- 特集 実録 腕を上げる模擬授業体験
- 正しい授業批評があってこそ腕が上がる
- 授業の腕を上げる最も良い方法はサークル等で模擬授業をすることである。但し、授業について正しく批評できる人が絶対に必要である。
- /
- 私の模擬授業の批評
- すべては最初の一分間で決まる。「服装」「第一発問・作業指示」「第一画面」の三点で授業の善し悪しの九割が分かる!
- /
- 授業開始10秒で介入、授業批評を行う。
- /
- 学校の模擬授業研修
- 新潟県結小学校
- 全担任が同一教材で模擬授業
- /
- 職員研修版 大森流国語教え方教室
- /
- この目で見た! 大森流校内国語教え方教室
- /
- 熊本県海浦小学校
- 授業の善し悪しは最初の一瞬で決まる
- /
- 無駄のない言葉で授業する
- /
- 自分の弱さ
- /
- 山口県浅田小学校
- 「教える」と「説明する」を意識して授業を進める
- /
- まず自分から 自分の授業を振り返るために
- /
- 校内研修の模擬授業で学んだこと 教職経験二十年目 まだ間に合うか
- /
- 中学校どこでもその場で模擬授業
- 授業の腕を上げるには、とにもかくにも授業をするしかない
- /
- 「どこ模」(DOKOMO)で一つ一つの授業行為を見直す
- /
- 「ロケット発進」を繰り返すメンバーたち
- /
- 「どこ模」はTOSS中学の文化
- /
- サークルでの模擬授業
- 緊張感の中だからこそ成長できる!
- /
- 常に謙虚に学びつつ
- /
- 授業の腕を上げる模擬授業
- /
- 非力の自覚こそが力量向上の第一歩
- /
- 声は震え、足はガクガク!でもやめられない模擬授業
- /
- 「模擬授業の批評をすること」それは、サークル代表としての厳しい修業の場である。
- /
- 模擬授業体験
- 三年前、いつもボロボロだった模擬授業今は対決で負けても楽しい模擬授業
- /
- 授業を見る目がある人に模擬授業を批評してもらう。日常の私に気づかされる。
- /
- 「平均二十五点アップ」は十分の模擬授業から生まれた
- /
- サークルがあればこそ
- /
- セミナー模擬授業初体験記
- /
- ミニ特集 五色百人一首 地方大会のドラマ
- 五色百人一首福岡大会名誉会長原田代議士が文部科学省副大臣に就任
- /
- 教師の地道な努力は表彰状となって子どもに手渡され、ドキュメントとして全国に語り伝えられていく。
- /
- 第一回大会開催! その全ての場面がドラマだった!
- /
- 子どもの涙に親も教師も胸を熱くした。〜五色百人一首福岡大会〜
- /
- 子どもたちに出会いとチャレンジの場を〜教室実践と大会参加の継続〜
- /
- 五色百人一首大会で子どもと密着!
- /
- 五色百人一首大会で子供も親も自信をつけた
- /
- イラストでみる「授業の腕を磨く」
- 授業を身につけるためには訓練が必要だ
- /
- 授業上達論 追補 (第143回)
- /
- 編集前記
- /
- グラビア
- 北糀谷小学校公開研究発表会 ほか
- これからの授業を創る
- 総合的学習/小学校英語の授業
- 動物の鳴き声を使った英会話授業
- /
- 総合的学習/調べ学習の授業
- 「自分の健康は自分で守る」という原則に沿った、食の調べ学習用のサイトが必要だ
- /
- 総合的学習/食と健康の授業
- 砂糖の摂り過ぎにご用心
- /
- 総合的学習/ボランティアの授業
- 障害児学級で福祉体験授業
- /
- 医師からの提言
- 百マス計算を評価してみる(その2)
- /
- 子どもの実像 (第21回)
- 高価なものは誕生日に買ってもらう
- /
- 授業の始まり3分間
- 図工・美術3分間でクラス全員の子を絵の世界に引きずりこむ
- /
- 授業のドラマ12ケ月
- 十分間スピード視写どん底からトップへ
- /
- 滅多にできない最高の修業!夜の教室で子ども相手の研究授業
- /
- 向山型算数で平均90点突破 (第9回)
- 平均90点突破には、算数が苦手な子に有効な『詰め』がキーポイントになる
- /
- 向山洋一を追って (第69回)
- 〔第22巻〕『初めての一年生担任』(4)
- /
- 向山実践の原理・原則 (第117回)
- 「式」や「型」や「定義」が示されて「三流の教育学」は脱皮を始めた
- /
- 我が校 基礎学力への挑戦
