楽しい理科授業 2007年7月号
他人に聞けない“授業の困った”QA集

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楽しい理科授業 2007年7月号他人に聞けない“授業の困った”QA集

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ジャンル:
理科
刊行:
2007年6月5日
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 他人に聞けない“授業の困った”QA集
教師自身の指導に関する困った点QA
説明やトークが伝わらない=どうしたらよいか
新牧 賢三郎
教室環境にオーラがない=どうしたらよいか
新牧 賢三郎
授業に乗ってこない=どうしたらよいか
舛田 安生
指導案通りにいかない=どうしたらよいか
舛田 安生
話し合いが上手くいかない=どうしたらよいか
比嘉 俊
板書の要領がわからない=どうしたらよいか
才野 博紀
教科書理解に時間がかかる=どうしたらよいか
二宮 由美子
教科書が終わるか不安=どうしたらよいか
二宮 由美子
グループ学習が上手くいかない=どうしたらよいか
千葉 雄二
テストの平均点が上がらない=どうしたらよいか
千葉 雄二
参観授業で批判されたら=どうしたらよいか
山口 聡
子どもの学習に関する困った点QA
授業で考えようとしない=どうしたらよいか
鏑木 良夫
すぐ忘れる=どうしたらよいか
鏑木 良夫
実験しても先入観が抜けない=どうしたらよいか
吉原 尚寛
日常生活と結ぶ発想が出来ない=どうしたらよいか
吉原 尚寛
ノートが乱雑=どうしたらよいか
井川 裕子
学習内容をめぐる困った点QA
植物教材で陥りがちな困った点QA
大前 宣徳
動物教材で陥りがちな困った点QA
大前 宣徳
天体教材で陥りがちな困った点QA
吉田 佐智子
気象教材で陥りがちな困った点QA
中屋敷 一幸
地質教材で陥りがちな困った点QA
三好 美覚
溶解教材で陥りがちな困った点QA
宮ア 幸樹
人体教材で陥りがちな困った点QA
大堀 真
電気教材で陥りがちな困った点QA
山本 巌
学び方スキル習得をめぐる困った点QA
観察指導で陥りがちな困った点QA
岡崎 敏朗
実験指導で陥りがちな困った点QA
岡崎 敏朗
栽培指導で陥りがちな困った点QA
森 康行
飼育指導で陥りがちな困った点QA
森 康行
モノづくり指導で陥りがちな困った点QA
吉原 茂
自然に親しむ指導で陥りがちな困った点QA
津村 道喜
野外観察で陥りがちな困った点QA
津村 道喜
ネット検索で陥りがちな困った点QA
立石 佳史
ここに気をつけよう・この学年の困った点QA
3年の授業に多い困った点QA
大久保 奈吟
4年の授業に多い困った点QA
梅本 浩
5年の授業に多い困った点QA
栗栖 清
6年の授業に多い困った点QA
古井 友樹
中学1分野の授業に多い困った点QA
根本 千勝
中学2分野の授業に多い困った点QA
太田 泰
小特集 自由研究のテーマ=07年のオススメはこれだ
お勧めはズバリ「自由研究Part2」です
益田 孝彦
感動的なセミの羽化
森竹 高裕
なるほど!火山活動による土地の変化
坂井 文明
簡単自由研究のすすめ!
太田 昭夫
日ごろの授業を発展させた自由研究
小池 達士
繰り返しの中での発見
篠原 幸敏
小特集 2007年・夏季集会の研究テーマ一覧
次世代の科学学習・ネイチャーゲームの授業 (第4回)
これからの授業に求められる体験型環境教育の授業B
日本ネイチャーゲーム協会
観察教材を10倍楽しくする100日工夫例 (第4回)
目の前の子の姿を本気でほめる,全力でほめる
間 英法
科学リテラシー入門―子どもにどんな力をつけるか (第4回)
英国ナショナルテスト問題から
川勝 博
新指導要領で授業をつくる―焦点はここだ (第16回)
「習得―活用―探究」と「言葉と体験」
日置 光久
理科で“読解力”をつけよう―科学的思考力を伸ばすために (第4回)
各種調査における読解力・表現力の現状と課題A
田代 直幸
なぜA子ちゃんは間違えたか―誤答から指導の盲点が見える (第4回)
実験技能が未熟だと間違う
大堀 真
“理科って面白い”を実感させる授業の工夫 (第4回)
地域を流れる河川の水質調査を通して,地域の自然環境を調べる
佐々木 清
“理科が苦手っ子”を惹きつける 出会いはやっぱりこの実験 (第4回)
二酸化炭素で遊ぼう!!
佐藤 郁子
〜家に帰ってやってみたくなる実験〜
ネット情報をシェアする 教室に発信する鳥瞰的環境教育を授業化する (第4回)
洗濯から環境問題について考える
鈴木 勝浩
石けんを使うべき場所は?
安井 至
編集後記
樋口 雅子
一歩踏み出す勇気!理科授業で使える面白教材 (第4回)
スチロールウールでカイロを作る
小川 治雄生尾 光

編集後記

○…中高年では,パソコン操作が苦手という人が多いようです.

 何で中高年は苦手

か? いろいろ原因はあるのでしょうが,ひとつには,分からないのに周りに聞かない――ということがあるのではないかと思います.

 わからないことは率直に聞けばいいものをと思うのですが,おじ様族は,どうも頭を下げて聞くのが苦手――という方が多いようで.かくして,IT時代に乗り遅れる――という構図でもあり――のような気がします.

 ところで,学校では,困った時,相談できるようなシステムが出来ているかというと,どうもそうでもないというか〜.

 「隣の教室が大変なことになっているらしいということは,子どもの騒がしい声からもわかるのだけど,担任がなにも言わないのに,しゃしゃり出るわけにもいかないし」――という教師の声を聞いたりもします.

 まだまだ,学校が危機管理をシステムとして機能させるよりは,個人商店という雰囲気,伝統的な学級王国的な考えが支配的だということなのかも知れません.

 ですから,授業のちょっとした困りごとなど,隣の先生に聞くなどということはあまりなされないことが多いようです.

 まして,経験年数がたてば,今更こういうことは聞けない――ということにもなるのではないか――と思われます.

 本号は,そんな多くの教師が遭遇するであろう“授業の困った”状況を想定していただきながら,ここでこういう工夫をしていけばいいのではないか――という,いわば,誌上でのQA問答集のような形で授業の改善点を出していただきました.

(樋口雅子)

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