- 特集 教科教育の指導法を脳科学で検証する
- 教科教育の指導法を脳科学で検証する
- 古代ギリシア、アリストテレスの「記憶と想起について」の法則は、現代の教育の経験法則、脳科学の知見と共通する
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- 文科省提唱「脳科学と教育」は、向山型指導とほぼ一致
- 総論
- 文部科学省が動き出した!
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- 一字読解指導
- 一字読解指導は、脳を育て、国語の基本を学ばせる指導法だ。
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- 音読指導
- ストレスを与えない音読の○システム
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- 漢字指導
- 筆順を声に出し、空書きで緊張場面を作る向山型漢字指導法は、脳を発達させる指導法である
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- 学習指導
- 向山型指導法がすぐれていることは、脳科学がはっきりと証明している
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- 向山型算数の指導方法と脳科学の検証
- 総論
- 脳の記憶メカニズムに適合した向山型算数指導法
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- 計算指導
- 脳科学から向山型算数(数学)の指導方法へ
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- 文章題指導
- 音読・説明・三点セットは、脳の機能に沿った「考える」手順と言える
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- 難問指導
- 脳みそが汗をかくくらい考える難問の授業は子どもに大人気
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- 計算スキル指導
- 計算スキルは脳科学の知見に裏づけられている
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- 対比 問題解決学習と向山型算数・数学
- 結果として「問題解決学習」は、中学生の荒れの原因となっている
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- 対比 単元学習と向山型国語
- 子どもと教師に力をつける向山型国語
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- 認知心理学に基づく向山型指導の解明
- 向山型指導法が、ようやく科学的な視点から解明される時代がきた。
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- 才能・能力が飛躍するとき「努力の持続」とは
- 三十年前の向山実践を、最新の脳科学が実証している。
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- ミニ特集 TOSS授業技量検定に挑戦して
- 東京都教育委員会、「授業力の向上」を全面に
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- TOSS授業技量検定を受検して「岩倉使節団・大久保の授業」で三段を取得!
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- 「DNAから捉える進化の謎」でA表にチャレンジ!
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- 検定で頭がいっぱいになったとき、やっと見えてくる―力量以上のものがあふれ出る時―
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- 自分の殻をひとつ破ってくれた技量検定に感謝!
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- 思い入れをスッパリ捨て、授業を受ける側の目線に立つ
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- 表もあれば裏もある 検定を受けたのには表の理由と裏の理由がある
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- イラストでみる「学級経営の急所」
- 会話
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- 授業上達論 追補 (第156回)
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- 編集前記
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- グラビア
- 圧巻!!次々とくりひろげられる向山氏の指導のライブ!! ほか
- 総合的学習/英会話の授業
- できない子への配慮
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- 総合的学習/調べ学習の授業
- 調べ学習に入るまでの内部情報の再構成の段階が大切である
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- 総合的学習/食と健康の授業
- 保護者も真剣になる「和食の大切さ」の授業
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- 総合的学習/まちづくりの授業
- 点字ブロックから見えてくるまちの特徴
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- 医師からの提言 特別支援教育への手がかり
- 「社会のルールを学ぼう」
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- 子どもの実像
- 小学生の3割弱が英会話を学習している
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- 衝撃 教育技術学会発 算数学力調査
- 算数・数学ができない要因は算数・数学以外にもたくさんある
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- 授業のドラマ12ケ月
- ザ・タイトル〜作文の「題」のつけ方を教える〜
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- やんちゃ坊主もまき込む。理科ノート見開き二ページのまとめ。
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- 向山型算数で平均90点突破 (第22回)
- 視覚情報と聴覚情報を、必ずセットで基本型を教える。
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- 続・向山洋一を追って (第5回)
