楽しい理科授業 2004年9月号
新教科書の発展教材と先取りヒント

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楽しい理科授業 2004年9月号新教科書の発展教材と先取りヒント

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ジャンル:
理科
刊行:
2004年8月4日
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新教科書の発展教材と先取りヒント
消えた教科書教材―私のラブコール
水蒸気は見えるか…
遠西 昭寿
「石と土」の学習の大切さ
五島 政一
感じ,考え,実感できる観察/実験を!!
澤柿 教誠
おもしろくてだいじな大気圧と浮力
中村 敏弘
わが社の新教科書=発展教材の力点はここだ!
学習内容を深め,広げ,子どもの関心を高める発展的な学習
(株)新興出版社啓林館
単元の学習を受けて:発展的な活動を 求められるところに:発展的な資料を
教育出版(株)
たのしい理科のたのしい発展
大日本図書(株)
「個に応じた学習/指導」のための内容としくみの工夫
東京書籍(株)
現行教科書にプラスワンの発展教材―この単元で“この教材”
3年
野口 澄
4年
平川 秀徳
5年
横須賀 篤
6年
山田 淳
中学1分野
秋間 崇
中学2分野
小倉 恭彦
子どもの反応アップの発展教材―私のお勧めベスト3
子どもの常識を揺さぶるネタ
小石川 秀一
子どもたちの不思議を誘発する実験の仕掛け
菅野 実
予想が出来ない意地悪問題
大谷 和明
見るだけで関心をよぶモノ
鷦鷯 健
授業時間の不足を補う私のウラ技
総合的学習に関連づけるウラ技
山田 恵子
朝学習に入れるウラ技
塚口 誠
面白テストに出題するウラ技
大前 暁政
小特集 イラスト画の描き方上達のヒント
コンピュータで写真をトレースしよう
前田 康裕
フラッシュを使って理科器具のイラストを描く
辻野 裕美
これなら描ける!かんたん,かわいい生き物イラスト
坂井 邦晃
とにかく描くこと
亀田 素子
授業に使える写真集 (第6回)
なぜマンホールが飛び出している?
山本 芳幸
プロ意識でする理科室の整理術 (第6回)
初めにまとめて教具の工作
平山 優希
発展学習に使えるHP紹介 (第6回)
人のからだの仕組みの不思議
越桐 國雄
すぐ使える基礎基本の補充学習プリント (第6回)
3年/昆虫のすみかと食べ物
福田 章人
4年/もののかさと力
松本 勝男
5年/台風の進路を予測せよ!
小林 幸雄
6年/大地のつくりと変化
高橋 泰道
中学1分野/電流と磁界/電磁誘導
平松 大樹
中学2分野/作図問題 記述問題に強くなろう!(動物のくらしとなかま編)
向井 正人
理科教育の羅針盤−過去/現在/未来を見据えて (第6回)
理科教科書のありかたを考える(2)
森 一夫
〜教科書の内容と検定制度をめぐって〜
理科授業活性化のちょっとした工夫―子どもの追究&考えるテスト (第6回)
西井 武秀
理科がもっと好きになる発展教材 (第6回)
第3学年「こんちゅうをしらべよう」の発展/第4学年「電気の働き」の発展
楳内 典明
ここに注目!今月のサイエンスニュース (第6回)
功を奏しているか環境省の熱意
左巻 健男
編集後記
樋口 雅子
おもしろ科学工房発!楽しい実験&理科工作 (第6回)
流れる食塩水の電気回路
後藤 道夫

編集後記

○…先月30日,来年度から使用される教科書の検定結果が公表されました.今回これだけ大きく報道されたのは,もちろん指導要領を超えた発展学習が登場したからでしょう.

 理科は,6社総計24冊に296箇所,6年だけで13.1%を発展学習が占めたものもあったということです.平均では理科が7.7%で最も多くなっているようです.

 中身には,指導要領の精選で削られたものの復活,たとえば,ペットボトルを使ったロケット実験や,中学に移った水溶液の中和を取り上げたところもあるということです.

 もちろん,時間数が増えるわけではないところに,一抹?の不安を感じている教師も少なくないでしょうが,多様な素材や子供が興味を持つ実験がたくさん紹介されること事態には,ウエルカムの方が多いのではないかと思います.

 本号では,新教科書ではどんな単元にどういう発展学習が紹介されているのか,「これはわが社の自慢の中身」というものを幾つかご紹介いただきながら,2学期からの実践に取り入れられるものがあれば先取りする形ででも,取り入れられれば―と願い特集を企画しました.

(樋口雅子)

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    •  毎月、楽しく読ませていただいております。
       早速ですが、今月号の記事において、小学校理科実験には相応しくないと思える教材が紹介されていましたので、気になり、書き込ませていただきました。
       プラスワンの発展教材4年−7「ドライアイスとメチルアルコールを使ってアイス作り」では、寒剤としてメタノールを使用していますが、エタノールを使用すべきであると思います。記事を読む限り、ジュースを入れてのアイスキャンデー作りなので、食べることを想定しているものと思われ、万が一、ジュースを入れた容器の中に毒性の強いメタノールが混入すると、事故にもつながるものであるので、もし、(あまり理科の知識がない)教員が注意を怠って、記載されている内容を実践した場合、危険であると思います。
       また、メタノールを気化させる実験例についても記載されていますが、メタノールは爆発限界が7.3〜36%とその範囲が広く、引火点も11.1℃ということを考えると、必ず火気のない風通しのよい場所で行うことなどの留意事項も合わせて掲載すべきであると思います。
       さらに、たとえアルコールランプの燃料としても、小学校においては、エタノールを使用すべきであると、個人的に思います。
       学習指導要領でも、薬品の取扱いや事故防止の重要性が指摘されていますので、雑誌に記載する際には、たとえどんなに楽しい実験でも、安全に配慮しているかどうかを検討するチェック機能が必要なのではないでしょうか。
       以前、小学校で理科教員をしていましたので、あまり理科の知識の豊富でない先生方が、簡単に掲載内容を真似をすることで、万が一にでも事故が起きることを心配して書き込ませていただきました。
       ご検討お願いします。
       失礼します。
      2004/8/20chemi

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