- 細部へのこだわり
- /
- 実技研修をする(3)
- /
- 教師主導の指導法もよいものは採り入れる
- /
- 酒井式新ステージ (第5回)
- 場面選定のポイント
- /
- TOSSインターネットML (第33回)
- TOSS中学一年ML
- /
- TOSS中学二年ML
- /
- 真理子のザ・宿題 (第153回)
- 体裁にとらわれない公開発表
- /
- TOSSインターネットランド (第105回)
- /
- 全国ペーパーチャレラン (第141回)
- へんとつくりチャレラン
- /
- ドラマを創る教師たち
- ライブで学んだこと
- ライブに繰り返し参加すると新しいものが見えてくる。
- /
- TOSSノートで子どもが変わった
- TOSSノートが生まれる前に、そこには多くのドラマがあった
- /
- 教材は正しいユースウェアで効果が上がる
- どんなに騒がしい学級にも知的な静けさを呼ぶ
- /
- 熱中する理科授業
- 向山氏の「じしゃくの授業分析」に驚嘆
- /
- 五年生でも泥んこになって活動する砂場での自由試行!(流れる水の働き)
- /
- 「アサガオの花のつくり」を向山型で授業する
- /
- 五色百人一首で学級づくり
- 五色百人一首を通して学級のシステムをつくる
- /
- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 感動ドラマを体験させてくれるTOSSの教材教具
- /
- サークルに参加して得たもの
- 明日の授業が楽しくなることまちがいなし
- /
- TOSS中学高校、TOSSとの出会い
- 私が踏み出した最初の一歩〜『うんこマン事件』
- /
- 全国ネットワーク活動中
- 体育授業を明日から変える「即戦力型体育研究会」
- /
- 中央事務局日誌
- /
- 関西中央事務局日誌
- /
- インターネット活用の授業参観
- 教室熱狂!誰もが虜!もはやインターネット活用の授業はスマートボードなしでは語れない!
- /
- 私のTOSSランド活用方法
- 今すぐに使える安心サイトベスト3
- /
- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
- /
編集前記
▼授業の腕は、歴然とした差がある。授業の腕は「十秒間」見せてもらえば、基本的なことは分る。
▼授業の腕がある教師なら、他人の授業を「十秒間」見て「三十分の解説」ができる。「どこが良くて、どこが駄目なのか」「その理由は何か」「駄目な所は、どのように修正すればいいのか」を明快に説明できる。
聞いている百人、二百人の教師が「なるほどそうなの」と、心から納得できる分析と解説ができる。
▼「ヴェテラン教師」で「問題教師」として再教育をうけている人は、この「十秒間で分ること」を身につけてないのである。勉強せず、我流ですごした結果である。
▼TOSSの授業技量検定やサークルでの模擬授業では、このようなライブが行なわれている。だから、授業の技量を上げたい教師は次々とTOSSを訪れるのである
▼「十秒」見れば、基本的なことが分るのだから「三分」見れば相当のことが分る。
向山のビデオ審査や介入授業を体験した多くの教師(延数万人)は、実際にそれを見ている。驚きの声が、アンケートにびっしりと書いてある。
▼「七分間」の授業を見れば、ほぼ、ほとんどのことが分る。よく「授業は一時間見ないと分らない」という人がいるが「授業を見る目」のない人のタワゴトだ。
いかなる道でも、プロが見れば一目でおよそのことが分るのである。
▼戦後の教育界は「授業のプロ」を全く育ててこなかった。だから「あれども見えず」「見ても分らず」の教師ばかりとなってしまった。
もっとも「十秒見て三十分の解説」ができる人は、日本の教育史でも、五指はいないだろう。例えば、斎藤喜博ならできたはずである。向山一門とTOSS授業技量検定は、そうした「プロの技量」を持った教育界の人材を育てることを目的としている。
▼そうした授業の技量を上げるのに、最も良い方法は「サークルでの模擬授業」である。私が知る限り、これ以上の方法はない。
近いのは斎藤喜博の学校の「横口授業」であり、大森修学校での「模擬授業研修」である。
▼日本の教育界は、百三十年かかって、教師の技量を確実に上げる方法を発明した。
これは教育史上の大事件である。
(向山)
-
- 明治図書