- 特集 クラス統率の決定版 五色百人一首
- クラス統率の決定版 五色百人一首
- クラスの荒れを建て直す最強の味方 それが五色百人一首
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- 五色百人一首のある風景(とは何か)
- 伸びやかさ・集中力・知性が漂う
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- 五色百人一首は仲間作りや秩序作りに役立つ
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- 本当に荒れたクラスが立ち直った
- 百聞は一見にしかず。百見は一試(ためしにやってみる)にしかず。
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- 百人一首は荒れた学級を変える突破口である
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- 五色百人一首で荒れた学級が立ち直る
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- たった三ヶ月の五色百人一首を子どもたちは忘れていなかった
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- やんちゃ坊主だから活躍するのが五色百人一首
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- 小学一年生の統率にも威力を発揮した五色百人一首
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- 五色百人一首だけが友達関係を対等にする
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- 子どもが変わる、クラスが変わる五色百人一首
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- なぜクラスがまとまるのか
- 教師の指示に従って整然と行う方が楽しいから
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- クラスがまとまるのには三つの理由がある。
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- 初めての五色百人一首
- 基本ユースウェアどおりにやれば、必ずうまくいく
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- 五色百人一首 特別支援の子への配慮
- シンプルに、毎日続ける。
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- まずは自分の得意札を作ろう
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- 五色百人一首 あの子のドラマ
- やんちゃ坊主も巻き込む、五色百人一首の小さなシステム
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- 五色百人一首があったから、負けることを受け入れることができた
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- A君が初めて勝った
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- ルールを守ることができるようになった
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- ルールに従おうとする教室の空気がA子を変えた
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- 五色百人一首 五色百人一首大会から私が学んだこと
- 息子の友だち集めてカルタ教室
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- テレビ・ゲームを凌駕する日本の伝統文化「百人一首」
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- 五色百人一首大会が子ども、保護者を魅了する理由ふたつ
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- 五色百人一首大会と全国会場一覧
- 地道な活動により発展していく「五色百人一首大会」
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- ミニ特集 ユースウェアはなぜ大切なのか
- 薬だってパソコンだって使い方がある。教材にも使い方(ユースウェア)がある。
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- 正しいユースウェアを求め続けなきゃ!
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- 我流が、教材の素晴らしさを半減させる
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- 漢字スキルのユースウエアを見直す
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- ユースウェアを間違えれば、害が大きくなる
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- うつしまるくん「漢字のたしかめのページ」のユースウエア
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- 正しいユースウェアを実践するからこそ、学習効果を高めることができる。
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- 向山語録 (私の心に残るこの文章)
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- 編集前記
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- グラビア
- 次世代インターネットランドの構造、SNS、フォトペディア…新たな課題と最先端の情報が発信 ほか
- 初めての向山型授業
- 向山型算数/子どもも教師も初めての算数授業
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- 向山型国語/子どもたちに笑顔と活気をもたらす向山型暗唱指導
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- 新任教師A、教師にめざめる
- 学生サークル運営を通し教師に目覚める
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- TOSSとの出会いが必要だった
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- 三十代にして、やっと授業の基本を学べた
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- 教師に知っててほしい基本の12項目 (第10回)
- 特別支援教育をささえるキーワード
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- 〜バークレー博士の12の原則〜
- 明石研卒論12章 (第10回)
- ファッション感覚は小学生で育つ
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- 我流を正す
- 自分と向き合い、我流を正す
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- 校長 私の教師修業時代
- 私の文章修業−公用文
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- 長州教育サークル発信と神輿担ぎ
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- 向山型算数で平均90点突破 (第46回)
- 平均点九〇点の裏には、できない子ができるようになるドラマがある
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- 続・向山洋一を追って (第29回)
- 〔第25巻〕『豆電球(2年)の全授業記録』(2)
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- 向山実践の原理・原則 (第154回)
- 算数学力の問題提起、東京理科大の芳沢先生からの「いじめへのお願い」!
