- 特集 必携!「新年度準備指導カプセル」
- 巻頭論文
- 新年度準備一年間、学級が安定するためのシステム一挙公開!
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- のびのび学級システム
- 朝の会
- 朝の会は優れた本や教材を用意して、知的に過ごす
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- 掃除
- 子どもが見ただけで分かる工夫をする
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- 給食
- 向山型とは真逆の給食指導で子どもは反乱!
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- 係活動
- 一人一役係の仕事でクラスも快適
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- 席決め
- 子どもも教師も「のびのび安心」の席決め
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- いきいき学級システム
- 学習用具準備と整理
- 貸し出し用具をそろえて、気持ち良く学習をスタート
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- 指名の仕方いろいろ
- 四月に指名なし発表をマスターさせよう
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- 机の配置
- 適切な机の配置は、重要な教育技術である〜授業の原則第五条「所持物の原則」からの学び〜
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- おすすめ授業開き
- 一年生/楽しいテンポのよい国語授業で授業開き
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- 二年生/授業開きは、楽しく、集中する授業で!
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- 三年生/授業のシステムを示し、知的で楽しい授業を行う
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- 四年生/授業の最初には、「学力調査」と「どの子も参加でき、楽しいこと」を行う
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- 五年生/『5年の授業・5年の学級経営』を追試せよ
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- 六年生/扉の詩で楽しく暗唱・成功体験を
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- 中学生/キャリア教育を考えた新年度最初の授業
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- 第1回(新年度)保護者会―進め方とFAX資料
- 1年生:保護者との連携を深める
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- 2年生:学年懇親会で伝えるべきことは伝える
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- 3年生:担任の方針をアピールしよう
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- 4年生:黄金の三日間で子ども達に伝えたことを保護者にも笑顔で話そう
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- 5年生:笑いと共に、保護者との距離を縮める保護者会に
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- 6年生:学校・家庭一緒に取り組むことを確認する場としての保護者会
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- 中学校:学校生活の見通しを持たせる
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- 保護者会資料 (第1回)
- 家庭学習は何時間やればいいですか?
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- 道徳教材資料 (第1回)
- あきらめない頑張りやさんになるために
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- グラビア
- 《サークル紹介》TOSS大阪しあわせ
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- 長野県内セミナー報告 教師力UP・谷セミナー
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- おすすめグッズ・整頓術
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- 巻頭言
- 教師になりたくてなりたくてなりました
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- 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- 福島のママさん先生を支える「ママさん先生」
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- 向山先生への師尾突撃インタビュー (第13回)
- 現場取材とインタビューで向山先生の読書術を探る
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- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- 安倍総理のスピーチ
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- ベテラン先生奮戦記 (第7回)
- お母さんと、肩の力をぬいて話ができるまで
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- すぐ使えるイラストページ
- 1学期の行事
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- しつけのイラスト
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- 学年別・今月のおすすめ指導
- 一学期の参観日
- 〈1年生〉『話す・聞くスキル グレード1』より「あいうえおであそぼう」
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- 〈2年生〉楽しく、テンポよく
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- 〈3年生〉親子で作る親守詩を参観日に!
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- 〈4年生〉友達のお宝発見
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- 〈5年生〉パーツで組み立てる〜口に二画で大盛り上がり〜
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- 〈6年生〉熱中! 四字熟語作文
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- 〈中学生〉2年数学17番目の数の不思議
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- 国語 討論への道 (第1回)
- 衝撃の模擬授業から、ずっと、高い峰に向かって歩き続ける
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- 体育レディース実践記 (第1回)
- 全てのツールを活用して、効果を最大限に発揮する
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- 理科レディース実践記 (第1回)
- 新年度準備は楽しみながら段取りよく
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- 音楽レディース実践記 (第1回)
- わくわくする活動でコミュニケーション能力を育てる
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- すぐ使えるファックスページ
- 隙間時間に使える学習プリント
- 〈1年用〉実態を把握し、学習の計画を立てる
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- 〈2年用〉くり上がりの足し算を楽しく鍛える!
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- 〈3年用〉「教えてほめる」の連続で算数好きになる
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- 〈4年用〉迷路を進んで楽しく計算!
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- 〈5年用〉4年生の内容復習計算テスト
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- 〈6年用〉円の面積の公式を使って、面積を求めよう
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- 退職管理職からエール 女教師の仕事ぶり拝見 (第1回)
- 私が出会った女教師のベスト3、ワースト3
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- お得情報 おしゃれ・趣味・レジャー (第1回)
- ちょっとしたリフレッシュ法で、毎日はもっと楽しくなる!
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- 今月のトラブル対応 (第1回)
- 保護者の不満は子どもの不満。まるごと納得させる日々の取り組みをしよう
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- アイテム情報 こだわりのアイテム紹介 (第1回)
- あると便利なグッズ紹介
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- そのまま使える学級便り情報 (第1回)
- 一気に獲得!一年間の保護者の信頼
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- そのまま使える保護者会資料 (第1回)
- 親子で「よいところ」を考えよう
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- 女教師なんでもQA (第1回)
- 子育て女教師へのメッセージ
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- 〜師尾先生がやっていた効果のある対応例〜
- 女子学生ただいま教師修業中
- 私の出発点 憧れの先輩は褒め上手だった
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- 中学女教師・腕力なき指導を目指して
- 今やるべき教師修行
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- 女教師喫茶室
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- 編集後記
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- 教室で絵手紙を描こう
- 春に咲く花を描こう
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巻頭言 教師になりたくてなりたくてなりました
本誌編集長/師尾 喜代子
出会いの4月。子どもも教師も、また、保護者も期待と不安でいっぱいです。
出会いのたった一言で、距離が縮まることもあれば、その逆もあります。1年を大きく左右する言葉があるという心構えをもって、何事も臨まねばなりません。
私は、出会ったばかりの保護者に必ず言うことがあります。
「私は教師になりたくて、なりたくてなりました。」
まさに私の思いなのですが、この一言には様々な思いを一気に伝える力があります。
教師の仕事への思い、過去の努力、そして決意。
この一言を聞き、わざわざ、
「先生のご挨拶に不安が吹っ飛びました。」
と言いに来てくれた人が、何人もいます。
1年生担任として、入学式の日に出会ったばかりの保護者にも伝えます。そして、続けます。
「教師になり、3月の別れの日に教師になれた幸せに感謝します。この1年もそのような日に向かって仕事をしていきます。」と。
また、私は臆面もなく、子どもに「大好きだよ。」と声に出して言います。それは心からそう思うからです。やんちゃもいたずらも、愛おしく思えるようになりました。年齢を重ねたためかもしれません。友達の教師は、「とてもそんな境地になれない。」と言いますが、嘘ではありません。「大好きだよ。」という一言も、一気に距離を縮めてくれる魔法の言葉です。子どもは嘘を見抜きます。心の底から言わねばしっぺ返しを受けるでしょう。
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- 明治図書