- 特集 毎日続ける教育実践と教師の仕事習慣
- 巻頭論文
- 毎日一分で子どもたちに力をつける
- /
- 毎日続ける教育実践と教師の仕事習慣
- 子どもの生活習慣を鍛える実践と効果【生活指導】
- その子に合った計画を立て実践する
- /
- お手本を示し、小さな変化をほめ続けること
- /
- ほめることと趣意説明で定着させる
- /
- 数秒の指導、すぐにできて効果があがる指導7
- /
- 「スイッチオン!」で、心の準備をしよう
- /
- 一年生担任にお勧め〜朝の出会いを大切にする〜
- /
- 同じ流れでやり続けるから変化が表れる
- /
- 一日一分から五分で子どもを鍛える実践と効果【学習指導】
- 毎日の指導にほんの少し手を入れて効果抜群
- /
- 毎日無理なく続けられることを仕組み、一年後に大きな違いを生む
- /
- 毎日続けるポイントは「ひきつけられる」「良い波及効果がある」そして「楽しい」こと
- /
- 五色百人一首と五色名句百選カルタと暗唱
- /
- 暗唱指導で姿勢を正す・大きな声を出す・脳を活性化する・友達とかかわる 短い時間でも毎日取り組むことで、大きな成果が上がる
- /
- 縄跳びも鉄棒も「線の指導」でできるようになる
- /
- 基礎基本こそ一年を通して指導する
- /
- 毎日続ける学校での仕事習慣
- すべては子どもを見つめることにつなげて
- /
- 教室のことは教室で完了させる
- /
- 自分の中でサイクルを決めて仕事をする
- /
- わずかな差で時間を生み出す私の時短法
- /
- 毎日続ける家庭での仕事習慣
- ママ先生のキーワード! 学校でも、家庭でも、「その場主義」
- /
- 同じリズムで家事や育児をこなすことで自分の時間を生み出す
- /
- 母・妻・嫁・教師の両立を目指して
- /
- 男の先生と、女の先生
- 注意は短く、スパッと終了すれば効果抜群
- /・
- 第1回四国女教師ML合同学習会
- /
- おすすめグッズ・整頓術
- /
- 巻頭言
- 続けることが大きな力となる教育
- /
- 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- しなやかであたたかいプロの教師に
- /
- あの方に聞きたい本音の話
- 舘野健三氏 法則化時代から常に前進しつづけたパワフル実践家
- /
- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- 女子高文化「ここだけのナイショの話だよ」
- /
- あの頃は若かった―ベテラン教師の若いとき
- 若い時にこそ、学ぶことがある。貪欲に貪欲に求めることだ
- /
- すぐ使えるイラストページ
- 初夏 夏の植物
- /
- 虫 生き物
- /
- 学年別・今月のおすすめ指導
- クラスがまとまるイベント集
- 1年生/五色百人一首は1年生も熱中する
- /
- 2年生/すぐにできる4つのイベント
- /
- 3年生/チャレラン
- /
- 4年生/五色百人一首
- /
- 5年生/親密度アップの秘策
- /
- 6年生/百人一首いろいろ
- /
- 中学生/楽しいレクリエーション
- /
- すぐ使えるファックスページ
- 楽しくできる直写プリント
- 1年用/たのしく集中「どうぶつ直写」手ごたえのある絵に挑戦させる
- /
- 2年用/虫が季語の俳句の直写〜五色名句百選かるた〜
- /
- 3年用/楽しくなぞりながらこん虫の体のつくりを理解しよう!
- /
- 4年用/夏のお便りの書き方を直写で身につける
- /
- 5年用/なぞって楽しくおぼえる「世界の主な大陸と海洋」
- /
- 6年用/植物直写で楽しく植物の体のつくりがわかる
- /
- 保護者の信頼を勝ち取る教室の“チャームポイント”
- 連絡帳の活用で保護者の気持ちをグイっと引き寄せる
- /
- 女教師流“時短”ができる生活術
- 4月に年間の計画をたてる(一冊のノートに必要な情報を集約させ、万能ノートを作ろう)
- /
- 特別支援学級ほのぼの便り
- 学校で楽しい事は「俳句」です
- /
- やんちゃの集団に統率力発揮!
- やんちゃくんの起こす「トラブルへの対応」ポイント3
- /
- 初任者の指導はこれでバッチリ
- 初任者が困っているのは授業だけじゃない
- /
- 新卒教師若さとパワーでがんばってます!
- 若いからこそ大切にしたい学びの姿勢
- /
- あらゆる仕事をこなす秘策とパワー
- あきらめてしまう、そんな私はつまんない!
- /
- センスある女教師を目指して
- 笑顔・ほめること・プラスの言葉・ちょっといい服 夢の女教師目指して
- /
- 女子学生ただいま教師修業中
- あこがれの「女教師」を目指して
- /
- 子育て奮戦記
- 育休、ときどき? 教師修業〜育休と教師修業の両立方法・私の場合〜
- /
- 中学女教師・腕力なき指導を目指して
- 授業の腕を磨き、笑顔で勝負!
- /
- 女教師はまたまた見た
- 「何年目になっても失敗から学ぶ」席替え、恐るべし!
- /
- 保健室奮闘記 (第49回)
- これがTOSS養護教諭への子どもたちの評価!
- /
- 女教師喫茶室
- /
- 編集後記
- /
- 教室で絵手紙を描こう
- ズームアップして描こう
- /
巻頭言
続けることが大きな力となる教育
本誌編集長 師尾喜代子
知的な環境づくりをしたいと背面黒板に詩を書かせたことがあった。賢く気が利く子が、素敵な詩を書いてくれた。みんなで読んで褒めれば、次の週には、新しい詩が書かれているはずだったが、そうはいかなかった。
あれこれ工夫して、始めたことが、ふと気づくと消滅している。
子どもの善意や自主性に頼っているものは続かない。教師の見栄から生まれたものも続かない。
また、定規や下敷きをつかうことやあいさつ、椅子入れ(机の下にしまうこと)などは教師が意識すれば、一回にたった数秒の指導で子どもたちに身につけさせることができる。
「継続は力なり」VS「三日坊主」、人の本質をよく見ていることわざであり名言だ。
向山先生と同学年を5年間組んだ私は、教えのとおり、朝の会も帰りの会もかなり短時間だ。
宿題はほとんど出さなかったが、学校方針の中で家庭学習を打ち出している。従わざるを得ない。それならば、継続して、子どもたちが身につけるものにしたいと学年で「暗唱」に取り組んだ。
覚えるという個人差が大きい学習は、宿題に向いている。ゆっくり時間をかけて覚えればよいからだ。
1年が過ぎれば、学年の多くの子が、一冊分の暗唱を終えている。学校の毎日は忙しいが、その中で、小さな継続を続けている実践があるにちがいない。3分毎日続ければ、1カ月で約1時間。
続けることで子どもたちに力をつける。
本号は、隙間時間を上手に活用するための特集である。
-
- 明治図書