- 特集 基礎学力の育て方
- 基礎学力とは何か
- 基礎学力は「すぐれた学習モデル」によってこそ保障される
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- 算数基礎学力の育て方
- 向山型算数はあえて射程範囲を教科書に限定させた
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- 向山型算数が基礎学力を育てる
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- 我流を廃することが、基礎学力を身に付けさせる近道である
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- 国語基礎学力の育て方
- 向山型国語の音読・漢字・視写システムを徹底する。
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- 向山型知的授業構成5つのキーワード
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- 「達意」を意識した実践
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- 4 自ら学ぶ学習システム
- 「できた問題」、「できなかった問題」に印をつけるシステムが不可欠である
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- 学習システムは、水準の高いパーツで構成しよう!
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- 向山実践には自ら学ぶ学習システムが内包されている
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- 調べ学習のシステム
- 「調べ学習ガイド」にそって、調べ学習を行わせる
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- HPを『表示するまで』と『表示してから』
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- TOSS式調べ学習の確立を目指して
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- 基礎学力:私はこの方法で測る
- 計算力を一問で測定する
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- カードで個人カルテを作成
- ペーパーテストで実力を測れない一年生入門期に
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- 「C」の子の出現率を比較する
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- 「落ちこぼれ」の子が基礎学力を身につけるまで
- 向山式が「落ちこぼれ」の子を救った
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- 到達度99%を導くかけ算カード
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- 「続けること」と「丁寧さ」で満点になった
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- 基礎学力保障三ヶ条
- 片々の技術を駆使すればこそ
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- 子どもの事実を作りだしていく
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- 漢字・逆上がり・読書
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- 明らかにすべきものがある
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- 集中・評価・自覚
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- 学ばなければ前進できない
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- 点字発表システムで、漢字テストが平均九十五点を超えた!
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- 平均九十点以上を目指すべし
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- ミニ特集 ボランティア授業の教材教具
- 教材教具には思いがあり実践の裏づけがある
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- 教材教具はこれでバッチリ
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- 教材教具の有効活用を図りたい
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- 点字の学習三点セットはボランティア学習の基礎基本である。
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- アイマスク・点字ペン・点字スキルは三種の神器
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- ボランティア授業の必須アイテムはこれだ
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- 保護者授業参観でも威力発揮!点字スキル&学習点字ペン
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- イラストでみる「新教育課程」
- 国家の未来・子どもの未来
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- 授業上達論 追補 (第114回)
- 教育は国家百年の計である。子どもの未来を我がことのように考えることから教育の方針を決めるべきだ。
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- 編集前記
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- グラビア
- 新学期からのスタートはやっぱり教え方教室から
- これからの授業を創る
- 総合的学習/ボランティアの授業
- 法則化セミナー2000、感動の小林幸雄氏「オタ」の授業が追試できるサイト
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- 総合的学習/インターネットの授業
- 初めて触れたインターネットの授業
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- 総合的学習/食の授業
- 「食の授業」をサポートする六つの基礎食品群ビンゴ
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- 総合的学習/小学校英語の授業
- 飛びこみ授業奮戦記
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- 論理的思考力を鍛える (第4回)
- 学校行事作文は論理的思考力を鍛える(中学校)
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- 子ども調査研究 (第4回)
- 飽食時代の子どもは何を欲しているか
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- すぐれた実践から学ぶ
- この目で見た向山情報 (第28回)
- 漢字一字の選択 夢・志
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- すぐれた実践から学ぶ
- 学級崩壊からの生還 (第16回)
- 一人ひとりをいとおしく思う教師の姿勢が子どもたちを救う
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- 向山型算数指導法で何が変わったか (第16回)
- すぐれたパーツからなる向山型算数を学ぶことで教師が変わる、子どもが変わる。
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- すぐれた実践から学ぶ
- 向山洋一を追って (第40回)
- 〔第16巻〕『調布大塚小の研究(社会科・国語科)』
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- 向山実践の原理・原則 (第88回)
- 「逆立ち」した方法(ex.問題解決学習)では10mも歩くことはできない
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- 体験 私の幼児教育 (第28回)
- 幸せになる方法 死の直前まで目標を持てる癖をつけよう
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- 到達度評価のテスト (第4回)
- 到達度テストは教師間の悪しき「かばい合い」を追放し、真の指導力が問われる
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- 酒井式の新しい広がりX (第4回)
- 金魚に「人格」を与えるとき。
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- TOSSインターネットML (第4回)
- 『向山型算数ML』
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- 真理子のザ・宿題 (第124回)
- リズムとメリハリ
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- TOSSインターネットランド (第76回)
- インターネット・英会話セミナー開始!