- 〔第3巻〕『荒れたクラスと教師の統率力』
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- 向山実践の原理・原則 (第130回)
- 「算数の問題解決学習なんて過去の遺物です」「自力解決できるようになるなら教師はいりません」これは私(向山)の言葉ではありません。
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- 我がクラス 基礎学力への挑戦
- 音楽会、表情豊かに歌わせる
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- 表示したことは、必ず守らせる
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- ノート指導が基礎学力を培う
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- 佐藤式工作法
- 何がとび出すかな?―走る工作教材の基本型―
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- 授業の始まり3分間
- 上達には向山実践に学び、修業するしかない
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- 真理子・あき・朋恵のザ・宿題 (第166回)
- 鍵盤ハーモニカの指導
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- TOSSインターネットランド (第118回)
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- 全国ペーパーチャレラン (第154回)
- 計算タイルチャレラン(偶数・奇数バージョン)
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- ドラマを創る教師たち
- 授業技量検定への挑戦
- 教員評価の時代に突入。評価する側も評価されている。
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- TOSSノートで子どもが変わった
- アスペルガー症候群の子も書きやすいTOSSノート
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- 教材は正しいユースウェアで効果が上がる
- 漢字スキルの指導は、子どもが「漢字の覚え方」を正しく身につけることをめざす
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- 熱中する体育授業
- シュートしないと得点は入らないという当然の原理を教える
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- 長なわ…跳べないグループに教師がつく
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- できる、できるまで助走をつける
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- 五色百人一首で学級づくり
- 子どもも保護者も巻き込む五色百人一首
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 「中高生があこがれる教師」になる
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- サークルに参加して得たもの
- 「つもり」からの脱出。怖くなかったサークル活動。
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- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- TOSSでの学びが劇的変化を産んだ
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- 全国ネットワーク全国ML活動中
- NEW向山洋一教育実践原理原則研究会
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- 中央・関西・九州事務局日誌
- 中央事務局日誌
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- 関西事務局日誌
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- 九州事務局日誌
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- インターネット活用の授業参観・研究授業
- インターネットランドのサイトを使って、英会話のパーツを組み合わせれば、授業が簡単にできあがる
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- TOSSデーのドラマ
- 「一緒に勉強しませんか」この言葉が、大切な仲間を得たきっかけだった。
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
編集前記
▼最近、「脳科学」が流行している。納得できることと、納得できないことがある。
▼百マス計算をすると頭が良くなって一流大学に入れる。それを脳の研究が証明した――という主張は、納得できない代表だ。
そんなことがあり得ないことは、幾千、幾万の教師が証言してくれるだろう。
▼脳科学の学者の中の一部に、「ほんの小さな現象」を見つけ、「巨大な結論」を出している人がいる。
マスコミがそれをあおっている。
▼脳の働きは、未知なものが多い。原因と結果は、そんなに簡単に結びつかないのだ。
▼もちろん、脳科学の知見の中には、納得できることもある。
池谷氏の「学習」「記憶と再生」に関する主張には、納得できることが多々ある。
▼教育の法則は、良質の体験を何百、何千、何万、何十万とくぐらせた「経験法則」である。
▼経験法則は、幾多の実例から帰納される。
濾過する人は「名人」と呼ばれた教師に多い。定石(跡)が、囲碁、将棋のトッププロによって作られるのと同じである。
▼一度作られた「経験法則」は、多くの人の知恵となって現実の行為を導く。
▼すぐれた教師は、このような「経験法則」を多く身につけている教師であり、それを使いこなす技能を持っている。
▼私たち教師の実践は「経験法則」によって支えられ、導かれている。
「事実」が大切である。事実から学び、事実に教えられる。
▼最近の脳科学の「学習理論」の中に、私たちの「経験法則」と共通するものを見つける。とりわけ「向山型指導法」といわれる向山実践の中には、共通することが多い。
▼向山型算数をはじめとする向山型指導法は、脳科学から見るとどのようにとらえられるのかを本号で検証した。
▼TOSS技量検定が、炸裂するように広がっている。技量が向上するための努力の方向が分かり、自分の実力を認識できるからである。正しく評定されるからこそ、急激に成長するのである。A表(有段)挑戦を特集した。
▼近くTOSSスマートボード授業技量検定が発足する。これぞ最先端のプロの授業。テキストも作られた。
(向山)
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- 明治図書