楽しい理科授業 2003年3月号
発展教材を入れた年間計画のモデル26

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楽しい理科授業 2003年3月号発展教材を入れた年間計画のモデル26

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ジャンル:
理科
刊行:
2003年2月
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 発展教材を入れた年間計画のモデル26
文科省「個に応じた指導に関する指導資料―発展的な学習や補充的な学習の推進」を読んで考えたこと
考えるおもしろさを教える視点に
森本 信也
個性化・個別化の徹底と具体化
藤田 静作
子どもが納得する学習の場を創ろう
福岡 敏行
授業の質の向上に役立つ画期的な資料
熊野 善介
発展的学習における教材開発のヒント
“学習の範囲を広げる”教材開発のヒント
池浦 也寸志
“身近な現象・事象と関連”づける教材開発のヒント
桝岡 壽江
“インターネットを活用”する教材開発のヒント
河野 晃
“総合的学習に関わる”教材開発のヒント
戸井 和彦
“旧教科書から発掘”する教材開発のヒント
村越 昌昭
どこを押さえると発展的学習は成功するか
後藤 良秀
年間計画にどんな発展教材を準備するとよいのか
3年の年間計画に入れたい発展教材とは
A「生物とその環境」でどんな発展教材を準備するか
振原 基治
B「物質とエネルギー」でどんな発展教材を準備するか
手代木 英明
C「地球と宇宙」でどんな発展教材を準備するか
小田 泰史
4年の年間計画に入れたい発展教材とは
A「生物とその環境」でどんな発展教材を準備するか
二宮 由美子
B「物質とエネルギー」でどんな発展教材を準備するか
林 禎久
C「地球と宇宙」でどんな発展教材を準備するか
川崎 史明
5年の年間計画に入れたい発展教材とは
A「生物とその環境」でどんな発展教材を準備するか
藤田 まり子
B「物質とエネルギー」でどんな発展教材を準備するか
福田 章人
C「地球と宇宙」でどんな発展教材を準備するか
塚田 昭一
6年の年間計画に入れたい発展教材とは
A「生物とその環境」でどんな発展教材を準備するか
楳内 典明
B「物質とエネルギー」でどんな発展教材を準備するか
伊藤 秀一
C「地球と宇宙」でどんな発展教材を準備するか
佐藤 陽一
中学1分野の年間計画に入れたい発展教材とは
A「物理」でどんな発展教材を準備するか
新田 正博
B「化学」でどんな発展教材を準備するか
楠田 純一
中学2分野の年間計画に入れたい発展教材とは
A「生物」でどんな発展教材を準備するか
石坂 均
B「地学」でどんな発展教材を準備するか
河端 良三
小学校科学クラブのフレッシュネタ
昔なつかしの「ぼんぼん船」作り
小林 幸雄
中学校総合的学習で使えるフレッシュネタ
オーセンティックアセスメント
田中 保樹
理科好きをつくる環境づくり
理科室や廊下で楽しもう
小森 栄治
理科における実現状況の評価をどう進めるか―改革のポイントはここだ (第12回)
理科における指導と評価の一体化―実現状況の評価についての成果と課題
日置 光久
子どもは学習場面をどう考えているか (第12回)
理科学習場面に対する子どもの意識のまとめ
松原 道男
自分の頭と体で考える到達度評価 (第12回)
教師というお仕事
西川 純
新理科教科書+発展学習 (第12回)
3年/理科グッズを探し求めて
福山 憲市
4年/日常生活に見る熱の伝わり方の利用
岡田 篤
5年/学年末はインターネットを使ったゲーム・シミュレーション
迫田 一弘
6年/みんなつながって生きている
小松 眞
中学1分野/生徒実験をムービー撮影
伏島 均
中学2分野/残したい自然ベスト10
岡坂 愼二
編集後記
樋口 雅子
100円ショップで科学手品 (第12回)
「超ものぐさ再生紙」を作ろう
三原 隆雄

編集後記

○…文科省の「個に応じた指導に関する指導資料―発展的な学習や補充的な学習の推進」は,指導要領を超えての“指導のモデル”を示しました.

 中身を見てみると,発展的な学習における教材のポイントでは,

・興味・関心に応じること/・学習したことの範囲を広げること/

・身近なことを見直すことができること/・子どもの発想を生かすこと―となっています.

 また,補充的な学習の教材ポイントは,

・体験など実感できる状況をつくること/・丁寧に観察実験などができるようにすること/・繰り返し,条件などを整理して行えるようにすること―となっています.

 また,どんな場でとり入れるかについての目安として,

・学習の区切りのなかでその延長線上にある新たな疑問を生じる場面/・学習のつまずきが見られる場面―ということで示されています.

 学習形態としては,一斉指導の途中に発展的な学習と補充的な学習の複線化を行っていく工夫が必要―とあります.

 なお,後半の実践事例では発展的な学習を行うグループと補充的な学習を行うグループが,右側と左側の表にあらわされていて,同じ時系列のなかで指導する形で示されているところに,正直,“先生方も大変だな”と思いました.

 本号は,この発表が“薄くなって素材の数が大幅に減ってしまった教科書”をどう補充?していくか,年間計画の段階からどう構想していけばよいのか,具体的にご紹介いただければと願いました.

(樋口雅子)


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