向山型国語教え方教室 2006年12月号
“この例示”プラスで教科書指導が大変身

D034

«前号へ

次号へ»

向山型国語教え方教室 2006年11・12月号“この例示”プラスで教科書指導が大変身

紙版価格: 933円(税込)

送料無料

電子版価格: 839円(税込)

Off: ¥94-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
国語
刊行:
2006年10月23日
対象:
小・中
仕様:
B5判 92頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 “この例示”プラスで教科書指導が大変身
教科書教材を向山型で授業するプロのワザ
伴 一孝
教科書教材を知的に授業するプロのワザ
椿原 正和
読んで終わり?の「漢字の広場」を知的に授業するプロのワザ
谷 和樹
読んで終わり?の「言葉のまど」を熱狂状態にするプロのワザ
神谷 祐子
読んで終わり?の「話すこと・聞くこと」で学力をつけるプロのワザ
松藤 司
書かせて終わり?の作文単元をTOSS教材で攻略するプロのワザ
村野 聡
マイナー教材を知的に授業するプロのTOSSランド活用術
藤井 達也
QAに見る教科書教材を攻略するプロのワザ
星野 裕二
学年別“この例示”プラスで教科書指導が大変身[11・12月]
1年
「例示―作業指示―評定―量産」のシステムで行う
浜井 俊洋
教師が間違えることで、楽しく定着
小森 幸子
2年
「かん字のひろば」を知的に授業する
松本 一樹
一字題一行詩からスタートすれば2年生でも楽々詩を作る
濱崎 督之
3年
「せつめい書と作ろう」(光村図書3年下)
宮崎 正明
目と耳から山ほどの例示を入れる
坂元 弘平
4年
巻末ページは明るく・楽しく・テンポ良く
中川 貴如
助走を付けて、スピードアップ
本井 訓
5年
「詩を味わおう」(光村図書5年)画像でヒントを提示する
有動 英一郎
分ければ分かる!熟語パズル
太田 聡美
6年
「文末の言い方に目を向けよう」(東京書籍)
渡邉 憲昭
教科書教材で「SHOW&TELL」
中野 慎也
中学校
三省堂「現代の国語2」ことば発見
加納 敏
文法問題は細分化がポイント!
落合 志保
中学生のための暗唱詩文集
いろは歌
星 由紀枝
話す・聞くスキル
こんな ときには こ いおう(2)
小川 康行
向山型国語キーワード
対比
伴 一孝
満員御礼!「向山型国語教え方教室」
基礎学力を保証する教師の基本技
椿原 正和
巻頭論文
授業は「あれども見えず」への挑戦
向山 洋一
向山型国語に挑戦/論文審査 (第33回)
「あれども見えず」の教材研究
向山 洋一
入門 知的授業の組み立て方のコツ
「目利き」は組み立て技術を解析する
伴 一孝
入門 教材研究の基礎基本
向山型説明文指導「全体の枠組み」を示す
椿原 正和
五色百人一首のユースウェア
幼児・低学年の導入はどうする?
木村 孝康
学級崩壊を立て直した五色百人一首のドラマ
隣のクラスからも感謝される五色百人一首
中村 友美
向山推薦!この2人の発問づくり競演
「さくらばな散りぬる風のなごりには…」(紀貫之)
「水なき空」とは何か…をそのまま問わない
松本 隆行
色の検討で、白のイメージを構築させる
新川 莊六
正しいユースウェアで学力向上
『イラスト作文スキル』
村野 聡
『あかねこ漢字スキル』
森川 敦子
子どもも保護者も熱中した 参観日のこの授業
低学年/親子で考え、喜ぶ授業参観
野ア 隆
中学年/子どもに趣意説明をしながら保護者に伝える
桑原 和彦
高学年/視点の授業を知的にテンポよく
八和田 清秀
中学校/漢字・再話・五色百人一首で
鶴本 百合子
熱中する漢字文化の授業 (第11回)
「郷」の漢字文化 楽しい漢字づくりの授業
塩谷 直大
一年生こそ、漢字の成り立ちから
辻野 裕美
一人のスターを生んだ、「虫」のつく漢字
萩野 珠美
スマートボードで激変 向山型国語の新展開
「書き込み・移動・隠す」機能でビジュアルな授業が可能に
松本 俊樹
向山実践を読み解く
「冬景色」の授業A
向山 洋一松藤 司甲本 卓司
〜第1時(2) 読みたい人の後、教師の範読〜
向山型国語サークル情報
向山型国語サークル情報 進化し続けるTOSS愛知教育サークル
平松 孝治郎
模擬授業対決で鍛えるTOSS大阪なみはやサークル
奥 清二郎
特別支援教育と“知的”向山型国語の授業づくり
真の向山型国語と情報認知のプロセス
横山 浩之
向国中・高発! ダイナミックな授業づくりに挑戦
夏目漱石「夢十夜/第一夜」の構造を読み解くA
中川 とも子
〜「二つに分ける」で変化のある繰り返し〜
学力向上論議の危険性〜できる子もできない子も、熱中させる授業で学力は向上する〜
山田 高広
腹の底からの実感! 向山型国語を知る前と後
「見る」ことで楽しくなってきた授業
三ツ口 真紀
学級づくりの核となる暗唱指導
中谷 結花
向山型で授業をやると「国語楽しい」という声があがる
田口 広治
○10個の指導で信頼と尊敬を勝ち取る
島野 博光
自分の常識が正しいとは限らない
奥田 真由美
子どもが教えてくれた向山実践の凄さ
岩本 友子
向国初心者のためのここからはじめる授業プラン
読み取り指導までの一歩
内村 博幸
テーマ別 向山型国語QA
向山型要約指導の我流を削ぐ
星野 裕二
〜その2:正しいキーワードを引き出すポイントは発問にある!〜
読者のページ
『基礎日本語辞典』を使わない国語の授業は三流である。そして、プロは2冊もつ。
編集後記
椿原 正和伴 一孝
向山型国語最新情報
椿原 正和
向山型国語に挑戦/指定教材 (第35回)
ことばのきまり
斉藤 奈美子

編集後記

◆向山氏が本を読んで会いにいった初めての人だという江副隆秀氏。日本の文法教育史に革命を起こすであろう「江副文法」を提唱している新宿日本語学校の校長先生だ。文法の授業はほとんど研究されてこなかった。無味乾燥で面白くない,暗記が中心の授業であった。向山氏には,時枝文法を授業した実践がある。「雨」の授業だ。この江副文法は,知的で楽しい授業を創り出せる可能性を秘めている。11月25日の日本教育技術学会で向山氏と江副氏の対談が実現する。歴史的な日になる。

dabinti@nifty.com(椿原正和)

◆大森修校長の学校の公開研で授業をした。テーマは,「軽度発達障害に対応した授業技量を問う」である。授業者は学校の先生方と,谷氏・椿原氏・木村氏ほか。参観者がすし詰めになった教室は,子どもたちにとっても異常空間だ。特に発達障害をもった子どもは,過敏に反応する傾向がある。学校の先生方の手腕は,安定していた。校内研修(おそらく模擬授業等)での学びが,授業や学級経営を堅実なものにしている。数名の教師でできることではない。これは,「学校力」の成せる業だ。公立学校の可能性を示した歴史的研究会だった。

katazuka@try-net.or.jp(伴 一孝)

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