- 特集 学級開き三日間の舞台づくり―若手、ベテランの智恵と技を生かす
- 巻頭論文
- 新年度準備が一年を決める
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- 学級開き―出会いの話対決
- ベテラン女教師VSベテラン男性教師
- 楽しく通学できるよう、我が子の事例を話す
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- 事実で迫らないと語りは意味がない
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- 若手女教師VS若手男性教師
- 楽しく統率力を示す
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- 崩壊していたクラスにも心に届く話
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- 学級開き―一時間目の授業対決
- ベテラン女教師VSベテラン男性教師
- やっぱり向山実践の追試が一番
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- 授業開き一時間目の使命は、勉強の楽しさを実感させることである
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- 若手女教師VS若手男性教師
- 学級のルールを凝縮!国語の授業
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- 学級の出で立ちにあたってやらなければならないこと
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- 学級開き―給食・掃除システム対決
- ベテラン女教師VSベテラン男性教師
- 安定したシステムで安定したクラスに
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- システムだからできる学級づくり
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- 若手女教師VS若手男性教師
- 給食時間は指導をする、一年間を貫くシステムを確立する
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- 「細分化」・「空白禁止の原則」がシステムを作る
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- 学級開き―おすすめイベント対決
- ベテラン女教師VSベテラン男性教師
- 担任は統率力を示す三日間を意識する
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- 短時間で効果的なミニイベントを組み込む
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- 若手女教師VS若手男性教師
- 新しい環境での気後れを解く「人当てクイズ」
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- 男女が互いに助けるゲームで仲良くなる
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- 学級開き―学級経営案対決
- ベテラン女教師VSベテラン男性教師
- 学級経営案は形式にとらわれず、自分自身のために書く
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- キーワードが示されることは、教育理念の現れとなる
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- 若手女教師VS若手男性教師
- 意味ある学級経営案の書き方〜具体的に、数値を入れて目標を立てる〜
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- ただの紙切れで終わらせない学級経営案の書き方
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- 学級開き―学級通信対決
- ベテラン女教師VSベテラン男性教師
- 第一号は「趣意説明の原則」を貫く
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- ほめた場合を具体的に描写する
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- 若手女教師VS若手男性教師
- 出会いの日から伝えていく教師の願いと子供の良さ
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- 安心を与える内容を
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- 学級開き―教室環境づくりの智恵袋
- 教室掲示の工夫
- 何もないのが一番、二番はひと目でわかる
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- 四月に準備しておくとよい、お勧めの掲示術
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- シンプルにする
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- システムづくりのための教室環境
- 誰が何をするのかはっきりと
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- 一目でわかる掲示をする
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- 児童の自立を促す教室環境
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- 子どもを生かす教室環境
- スペースと材料を揃えよう
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- 工夫できる場所を確保する
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- 授業は集中!! 自由な部分も保障する
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- 教室の便利グッズ
- これは便利! お勧めの小物
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- やっぱりTOSS教材で決まり!!
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- トラブル発生! でも大丈夫!
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- 若葉マーク先生のドタバタ日記
- 「すごい」と言わせる新年度準備
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- 全国横断サークル訪問
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- 巻頭言
- 一歩先行く仕事術がゆとりを生む
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- 巻頭メッセージ 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- 自己否定ができる女教師は蘇る
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- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- メタモルフォーゼしつつある女教師の群像
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- すぐ使えるファックスページ
- 前学年の計算復習テスト
- 1年用/集めた人参の数は、何本かな?
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- 2年用/終わった後は難問に挑戦!
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- 3年用/九九のふくしゅうをしよう
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- 4年用/計算に強くなろう
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- 5年用/計算も色ぬりもていねいに!
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- 6年用/小数のかけ算・わり算の復習を
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- すぐ使えるイラストページ
- 学年通信のための春のカット@
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- 学年通信のための春のカットA
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- キャリア別・TOSS式教師修業
- 若手/立候補するから、学ぶことができる
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- 中堅/TOSSで学び続け、日々の授業に全力投球
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- ベテラン/私が見つけた「良い先生になる」五つの方法
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- 読み聞かせ文庫
- 低学年/初心を大切にしよう
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- 高学年/ゴールを決めるチャンス
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- 女教師授業修業への道
- 子どもの反応にいかに対応するか、毎日の授業で修業
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- 女教師のやる気 (第14回)
- 学級崩壊させるもんかっ!
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- 女教師は見た (第14回)
- 幼児教育・脳科学・TOSSの教育実践から真髄に学ぶしかない
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- 保健室奮闘記 (第24回)
- 向山氏曰く「子どもの避難所になってください」
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- 女教師喫茶室
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- 編集後記
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- 酒井式指導法
- 基本を押されて描かせる
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巻頭言
一歩先行く仕事術がゆとりを生む
本誌編集長 師尾喜代子
四月、子どもたちとの出会いは毎年同じように、緊張感があり、新鮮です。教師も子どもも「今年はがんばる」とだれもが思っているのです。
学級開きの三日間は、子どもは、ずっと教師を観察しています。その出会いの時期に子どもたちに一目おかれる存在にならなければなりません。「こわい」でなく「すごい」という意味でです。「すごくおもしろい」「すごく楽しい」「すごくかっこいい」「すごくやさしい」「すごく頭がいい」いろいろあり
ます。
出会いの四月は親も子どもも、教師の言動を細かく見て、評価します。話し方、授業、学級会、学級経営、諭し方などなど、これから始まろうとする毎日がどうなるか占うような気持ちなのでしょう。「学級開きの三日間」教師はクラスの土台をばっちり固めなくてはなりません。その三日間が上手くいけば後はゆっくり築いていけばよいのです。
「学級開き三日間の舞台づくり」と題して、三日間の学級づくりのすべてを探っていきます。若手は若手なりの、ベテランはベテランなりの仕事術があります。また、男性、女性のちがいも大いにあります。比べることで、お互いに参考になることが見えてくることでしょう。
女性には、男性の持つ骨太のコツが、男性は女性の配慮の行き届く細やかなコツが参考になることと思います。
年度始めの学年・学級経営方針・学級便りなどなど、動き出す前に、役立つことを見つけてください。一歩先行くことで、余裕が生まれます。
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- 明治図書