- 特集 対話的な学びを!「ペア・グループ学習」成功の秘訣
- 1 社会科における「ペア・グループ学習」課題と取り入れ方・活かし方
- 課題解決的な授業づくりと一体化させ,児童生徒の学びのニーズも生かせるペア・グループ学習を実現したい
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- 2 「ペア・グループ学習」をはじめるその前に!話し方・聞き方トレーニング
- 学習活動の質向上+αがポイント
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- 3 対話的な学びを実現する!「ペア・グループ学習」成功の秘訣
- ポスト・コロナにおける対話活動の形と可能性
- ポスト・コロナにおける寺子屋の復権と対話活動
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- 子どもの興味をひきつける!教材・課題づくりと準備
- 社会科論を踏まえた上で教材・課題の工夫を
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- 主体性を生む!対話を生み出す場づくりの工夫
- 一人で学び,そして共に学ぶ協同学習のために
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- 合意形成と発表・全体交流への学習過程ナビゲート
- 合意形成に向けて「建設的相互作用」が起きる授業過程
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- 今後の活動につなげる!まとめ・振り返りの工夫
- 「議論」する「ペア・グループ学習」の在り方・まとめ方
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- 4 「見方・考え方」を働かせて学ぶ!対話活動を深い学びに深化するポイント
- 子ども一人一人が問いをもち,自分の考えを深めていく活動をつくる
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- 5 【授業最前線】対話的な学びを!小学校「ペア・グループ学習」プラン
- 3・4年/身近な地域や市の様子・地域の生産や販売
- assessment・interactive・approachesで教職員の意識変革を!?
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- 4年/自然災害からくらしを守る
- 減災に向けた共助のあり方について話し合う
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- 5年/我が国の農業や水産業
- 多様な考えを生かした対話的な学びを
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- 5年/我が国の工業生産
- 対話の成立には,思考の自由を保障
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- 6年/我が国の政治のはたらき・世界の中の日本の役割
- オンライン学習の要素を取り入れ,対話的な学びを実現する
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- 6年/弥生時代〜第二次世界大戦
- 「問いの質」「学習形態」から対話を深める
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- 6 【授業最前線】対話的な学びを!中学校「ペア・グループ学習」プラン
- 地理的分野/世界の諸地域(ヨーロッパ州)
- 「対話」からより深い学びへ
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- 地理的分野/日本の諸地域
- ウィズコロナの対話的な学びは,正解のない課題とオンラインの活用を!
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- 歴史的分野/中世の日本
- 日常生活にいかすための教訓を考える授業
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- 歴史的分野/近世の日本・近代の日本と世界
- 市民育成へ向けた「本質的な問い」にもとづく対話的な歴史学習
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- 公民的分野/私たちと現代社会
- コンセンサスゲームで楽しく対話を進めよう
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- 公民的分野/私たちと政治
- 教室を民主的な空間へ
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- 7 【授業最前線】対話的な学びを!高等学校「ペア・グループ学習」プラン
- 地理/「ペア・グループ学習」における様々な思考の出会いが学びを深化させる
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- 歴史/疫病の歴史と人類の英知を学び現在を考える
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- 公民/対話を創造と発見の培養土に
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- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第17回)
- 単元の指導と評価の計画の作成についてA
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- スペシャリスト直伝!授業がもっとうまくなる社会科授業スキル (第5回)
- 考えを深める発問を作るスキル
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- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第5回)
- コロナ不況って何?〜経済活動の「自粛」がもたらすもの〜
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- 〜公民(不況)〜
- 新学習指導要領 社会科授業デザイン&評価のポイント (第5回)
- 新学習指導要領における学習評価(5)
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- ICTも有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第17回)
- 5年生/食料自給率の問題を考えて議論する
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- 見方・考え方を働かせる!単元を貫く学習課題でつくる中学社会ワーク (第5回)
- 発問の工夫で推移に着目させる学習
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- 〜中学歴史「鎌倉幕府の成立」〜
- 地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第5回)
- オリンピックをここで?なぜそこで?次はどこで?(地域)
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- 最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第11回)
- 中学校社会科の評価の構造(2)
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- 〜中学校社会歴史的分野における「単元の評価規準」〜
- 学びと社会がリアルにつながる!SDGsの視点でつくる公民授業 (第5回)
- 「目標6 安全な水とトイレを世界中に」をどう教材化するか
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- 社会科における深い学びの実現とは (第5回)
- 「深い学び」とは自己を再更新する連続的な学び
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- 銅像からわかる!つれづれ歴史散歩ガイド―目からウロコの教材づくり― (第5回)
- 維新の英雄・西郷はどこを見つめているか
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第269回)
- 福島県の巻
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- 編集後記
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編集後記
今回の改訂では「主体的・対話的で深い学び」がこれからの授業づくりの重要なキーワード・方向性として示され,その取り組みの一例として「グループ学習」などが挙げられています。小集団交流を取り入れることで,より多くの子供たちが,自分の考えを表現できるためです。
しかし,小学校では新しい学習指導要領・教科書に基づいた授業づくりが本格的に始まる年でしたが,二〇二〇年初頭から感染が拡大したコロナウイルスにより学校も三月から休校となり,学校現場では二カ月以上の休校を余儀なくされました。新型コロナウイルス対策で,ペア・グループ学習も制約されている状況です。
今回ご提案いただいている原稿は,そのような環境でご執筆いただいており,「3密」を防ぐなどの制約下で,工夫しながらどのように友達とコミュニケーションを取っていくか。また,ポスト・コロナにおける対話活動の形と可能性,オンライン学習の取り組み,インフルエンザなど感染症流行の際のグループ学習の方法,感染症を取り扱った授業づくりなどを含める形で,幅広くご提案いただいております。
全国の先生方の様々な取り組み・アイデアが,ウィズコロナの授業づくりで,奮闘されていらっしゃる現場の先生方の一助になれば,と願っております。
/及川 誠
なことは何なのか、考える助けとなりました。