- 特集 子どもがさっと集中する授業の導入
- 子どもが興味をもち、テンポとリズムのよい導入の工夫
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- 作業をすぐさせることからの導入
- 目と耳とシステム作りで効果的に
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- 導入でさせる作業はこの“六つ”だ!
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- ノート指導から始まる導入
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- 体を動かす導入
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- 音楽の時間の導入
- 既習の動きのある学習をテンポよく
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- 合言葉は「かんたん、楽しい、気持ちいい!」
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- 体育の授業の導入
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- 子どもがのる、体育の導入
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- ゲーム的要素がある活動からの導入
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- 音読からの導入
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- 物を使った導入
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- 問題を解くことからの導入
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- 特集U 私がキレそうになったときどう対処したか―女教師の自己管理術
- 意見の違いが著しいとき
- 元気が出たー人との出会いは必然なのだ…
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- 九つ引いて一つ通すで乗りきる!
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- 冷静な判断ができないで騒がれたとき
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- 時間をかける会議が常識なとき
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- 自信家がほかの意見を認めない場面では
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- 子どもに思いがけない言葉を言われたとき
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- 子どもに用事を頼んで予期せぬ反応をされたとき
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- 信じられない子どもの行動を目の前にしたとき
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- 若葉マーク先生のドタバタ日記
- 授業のはじめは礼をしない
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- 教室風景と子どもたち
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- 総合的な学習
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- 巻頭言
- 仕事の幻想からの脱却
- すぐ使えるファックスページ
- 1学期の復習チェック用プリント
- 1年用/らくらく やっちゃおう!
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- 2年用/漢字はおもしろいな
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- 3年用/間違いの多かった問題を中心に
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- 4年用/暗号を解け!
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- 5年用/暗号文は何?
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- 6年用/6年生算数。分数計算と比だけといえど
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- すぐ使えるイラストページ
- 学級通信用タイトル
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- 秋の学校行事
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- 地域・家庭の秋の行事
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- 秋の風物
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- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- 根本的で巨大な教育テーマへ女教師の参加を願う。これから女教師の出番である
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- 基礎学力がつく授業はこうする (第2回)
- 音読は基本……変化のある読み方が勝負
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- 女の事件簿 (第2回)
- 怒鳴ることは、知性の欠如の証
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- 女偏の漢字文化 (第2回)
- 漢字の誕生、結婚に関する漢字
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- 私が励まされた向山語録 (第2回)
- 学級崩壊の危機を救った向山先生の言葉
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- 保健室奮闘記 (第2回)
- 今度はトイレットペーパーと格闘!の巻
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- 女教師喫茶室
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- MLナマ情報 (第2回)
- 北の大地にて学び合う場、すずらんML
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- 編集後記
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- 佐藤式“楽しい工作”
- 紙とんぼ
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〔巻頭言〕
仕事の幻想からの脱却
授業で、ノートに学習事項を書かせる。一生懸命書いている机の間を見て回る。終わると、ついノートをゆっくり見たくなって集める。プリントも同様だ。放課後、子どもが帰ったあとには、うずたかく積まれたノートやプリントが残る。放課後の多くの時間、丸つけに費やされる。
教師の仕事として、これはあたりまえのことであった。熱心な女教師ほど、毎日の丸つけ、日記や作文の添削に追われている。その仕事は、子どもに力をつけるのに有効であるかどうかを疑うことをしてこなかった。今でも信じられている仕事なのである。子どもに力がつくこととは関係の無いところで、時間と労力をつかうのはやめよう。授業中にできるような組み立てがあるはずだ。それができないのは、まじめな仕事の幻想にしばられているからである。授業を見直し、無駄な労力で疲れるのはもうやめよう。
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- 明治図書