心を育てる学級経営 2007年4月号
いじめ発見システムを学級に創る

M267

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心を育てる学級経営 2007年4月号いじめ発見システムを学級に創る

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ジャンル:
学級経営
刊行:
2007年3月6日
対象:
小・中
仕様:
B5判 86頁
状態:
絶版
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目次

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特集 いじめ発見システムを学級に創る
提言・教師こそがいじめを無くせる
いじめ発見・対処のシステムを学校の教育計画に明記する
/向山 洋一
早期発見と適切な対処法が必要
/浅尾 三吉
学校にいじめ発見・対処システムを!
/河田 孝文
「いじめ」調査が、教育作用を持つようにすることが大切だ
/甲本 卓司
学級内のいじめ発見システムをこう創る―小学校
低学年/保護者から情報を得るシステムをつくる
/辻 和彦
低学年/観察・アンケート・調査の三段階でいじめを発見する
/今井 美与子
中学年/家庭・学校・社会、いろいろなところにアンテナを立てる
/神谷 祐子
中学年/学級の中で一番力の弱い子どもが辛い思いをしていないかということだ
/松本 勝男
高学年/アンケートは無意味だ。「物証」を探せ!それでもダメなら休んじゃえ!
/大堀 真
高学年/触診・問診・検診〜力で見つけるのとシステムをつくるのは別ものである〜
/水野 正司
学級内のいじめ発見システムをこう創る―中学校
教師が、いじめ発見三つのレベルを意識する
/垣内 秀明
中学教師こそ向山洋一氏の文書を読み返さなければならない
/川神 正輝
「いつ」「何を」するか決めておく
/杉村 繁治
優れたシステムは個人の力量を補う
/長谷川 博之
いじめを克服する教師の闘い方
4つの「言」で教室からいじめをなくせ
/飯田 清美
闘い方を知らずして敗れ、そして闘い方を知ってさえ敗れた!教師の気迫がなければ、「いじめ・差別」との闘いには絶対に勝てない!!
/熊谷 直樹
「先生が絶対あなたを守るから。」と宣言し、いじめた子どもと闘う
/勇 和代
いじめが起きてから動くのではない
/櫛引 丈志
教師集団は一枚岩であることを見せる
/真柄 二郎
中学生にこそ、「毅然とした態度」で闘う
/中野 智子
いじめを克服する子ども集団の教育力を育てる
「みんなちがって・みんないい」と、互いを尊重できる集団づくり
/山下 理恵
心理的充足感を与え、利他の精神を尊重する
/大谷 和明
「三つの機能」を育てる 特に三つ目を忘れない
/田村 治男
まず教師自身の教育力を高める
/水谷 美穂子
教師は「闘い、壊し、経験させる」のである
/木野村 寧
楽しいクラスをみんなで創る (第1回)
システムがあるから楽しさが築ける
/桑原 和彦
心を育てる言葉かけ
「いじめ隠し」とどう向きあうか
/阿部 好策
「考える力」はこうして育てる (第1回)
低学年の場合/「考える力」は、考える場を作らなければならない。それは、教師の手の内で行われる
/甲本 卓司
中学年の場合/「考える」という行為を突っ込んで考えてみる
/松崎 力
高学年の場合/考える力の基礎は類比と対比だ
/松野 孝雄
中学生の場合/衝動的判断をさせない
/山田 高広
子どもに「モラル」を育てる (第1回)
モラルを育てる原則を考える
/山田 一
集団活動を通して子どもの心をつなぐ (第1回)
みんなで先生と遊ぼう
/渡辺 喜男
特別支援教育の担任となって (第1回)
4月 迎え入れるための体制を整える
/古川 光弘
グレーゾーンの子を救う効果的な学習指導の方法 (第1回)
学級づくりは効果的な学習支援
/伊藤 雅亮
編集後記
/江部 満

編集後記

○…いじめを苦にした自殺が多発していることを受け、政府はいじめの緊急実態調査や相談員の拡充などの対策を〇六年度補正予算案に盛り込むことを決めたと新聞は報じています。他方、安倍首相直属の教育再生会議もいじめ対策の緊急提言をまとめました。�@いじめ解消の第一次的責任は校長、教頭、教員。教育委員会、保護者、地域が社会総掛かりで早急に取り組む、�Aいじめを見て見ぬふりをする者も加害者と指導。いじめを訴えやすい仕組みを設置、�B学校は、問題を起こす子どもへの社会奉仕や別教室の教育など指導、懲戒の基準を明確化。毅然とした対応をとる、�Cいじめを理由とする転校も認められることを周知する、�Dいじめにかかわったり、放置・助長した教員に懲戒処分を適用、�Eいじめがあった場合、学校は隠さず保護者らに報告、家庭と地域一体となって解決に取り組む。教育委員会もチームをつくり学校を支援

○…十一月下旬に熊本で開かれた日本教育技術学会の大会でもいじめの問題が大会の中心テーマとなり、会長の向山洋一氏は「いじめ緊急アピール」を提案しました。(1)いじめは教師だけが無くせる、(2)いじめの発見と対処システムは、九九パーセントの学校には無い、(3)いじめ対処システムは、次の二つに分けられる。第一はいじめ発見システム、第二はいじめ対処システム。

○…いじめの原因としてさまざまに論じられています。第一に偏差値偏重教育によって子どもたちのやる気が喪失させられた、第二に硬直的な管理教育の反動、第三にファミコンやパソコンなどの普及で人とコミュニケーションすることが少なくなり遊びが荒廃してしまった、第四に大人社会の差別や偏見が子ども社会に反映した、という見方です。(『教育で「いじめ」はなくなるか』塚原正彦著より)

○…現場からも黄金の三日間で子ども社会の構造を壊すという提言があります。「いじめに対して徹底的に闘う宣言をする」というものです。ついでもう一押し「いじめられている子を教師が守る宣言をする」ことが極めて大切だという主張です(田村治男氏の主張から)。本号は緊急の課題「いじめ対策」に取り組む実践を特集としました。

(江部 満)

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