- 特集 漢字の学習構造改革―土台が間違えていた衝撃
- 研究報告・輪郭漢字カードの衝撃
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- 3年生までに1006字読み先習の方法
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- 幼児期における漢字指導
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- 漢字を世界に広げる漢字英語交じり文
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- 漢字の学習構造改革の成果とこれからの研究課題
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- 漢字の学習構造改革の衝撃・実践報告
- 「輪郭漢字カード」で漢字が読めた
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- 知的障害を持つ児童もむりなく漢字を身につけた!
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- 漢字は子どもに自信をつける
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- 1年生に漢字をシャワーのように浴びせよう!
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- 「幼児漢字読み先習」を世の常識に!
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- 輪郭漢字カードを元にした自作カードで名前が読めるようになった!!
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- 学年別・向山型国語の授業[11・12月]
- 1年
- 1年生から国語テストの答え方の授業を
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- 暗唱指導とサイトで,「日づけとよう日」を楽しく身につける
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- 2年
- 楽しく知的に!漢字文化の授業
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- 「かたかなで書くことば」を個別評定とクイズで楽しく
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- 3年
- 「動物とくらす」で問いと答えの対応を扱う
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- 「動物とくらす」で初めて要約指導
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- 4年
- 「体を守る仕組み」を要約指導で授業する
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- 向山型で授業すれば,どの子もスイスイ詩を書ける!
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- 5年
- 「問いの文」を書き直してすっきり分かる
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- 「雪わたり」教育出版
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- 6年
- 「人類よ,宇宙人になれ」(立花隆)の授業
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- 説明文の構造を活かして書かせる
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- 中学校
- 「魚を育てる森」(光村1年)を向山型で授業する
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- 高校
- 連句―付けと転じのメカニズム―
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- 子どもの声・親の声
- 教室と家庭を結ぶのは“授業”に他ならない
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- 向山型国語キーワード
- ○を10個
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- 実物ノートと指導のポイント
- 評定をきちんと赤鉛筆で記させる
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- 巻頭論文
- 「一つ一つのこだわり」を大切に
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- 向山型国語に挑戦/論文審査 (第9回)
- あまりにも難問故に,合格者なし
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- 基礎基本を定着させる向山型国語のポイント (第10回)
- ポイントを絞り込んでこそ“基礎・基本”の指導である
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- 向山型国語の知的発問づくり (第10回)
- 第一発問・第一指示4つの条件
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- 定時制高校で生徒を魅了する向山型国語の授業 (第4回)
- 暗唱から始める!古文・漢文の授業
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- 向山型「五色百人一首」で学級づくり (第4回)
- 暗唱教材として利用する
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- 向山型作文指導のポイント (第10回)
- 作文添削システム
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- テストの「解き方」指導で子どもに実力がつく (第4回)
- 「解き方」指導の組み立て
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- 問題文に探すヒントがある
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- 入門「向山型国語」11のパーツに挑戦 (第4回)
- 向山型一字読解
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- 〜我流は,細部に宿る〜
- TOSSランドを活用した国語の授業 (第10回)
- 障害児学級でも楽しく活用TOSSランド
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- 向山型国語をDEEPする
- 最高潮に展開する討論の授業
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- 〜宮沢賢治「やまなし」〜色の対比とイメージB〜
- 向山型国語で中学生も燃える (第10回)
- やんちゃ生徒が待っていたのはすっきりした授業だった
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- 腹の底からの実感! 向山型国語を知る前と後
- 指導の詰めが「子どもの事実」をつくる!
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- やんちゃ坊主が,「やった!」と涙した
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- やっぱり漢字指導システムはすごい!!
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- 漢字も授業中に指導せよ
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- 変化はある日突然に
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- 「こんな点数が取れるなんて,先生,夢のようです」―できる事実が子どもを変えていく―
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- 向山型国語で討論の授業 (第4回)
- 向山型国語の俳句の授業の定石
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- 向山型国語QA (第4回)
- 「何でもいいから書きなさい」では作文の力はつかない!
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- 読者のページ
- 編集後記
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- 向山型国語最新情報
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- 向山型国語に挑戦/指定教材 (第11回)
- なきがらや…(飯田蛇笏)
編集後記
◆2002年9月10日(火)。熊本の海浦小学校の吉永順一校長先生のお世話で管内校長会の研修会で1時間30分の講演をした。演題は「学力充実について」。40歳の教務主任を呼んで管理主事経験者,県の指導主事経験者の校長先生方約40名を前にしての講演だ。これだけの企画はそうそう実現するものではない。内容は,読み・書き・計算の指導法(向山型国語・向山型算数),インターネット(TOSSランド)を使った授業,教師修業としての模擬授業大会のVTR等で構成した。校長先生方は,必死にメモをされていた。講演終了後には,何人もの校長先生方からご挨拶をいただいた。若手教師をTOSSで修業させたいという校長先生からの申し出もあった。基礎学力の説明責任が学校に問われはじめて「子どもの事実」という当然であるはずの評価基準が認知されようとしている。
zukasama@h9.dion.ne.jp(椿原正和)
◆4年前,テポドンが私たちの頭上を通過して太平洋に撃ち込まれた時,私はすぐに授業した。向山氏は,『社会科教育』誌で日本中の教師に授業化を呼びかけた。当時,日本の学校で,一体何人の教師が,向山氏の呼びかけに応えただろう。授業した私には,猛烈な反発と批判,誹謗中傷が寄せられた。あれから4年。当時,私のテポドンの授業を批判した人たちは,すっかり口をつぐんでいる。誰が子どもの為に授業をし,誰が肉親を拉致された同胞の足を引っ張るような“仕事”をしたのだろう。向山氏の問題提起は,時代の先の先を読んだものだ。未だに「向山型国語」を批判し,「わけの分からない授業(単元学習等)」を擁護している人たちの発言を,私たちはしっかりと録音・録画しておきたいものだ。「テポドン擁護組」と同じように,歴史が彼らに痛烈な審判を下すことは間違いないのだから。
katazuka@try-net.or.jp(伴 一孝)
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- 明治図書