楽しい体育の授業 2024年6月号
水泳授業×個別最適な学び×協働的な学び

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楽しい体育の授業 2024年6月号水泳授業×個別最適な学び×協働的な学び

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2024年5月7日
対象:
小学校
仕様:
B5判 76頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年7月29日
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 水泳授業×個別最適な学び×協働的な学び
【提言】水泳授業は“泳力の異なる学習グループ”で!
上部 孝雄
目標「25メートル泳ぐ」までの6年間の授業プラン
平川 譲
水泳授業における個別最適な学びと協働的な学びの往還
齋藤 直人
お手伝い,見合いがやりやすいプールの使い方アドバイス
下野 誠仁
水の感覚&心の状況を確認する! 水慣れの活動と見取りポイント
山崎 和人
スモールステップでつくるお手伝い・見合いを取り入れた個別最適&協働的な水泳授業
潜る・浮く
倉谷 裕人
クロール
吉羽 顕人
平泳ぎ
逸見 淳一
お手伝い・見合いで学ぶ「安全確保につながる運動」
箕浦 秀一
効率的・効果的にお手伝い・見合いを取り入れる1時間の授業の組立て方
低学年
今田 菜美
中学年
中村 優仁
高学年
齋藤 裕
プールの安全管理,子どもの健康管理に取り組むためのポイント&チェックシート
安全管理
松坂 優侍
健康管理
松坂 優侍
【特設】いのちをまもる水辺の安全教室 #サンダルバイバイ
「安全確保につながる運動」とあわせて伝えたい! 水難事故を予防するゴールデンルール
すがわらえみ
自分の命は自分で守ろう! 「サンダルバイバイ」「ライフジャケット」「人を呼ぶ」
井上 拓也
教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第75回)
低学年/水遊び
門積 健太
〜まねっこランド〜もぐって・ういて・なりきろう〜〜
中学年/浮く・泳ぐ運動
堀口 健太
〜楽に 浮いて 泳ごう!〜
高学年/平泳ぎ
谷尾 康太
〜平泳ぎで ゆったりと なが〜く泳ごう!〜
学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第74回)
複式学級の特性を生かした体育の授業づくり
亀田 晃央
実はあまり知られていないけど,とても効果的な指導法 (第3回)
「指導の切り口」 どこにアンテナを張らせていますか?
大川 裕太
小学校体育で育むべき「基礎感覚・技能」はこれだ! (第27回)
「相手のいないところをみつける」
眞榮里 耕太
〜基礎感覚・技能:ボールの投捕 教材:ディスクゲーム〜
子どもの「もっと!」を引き出す シンプル&ゲームで創る体育授業 (第3回)
もうワーストなんかじゃない!鉄棒運動
小向 一樹
〜ぴったり止まろう「どこまでピョン」〜
体育授業を活性化させる!子どもの発言への切り返しの極意 (第3回)
動きを広げる!友だちとつなげる!切り返し
青山 哲士
効率的・効果的に指導内容を精選する!全単元の「体育カリキュラム」 アレンジ可能な実物データ付き (第3回)
カリキュラム表の見方と器械運動系領域のカリキュラム(中・高学年)のねらい
安本 直哉
1人1台タブレット時代の新しい学習評価 eAssessmentシートの活用と実際 (第3回)
ベースボール型で協働的なゲーム分析に活かす!
小野 浩由鈴木 直樹
多様な学び方を保障して子どもたち全員を笑顔にする! UD体育「Select型環境調整」 (第3回)
なぜ,Select型環境調整なの? 「どこで回る?! 逆さまわり(逆上がり)」
結城 光紀
〜中学年:器械運動「鉄棒・逆上がり」〜
体育授業の悩みを解決!オンライン相談窓口 (第21回)
低学年「マットを使った運動遊び」において大切にしたいポイントは?
川村 幸久中林 まどか
クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第39回)
ずばり!おどるポンポコリンでしょ〜う! part3
関体研チームきずなわ
編集後記
平川 譲

編集後記

 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実。このようなワードを,コロナ禍の令和3年初頭から耳にするようになりました。「資質・能力を支える三つの柱」「主体的・対話的で深い学び」など,現行の学習指導要領と同時に登場したワードの理解が進んできたかどうかというタイミングでの,新ワードの登場。1人1台端末の指導・管理という仕事も増えた中で,「またか」という印象は否めません。

 冒頭のワードを水泳授業で考えれば,泳力別グルーピングの授業が多いことから,「個別最適な学び」は具現化されているようにも見えます。しかし泳力別グループにした場合,協働する余裕のない子ども同士でグループが編成される可能性が高まります。反対に技能上位のグループはトレーニング的な活動に傾倒するかもしれません。また授業内で,技能習得は十分に保障されているでしょうか。

 このような現状の課題に鑑みて,水泳授業で技能的な成果を上げられ,「個別最適な学び」と「協働的な学び」が一体的に実現できるであろう方法を,実戦経験豊富な先生方に執筆していただきました。

 どうぞ大きな無理なく,技能的な成果が上がる授業を実戦し続けてください。


   /平川 譲

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      明治図書
    • こどもたちの「やってみたい」という動機付けができていたのか再確認するきっかけとなりました。
      2024/7/1620代・小学校教員
    • 内容をカード化して,ステップ別に提示して選択させた。数回の一斉指導後は,各自でステップを選択して,個別最適な学びを実現できている。
      2024/7/750代・小学校教員
    • 技能差がでやすい水泳でのお手伝いや見合いの仕方が詳しく書いてあって、授業をする上で参考になりました。
      2024/7/630代・小学校教員
    • 年に一度しかないが、なかなか指導が難しい水泳を個別のレベルに合わせて指導できる方法がわかった。
      2024/6/1120代・小学校教員

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