楽しい理科授業 2001年12月号
“理科大好き”をつくるアイデア&工夫22

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楽しい理科授業 2001年12月号“理科大好き”をつくるアイデア&工夫22

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ジャンル:
理科
刊行:
2001年11月
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 “理科大好き”をつくるアイデア&工夫22
科学立国が危ない!理科教師への“私のメッセージ”
自然へのあくなき探究を!
堀 哲夫
地域に世界一の技術があるという事実を!
向山 洋一
閃きの瞬間を体験できる学びの場を
平田 昭雄
理科離れの原因は何か
新田 正博
私が理科大好きになった“きっかけ”はここだ!
“楽しい”をダシに法則を教えようとしてないか
本間 明信
分析する道具を与え科学する心を育てたい
松本 勝男
飴と理科
山下 伸典
少年期の自然体験と理科授業の融合
古田 靖志
なぜ理科離れ・理科嫌いが増えているのか
子ども達に生きた科学を
松原 静郎
薄くなった教科書=授業で何をプラスするか
一人でも“理科好き”をふやすポイント
森 一夫
理科好きにする“科学施設・科学イベント”紹介
子どもが参加する学校外の科学的活動
吉田 淳山本 敦巳
理科大好きをつくるアイデア&工夫ポイントNo.3
理科大好きをつくる“感動教材”のbR
ろうそくランタン・ペットボトル水槽
秋吉 亮
理科大好きをつくる“面白実験”のbR
お風呂の中で浮く・沈む不思議な風船
長船 祐介
理科大好きをつくる“ふしぎ体験”のbR
簡単な計算で見えてくる!
関口 芳弘
理科大好きをつくる“学び方技術”のbR
ポートフォリオ評価と言葉つなぎ(概念地図法)
田中 保樹
理科大好きをつくる“話し合い・討論”のbR
コミュニケーションによる理科授業の活性化
三崎 隆
理科大好きをつくる“モノづくり”のbR
セロハンテープのステンドグラス・スライム
大野木 一雄
理科大好きをつくる“テスト問題”のbR
実験追求型・教科書発展型・ゲーム,問題自作型
新川 荘六
子供に理科大好きといわせた“あの授業”
「もののとけかた」はものづくりで迫る ※塩づくり・海水づくり・結晶づくり
迫田 一弘
「やっぱり,そうなんだ」と見通しを持って追究できる授業
松岡 孝子
地球の恩恵を感じる授業づくり ※地元鉱山の金属鉱物の観察を通して
山邉 孝之
「教師の力」と「子どもの力」 ※「水溶液の性質」「電気とじしゃく」
佐々木 昭弘
サイエンスシアターへのご招待 (第9回)
病気と関係するタンパク質
戒崎 俊一
「学校ビオトープ」紹介
学校ビオトープづくりのポイント(4)
平山 明彦
理科クイズで発問づくり (第9回)
冬の生き物を調べよう
森 康行
子どもが間違えやすい概念と授業での是正指導 (第9回)
正しい科学概念(自然観)を身に付ける方法(理科教育)
五島 政一
〜(1)システム科学的な理科教育「アースシステム教育」〜
理科で育てる学力と授業の改革 (第9回)
「流れる水の働き」で育てる学力と単元の展開
角屋 重樹
子どもの“ふしぎ思考”と授業づくり―コメット法による評価をふまえて (第9回)
コメット法による評価シートを活用した授業実践
松森 靖夫
〜(1)“科学・技術万能主義”に関連した授業構成案〜
総合的学習につながる面白実験 (第9回)
プラスチックと遊ぼう
左巻 健男辻本 昭彦
〜(1)プラスチックを知らずしてリサイクルは語れない〜
編集後記
樋口 雅子
授業に使えるサイバー図鑑 (第9回)
ネット公開を目指して
土田 弘幸

編集後記

○…理科離れが深刻といわれて久しいわけですが,この状況の進行はどうも今のところ,止まる気配はなさそうです.

 特に新指導要領の全面実施を前にして,理数系の学力が落ちるということで,学力低下の警鐘が鳴らされ,それが社会問題に迄発展しています.そこに,総合的学習の先取り実践が輪をかけた…というのが,現状ではないかと思います.

 たしかに,国際理解教育ということでインドの方を招いてカレーライスをつくるといったような実践パターンが少なくないようだからです.

 ですから,こういうイベントをやっていて,子どもにどんな学力がつくのか,学校の説明責任を問われたら答えようがないではないかーというものも少なくないのでは…といわれています.

 たしかに,このところゆとり教育をいうことで,鍛えるという観点が教育界から消えつつあったと思います.

 以前は,“難しい事”にチャレンジすることに学ぶ喜びを感じる…という風土というか雰囲気が学校にもあったのですが.

 原因はいろいろあるのでしょうが,しかし,やはり何といっても,理科を好きにさせないことには理系に進もうという意欲・意識も持てないのではないでしょうか.

 本号は,そのためにはどんな工夫があるのか,さまざまなアプローチをご紹介いただければと願いました.

(樋口 雅子)

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