の実践
- 授業者全員,all in Englishの授業ができた
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- これが「話す」子どもをつくる授業だ
- 毎時間,「話す」体験を保証する
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- 来たれ,超・ビギナー 英会話授業相談室
- まず準備したい! この3つの教材・教具
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- TOSS英会話 教材・教具のユースウェア“道”
- TOSSランドコンテンツ活用のポイント
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- 高段者の先生方に聞く英会話授業のあれこれ
- 甲本先生の英会話指導,担任もALTもそして子どもも楽しく!
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- 子どもが熱中して会話するシチュエーションづくり
- 「ごっこ遊び」を知的に演出する教具を作る
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- ADHDの子も巻き込んだ私の英会話授業
- 1年生ADHDくんに有効であった手立てはこれだ!
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- 『ダイアローグ77』CD−ROMを活用した英会話授業
- 対話から会話へのステップ
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- 本誌へのご感想
- TOSS英会話セミナー in 名古屋アンケートより
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- 編集後記
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- TOSS英語最新情報
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編集前記
野網佐恵美
いよいよ,小学校に英語が導入されます。
今まで様々な英会話実践をされてきたことでしょう。これからは,学校全体で「英語活動」を推進していかねばなりません。
学校に英会話授業を広げる「三種の神器」は,
@ 教育課程
A 教材・教具
B 授業モデル(校内研での模擬授業研修,TTで授業を見る,同僚同士で学ぶ,授業ビデオなど)と,考えます。
そこで,本号では全国のみなさまの経験則から,この3つの分野について,校内へどのような提言をされるのか,誌上でご提案いただきました。
TOSS型英会話指導の観点から提言を考えましょう。
@ 教育課程
「英語活動」の学習を終えた子どもの最終イメージを考えます。
その場「だけ」楽しく生き生きとしていればいいのか。あるいは,1学期の「英語活動」の終わりには,子どもがネイティブを恐れず「話せる」ようになっていてほしいのか。
「話せる」ためにダイアローグ指導を重視するのか,単語遊びだけでいいのか。
自然と教育課程にそれらが反映されてきます。
A 45分間の授業構成
「繰り返し練習」がいけないという方がいます。そうでしょうか。昔から,「九九」のような「音の教育」は「変化のある繰り返し」で子どもたちは楽しく学習してきたではありませんか。
45分間で,どう子どもたちを飽きさせず,楽しませながら,身につけるべきものを習得させていくのか。そこは教師の腕が問われます。
B 教材・教具
何といっても基本はフラッシュカードです。これができると応用がききます。
単語指導からダイアローグの指導まで。フラッシュカードができれば,かるた,手作りグッズなども生かしましょう。
C 授業モデル
校内研修は,校内でどう広めるか,推進チームなどをどう組織するか,しっかりした「システム」が必要です。英会話授業の堪能な先生をTTに,全クラスを教えてもらい,担任はT2をしながら同時に授業を学んでいく方法もあります。
基準は「教師の腹の底からの実感」「子どもの事実」です。笑顔でTOSS英会話を推進していきましょう。
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- 明治図書