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- 全国ペーパーチャレラン (第112回)
- スペーストラベルチャレラン ルール・応募方法
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- スペーストラベルチャレラン/4月号ランキング
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- 授業をかえる 学級をかえる
- 教え方教室・セミナーで心から思ったこと
- 教師としての技術を学ぶ。
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- 問題解決学習との闘い
- 闘いの中にも光明あり
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- どうにも大変だった保護者達
- 二時間親の話を聞く
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- 検証 実力アップ教材・熱中教具
- 五色百人一首
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- 〜リーグを大相撲の番付風に〜
- ドラマを創る教師たち
- 漢字文化の授業
- 子どもたちの喜ぶ顔を思いうかべながら漢字文化の問題を作る
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- 若手主任奮戦記
- パソコンを利用した初めての社会科主任仕事術
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- 最高の夢をかなえてくれたTOSSの力
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- サークルに参加して得たもの
- 仲間に支えられての教師修業
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- 法則化中学の授業
- 騒がしい学級から私語が消えた「教科通信」
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- 全国ネットワーク活動中
- TOSSライフスキル学習研究会
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- 中央事務局日誌
- 法則化サークルで教師の腕を上げる
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- インターネットホームページの検証
- フラッシュ5で子ども向けサイトはさらに進化する
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- 授業で使ったホームページ
- 子どもと親を魅了する漢字文化の授業
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- HOUSOKUKA NEWS
- 向山洋一教え方教室(ライブだからわかる本物の教育技術) ほか
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編集前記
▼問題解決学習をすると算数の学力が落ちるという事実が急速に広まっています。
「向山先生、これがうちの子どものノートです。まるで、何も書いてません。子どもは算数が分らない、大嫌いと言ってます」
こういう保護者の便りをもらうようになったのです。
▼それは無惨なノートでした。
汚い。書いてない。グチャグチャ。
頭のいい、理解力のある子でこれです。勉強苦手の子は、さぞかし苦労していると思い、子どもがいとおしくなりました。
▼こんなひどい授業をしていて、「子どもに考える力をつけている」のだといいます。「冗談をいうな!」と思います。
教師の不勉強、口先だけの美辞麗句が授業をひどくしているわけです。
▼向山型算数をやる教師の所には、親や子どもから、感謝のことばが次々と寄せられています。「先生になって良かった」と感謝されています。
▼私はいずれマスコミで「お子さんのノートで担任の授業を診断します」という教育運動を始めるつもりです。問題解決学習をやって「教科書を使うな」と強いている先生方、逃げないで待っていて下さい。
▼基礎学力をつけるためには、知識を身につけるとともに、学習の方法もまた身につけるのです。
「できない子ができるようになった」という奇蹟が生まれるのは、そこに「すぐれた学習モデル」があったのです。
▼すぐれた方法は、常にシンプルで分りやすいものです。
誰がやっても効果があるものです。
従って「素直に、すぐれた方法から学び、すぐに実践してみよう」という教師なら「すぐれた学習モデル」を身につけられます。
▼但し「本をよく読んで」「方法や他人の実践」を理解したり「ビデオ」「CD」を何十回も見て聞いて、リズムを身につけたり「ライブ」で全体の流れを勉強することが必要です。
▼プロとしての技術、方法を身につけるのですから「遊びながら」「適当に」というわけにいきません。
▼今や日本の国民的テーマになっている基礎学力を特集しました。
(向山)
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- 明治図書