- 特集 街路樹(並木)から町の特色をとらえる
- 巻頭論文
- 街路樹は「町の顔」
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- 歴史がはっきり見える街路樹
- 世界一長い並木街道・日光杉並木―三七〇年の歴史ある栃木県の誇り
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- 江戸時代の旅人を守った箱根杉並木
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- 御油松並木―松並木から生まれた「はてな?」
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- めずらしい街路樹
- 伝統を受け継ぎ、生まれ変わる飯田市のリンゴ並木
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- 宇部市の無剪定街路樹―市民参加で灰色の町を緑に
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- 通りによって樹種の違う富山市の街路樹―地域の人々の生活との関わりから
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- 伊豆大島の椿並木―地域は教室、地域は教材、地域は先生
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- 街路樹で街の再開発を進める久留米市―水と緑の人間都市をめざして
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- 美しいので有名な街路樹
- 名古屋市の久屋大通りのケヤキ並木―地域の並木を使い、心に残る総合的学習を
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- 鎌倉の段葛のサクラ並木―見えはじめた戦略都市鎌倉
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- 神宮外苑のイチョウ並木―明治天皇・皇后の遺徳を伝える庭園
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- 宮崎南バイパスのワシントニアパームの並木―大地に描かれた絵の額縁
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- 仙台市定禅寺通りのケヤキ並木―防災を生かし観光へ
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- ユニークな街路樹
- 都市街路樹の草分け・銀座の柳並木―街づくりから近現代史見る
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- 異国情緒漂う札幌のポプラ並木
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- 四三%がイチョウの佐賀市の街路樹―貫通道路を彩る並木
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- ファインダーがとらえた授業診断
- 酒井臣吾先生を招いた描画による心の教育
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- 有田編集長のメッセージ
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- はてな?出題 こんな内容をどう教えるか
- 子どもにつける力を考えているか?
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- コンピュータ授業への誘い (第12回)
- ホームページをドレスアップしよう
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- 授業に役立つホームページ
- 総合的学習/私のホームページのリンク集へどうぞ
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- 教科学習/すべてはTOSSランドにある
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- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 保健/欠席状況から病気の予防の意欲付けを
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- 社会科/これは何の箱でしょう?
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- 子どもが本気で取り組む難問と解説 (第12回)
- 国語低学年/「難問づくり」は険しく、そして楽しく
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- 国語中学年/中国語に親しませる
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- 国語高学年/二つの俳句を読み比べてみよう!
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- 社会中学年/地図帳を使った三択問題
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- 社会高学年/「環境保全」をさまざまな角度から見つめよう
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- 算数低学年/いろんな難問に挑戦!
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- 算数中学年/根性難問? 知的難問?
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- 算数高学年/卒業スペシャル難問
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- 理科中学年/豆電球であそぼう
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- 理科高学年/「一年間のまとめ」の難問
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- 子どもの笑いをさそうユーモア小話
- 川柳の笑い
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- 「歩道」を走っているからだよ!
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- わたしの書評
- 『総合的学習のための子どもウオッチング術』
- 総合的学習で育てたい子ども像を示す書
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- 総合をレベルアップさせたい方へ
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- いい本みつけた!
- 有田学級の「道徳」の授業
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- 体験ルポ 日本の高齢者福祉
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- わたしが見た面白い授業
- 和田幸子先生、本間栄次郎先生 退職の日まで子ども達と共に歩む
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 基本・国語科授業入門 (第34回)
- これまでの総括(2)
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- 〜授業におけるテンポとリズム〜
- 総合的学習の教材開発 (第12回)
- 「トイレから世界が見える」の授業(10)
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- 編集後記
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- 写真構成・総合的学習の教材開発 (第12回)
- 千木良小学校との交流
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総合的な学習の時間を楽しく演出するネタ満載!
3月号:街路樹(並木)から町の特色をとらえる:特集のねらい
有田編集長のメッセージ
駅から町へ一歩ふみ出した時、パッと目に入るのは、大きな建物や街路樹である。
去る六月、佐賀空港から佐賀駅前までバスに乗った。三○分ほどの間、あざやかな並木に目を引きつけられた。駅前の街路樹もきれいだった。
ホテルに着いてからすぐに市役所へ電話して、街路樹のことをたずねた。六四○○本ほどの街路樹の四三パーセントがイチョウだった。
イチョウは、燃えにくい木である。それで、火事が広がるのを防ぐためにイチョウを植える。イチョウが多い町は、過去に大火があったことが見えてくる。
街路樹は「町の顔」である。
「ナナカマド」といえば札幌、「ケヤキ並木」といえば、仙台市や名古屋市、所沢市などを思い出す。
いずれも美しい街路樹である。街路樹がきれいに並んでいるところを「並木」という。
街路樹から歴史が見えるところがある。日光杉並木や箱根の杉並木、それに御油の松並木など。
どれも江戸時代の街道整備の折に植えられたもので、歴史は古い。江戸時代の大事業であったことが見えてくる。町の人たちは、大切に保存することにつとめている。
めずらしい街路樹のある町もある。
飯田市のりんご並木はその最たるものである。手入れは飯田東中学校の生徒がしているというから、これもめずらしい。他の町は、市や町が手入れしているのだから。
宇部市は無剪定を宣言し、街路樹を大きく伸ばしている。富山市は通りごとに異なる樹種を植えて、名前もふさわしいものにしているのは面白い。
伊豆大島の椿並木のトンネルも、忘れられない。久留米市は、街路樹を中心に考えて町の再開発を行っている。
街路樹は、七五九年から始まったというから、歴史は古い。
それぞれの町は、どんな目的で、どの樹種を選び、どの通りに植えたのだろうか。いつ頃から植え始めたのだろうか。
これらの問いに答え、町の特色をとらえる手がかりにしたいと考えた。
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- 明治図書