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- TOSS授業検定F・E・D表挑戦
- こだわって、こだわって、こだわってみた
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- 念願の二十五級の壁を突破!
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- 悪戦苦闘したからこそ、見えたものがある
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- 佐藤式工作法
- 基本型からの発展プロセス びっくりバタバタの場合
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- されど目線
- どこを見るべきか、意識が変わった
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第190回)
- 隣の先生も個別評定〜学芸会の練習〜
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- TOSSインターネットランド (第142回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第178回)
- 熟字訓チャレラン
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- ドラマを創る教師たち
- TOSS中学 どこでも模擬授業
- セミナーの一〇〇倍濃い「どこ模」
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- このTOSS教材に助けられた
- 荒れたクラスを激変させた「名文・格言暗唱カルタ」
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- ユースウェアの大切さに目覚めたとき
- 我流を廃し、目の前の子どもに毎時間毎時間対応していく
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- 私の道徳の授業
- いじめと闘う(前編)
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- 「早寝早起き朝ごはん」の標語をつくる
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- ゲストテーチャーを教室に招いて授業する
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- 五色百人一首で学級づくり
- 五色百人一首は障害のある生徒との垣根を越える
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 挫折は神様からの贈り物
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- サークルに参加して得たもの
- 本物との出会い
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- TOSSと出会えて良かった
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- SNSは、新しい教育文化の創造に役立っている。知らない人は、10年遅れる。
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- TOSS学生サークル(学生TOSSデー)
- 夢への第一歩TOSS家庭教師
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- スマートボード授業のドラマ
- グレーゾーンの子も巻き込むスマートボード
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- 小学校英語 間もなく開始
- 現場の現状を打破すべく、着実に一つ一つ布石を打ち、事実を積み重ねていく
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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編集前記
▼学級崩壊、学級騒乱を「五色百人一首」で建て直した教師は多い。
特効薬のような効き目がある。
▼教師の力量が低いと、教室は乱れる。
私語が多くなり、不規則発言が多くなる。立ち歩きも出てくる。
教師の指示も通らない。
▼つまらない授業、意味不明の指示など、教師の力量が低いためだ。
教師は大声をあげたり、叱ったり、ひどい教師は教室で笛を吹いたりする。
教室で笛を吹くのは、末期症状だ。
それでもどうにもならないのである。
▼教師の権威は、とっくに地に落ちている。子どもたちは、教師を馬鹿にしている。
教師が何を言っても、聞かない状況になっている。
▼説教では直らない。悪化するだけだ。
長い説教など、悪化の状態を速めるだけだ。しかし、悲しいことに、力ない教師は悪化への道をやってしまうのだ。
▼どうしたらいいのか。それが問題だ。
「クラス中が熱中する楽しいゲーム」を導入すればいい。
荒れたクラスでも、ドッジボールをすれば熱中する。しかし、ドッジボールでは崩壊は直らない。ガキ大将が支配するだけだ。教師の出番がない。
▼五色百人一首を持ち込めばいい。
百人一首は、日本文化千年の歴史がある。長い長い歴史を通ってきた強さがある。
しかも、五色百人一首は二十枚の試合だ。
やり方が分れば、三分で一試合ができる。
▼ほとんどの子どもは、とりこになる、熱中する。
五色百人一首では「読み手」は教師だ。審判も教師だ。教師の言うことを聞かねばならない。
▼五色百人一首には、二十近いルールがある。一回読むたびに教えていけばいい。
教師の言う通りに子どもは行動する。
▼つまり、教師の指示が子どもに通るのだ。しかも、ルールである。ルール違反には、クラスのみんなが反発する。つまり教師の味方になる。かくして、クラスは立ち直っていく。
▼但し、ユースウェア(やり方)を正しくやらねばならない。本号はそれを特集した。
(向山)
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- 明治図書